三原勇希 × 田中宗一郎 POP LIFE: The Podcast

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プレイリスト〈POP LIFE〉でお馴染み、三原勇希&田中宗一郎をホストに、毎回ゲストを迎え、音楽、映画、様々なポップ・カルチャーを巡る「超・雑談」によって時代や社会の変化、そこに宿る興奮をキャッチ!Cover design & illustration by Yu Nagaba

#206 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は絶対に必見! Guests: 宇野維正、さやわか
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映画・音楽ジャーナリストの宇野維正とindigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )佐藤栄太郎の二人をゲストに迎え、それぞれの別の理由から忖度しまくるホスト二人と共に、クロエ・ジャオが監督を手がけた映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )を筆頭に、MCU作品をひたすらスポイラー炸裂でこまでも的確かつどこまでもボロクソに語る2連続エピソード最終回。今回の「超・雑談」もまた次々と以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――2020年代はガチであることより妥協しながらもリアルであることを求めるのが大事? メンバーそれぞれや互いの関係性が何よりBTSの魅力なのに政治的な正しさばかりが取り上げられるようになったのはあまり健康的ではない? クロエ・ジャオの表現の可能性はこれまでのキャリアによってむしろ狭められていた? 『エターナルズ』で解放された? 『エターナルズ』はMCUにとって特に必要のなかった作品? でもそういう作品も作っていくのが大事? 毎回『エンドゲーム』みたいな大感動作が続くと観てる方も作る方も体が持たない? ディズニー+さえ契約していれば取りあえず時間を持て余すことはない世界を生み出すことをディズニーは目論んでいる? MCU近作はとにかくイシューてんこ盛りでウンザリ? 『エターナルズ』はMCU史上もっとも賛否が割れている? でもこれまでMCU映画は賛否が割れなさすぎたことが問題だった? 中国からアメリカに出てきて自由にコンテンツに触れられるようになったクロエ・ジャオがファンガール映画を撮ったという事実には重みがある? 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は中国マーケットを意識した作品だったが『エターナルズ』は意識していない? そこに大きな転換がある? ここ20年くらいの映画産業の流れが変わる兆しがある? それはエンタメ業界だけではなく世界経済や世界政治の話にも関わる? 『エターナルズ』はセルシがクロエ・ジャオで、セルスティアルズが中国という見方が出来る? 『エターナルズ』は中国でも公開されていないし、中東でも公開されていない? 『エターナルズ』ではMCU初のセックス・シーンが描かれている? 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、イースターエッグ・マーケティングの奴隷になりつつあるMCUファンダムに、映画を楽しむポイントはそこにはないことを打ち出して欲しい? ホークアイとブラック・ウィドウの二代目がヘイリー・スタインフェルドとフローレンス・ピューという配役は最高? MCU映画は二回観るのが重要? やはりMCU映画はコミュニケーション・ツールとしても優れている? 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は怒りがテーマ? 今は抑圧的で描きにくい「怒り」というテーマを時代に合わせて新しく描けていれば面白い? 『ジョーカー』が地上波放送NGというのが話題になった? でも元々R指定映画なので最初から普通に放送されることはない? 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が三週間遅れで日本公開されることに怒り心頭? 日本ではドゥニ・ヴィルヌーヴ監督映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の配給収入がデヴィッド・リンチ監督映画『砂の惑星』を下回っている? そんな国は日本だけ? 日本では海外の映画がまともに配給されないことによって市場が瀕死の状態? 『ホークアイ』以降、MCUはクリスマス作品に力を入れていく? 年間365日のうち、クリスマスほど最高の日はない?――以下は参考資料です。ムーディマン(https://spoti.fi/3Dplk9v )、セオ・パリッシュ(https://spoti.fi/3HuDAkt )、the sign podcast「サウナ礼賛は科学か? オカルトか?」(https://spoti.fi/3qP2GEH )、BTS(https://spoti.fi/3no9DrM )、デスティン・ダニエル・クレットン2021年映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(https://bit.ly/3fTyDoX )、クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )、同じく2017年映画『ザ・ライダー』(https://bit.ly/3sIxepJ )、『ルーク・ケイジ』(https://bit.ly/3kFqkQf )、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(https://bit.ly/39yFRLZ )、ケイト・ショートランド2021年映画『ブラック・ウィドウ』(https://bit.ly/33ZydXv )、ゲイリー・ロス2012年映画『ハンガー・ゲーム』(https://bit.ly/3DsvDK5 )、キャサリン・ハードウィック2008年映画『トワイライト~初恋~』(https://bit.ly/2GncVeh )、アルフォンソ・キュアロン(https://bit.ly/3iAQdjR )、チャン・イーモウ(https://bit.ly/3qL5Mtj )、ジョン・ワッツ2021年映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(https://bit.ly/3uBfduJ )、『ワンダヴィジョン』(https://bit.ly/2OcPqZf )、『ホークアイ』(https://bit.ly/3oX8M3j )、リドリー・スコット2021年映画『最後の決闘裁判』(https://bit.ly/3DpXmex )、MARVEL STUDIOS TALK(https://spoti.fi/3isbTid )、ジョス・ウェドン2015年映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(https://bit.ly/39Wkzsg )、ルッソ兄弟2019年映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(https://bit.ly/2HMpYGX )、ジェームズ・ガン2021年映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(https://bit.ly/37DtZaq )、アンディ・サーキス2021年映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(https://bit.ly/3AsZlge )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2020年映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )、デヴィッド・リンチ1984年映画『砂の惑星』(https://bit.ly/3CrhL1g )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2017年映画『ブレードランナー 2049』(https://bit.ly/3uKdR1q )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 25

1 hr 12 min

三度の飯よりMCU映画とマーベル・コミックスが大好物な4人の出演者が集まって、最新MCU作品をどこまでも的確かつどこまでもボロクソに語ることで世界的に知られている当番組。心の底からMCU作品を愛するが故に批判的な言葉も辞さない映画・音楽ジャーナリストの宇野維正とindigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )佐藤栄太郎の二人をゲストに迎え、それぞれの別の理由から忖度しまくるホスト二人と共に、クロエ・ジャオが監督を手がけた映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )公開を機に今回もスポイラー炸裂でMCU回2連続エピソードをお送り致します。そんなこんなで今回の「超・雑談」もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――映画『ブラック・ウィドウ』(https://bit.ly/33ZydXv )公開時は「MCU近作にケチをつけているのは田中と宇野と佐藤だけ?」という状況だった? それから4ヶ月足らずでそれも変わってきた? 『エターナルズ』は一回観ただけだと情報量が多すぎて整理しきれない? 二回観た方が楽しめる? 『エターナルズ』はザック・スナイダー監督作品っぽい? 『エターナルズ』には高速で空を飛んだり高速で移動するキャラがいて、しかも敵キャラの大半がCGなので、あらかじめ優れた絵を撮るのが難しい運命にあった? 『エターナルズ』はMCU映画で初めてDC作品に言及した作品? 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(https://bit.ly/3fTyDoX )は前半は超楽しいが、後半が酷すぎる? 全般的にポスト・プロダクションの嵐で興醒め? バスの中で戦うシーンの映画的ダイナミズムは最高? 『エターナルズ』はオーディエンスがダイヴァーシティについて言及したい意欲を敢えてくすぐっている? いや、それは大前提であって作品の魅力はそこにはない? MCU映画は誰が監督でもある程度のアクション・シーンが撮れるようになっている? いや、『エターナルズ』のアクション・シーンはクロエ・ジャオがコンテを全部切ったと本人が言い張っている? でも『エターナルズ』には記憶に残るようなアクション・シーンはない? 優れたアクション・シーンを撮るには舞台を選ばないと駄目? エターナルズたちの特殊能力の設定の説明がもっと必要だった? いや、そんなものはどうでもいい? ティアマットが海岸で凍り付いている絵は最高? プロダクションのレベルで言うと『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )はカニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )? 『エターナルズ』はトラヴィス・スコット(https://spoti.fi/387YNjg )? 『DUNE/デューン 砂の惑星』はアートで、『エターナルズ』は子供騙し? 『エターナルズ』はクロエ・ジャオ版のファンガール/腐女子映画? 『ハンガー・ゲーム』(https://bit.ly/3DsvDK5 )シリーズや『トワイライト』(https://bit.ly/2GncVeh )シリーズの最新型? 80年代日本のトレンディドラマ『男女7人夏物語』(https://bit.ly/3oU0RUx )そのもの? クロエ・ジャオによるHBOシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )の二次創作? 『スターウォーズ』とテレンス・マリックのアマルガム? BTSへの言及やハリー・スタイルズの起用にもクロエ・ジャオの腐女子マインドが透けている? エターナルズそれぞれの関係性をきちんと描くのはクロエ・ジャオがやりたかったこと? セナの精神疾患は個人の責任ではなく社会の責任であるという描き方がされていて、それで救われるオーディエンスも多いはず? セルシがカメラを向けられたときに上手く自己紹介が出来ないのは就職活動に困っている学生のメタファー? セルシの存在は優秀な女性が自己評価が低くなりがちだということを象徴している? 『エターナルズ』は恵まれた人たちの話なので現代社会のアナロジーにはなっていない? むしろバブル時代や富裕層や特権階級のアナロジー? セルシにはクロエ・ジャオ本人が投影されている? イカリスが泣いて謝るシーンは新たな男性像を提示している? 『エターナルズ』には植民地主義、ヨーロッパの白人の傲慢さが投影されている? それを批判も肯定もしていないのが問題? むしろそれをダイヴァーシティのあるキャスティングで誤魔化している? その中でエクスキューズの役割を果たしていたドルイグだけが納得できる存在だった? 『エターナルズ』が描いているのは植民地主義? いや、人類と動物や家畜の関係を描いている? 『エターナルズ』のプロットは『サイボーグ009』にそっくり?――以下は参考資料です。クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )、同じく2017年映画『ザ・ライダー』(https://bit.ly/3sIxepJ )、ジェームズ・ガン2017年映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(https://bit.ly/30uH8Cn )、ルッソ兄弟2014年映画『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(https://bit.ly/3jsdvpE )、ジョン・ワッツ2019年映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(https://bit.ly/2MBWRsM )、ライアン・クーグラー2018年映画『ブラックパンサー』(https://bit.ly/3j0cgxM )、ジェームズ・マンゴールド2017年映画『LOGAN/ローガン』(https://bit.ly/3wSNkjF )、ザック・スナイダー2009年映画『ウォッチメン』(https://bit.ly/3FootXX )、『ザ・ボーイズ』(https://bit.ly/2YUvCMn )、『ロキ』(https://bit.ly/2XmoXNB )、吉田秋生『バナナフィッシュ』(https://bit.ly/3mbcJ16 )、BTS(https://spoti.fi/3no9DrM )、ハリー・スタイルズ(https://spoti.fi/3vHUJjv )、冨樫義博『幽遊白書』(https://bit.ly/2GuKMlm )、ロバート・ゼメキス1985年映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(https://bit.ly/3xPJGXD )、同じく1994年映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』(https://bit.ly/3mxqlG9 )、チャック・ベリー(https://spoti.fi/3w1oqvX )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 25

1 hr 9 min

アニメ・スタジオTRIGGER Inc.(以下、トリガー)がマジやばい!ことを改めて全世界に大声で発信していこう!という趣旨の、m-flo / block.fm の☆Taku Takahashiのプレゼンテーション回第二弾。☆Takuを傍から強力にサポートするのは、熱烈なトリガー作品ファン豊田圭美。二人が選んでくれた「トリガー作品はここから観ろ!」リストは以下の通りなので、是非オーディエンスの皆さんもどうぞ。①TVシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の第3話「THE TWINS」(https://bit.ly/3nV14pL )、②映画『プロメア』(https://bit.ly/3nRXAEA )、③TVシリーズ『Panty & Stocking With Garterbelt』内「D City Rock」MV(https://bit.ly/3w9hrTm )、「Fly Away」変身シーン(https://bit.ly/3nWKx4T )、④TVシリーズ『BNA』第1話「Runaway Raccoon」(https://bit.ly/3k4r9l8 )、⑤TVシリーズ『リトルウィッチアカデミア(TVシリーズ)』シーズン1第1話「新たなる始まり」(https://bit.ly/3k1SdBI )、⑥TVシリーズ『キルラキル』最終第24話(https://bit.ly/3mFUyE2 )。これ以外のトリガー作品もこのキャプション内にリンクが貼ってあるので、皆さんも気になった作品にどしどしアクセスしてみて下さい。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――映像全般作品に関しては脚本重視、映画よりTVシリーズ寄りのテイストの☆Takuも、演出や形式重視、TVシリーズよりも映画を偏愛するホスト田中も興奮出来るのがトリガー作品? トリガー作品には70年代までの日本の2Dアニメーションに対する愛着がある? 『キルラキル』は女性版『男組』(https://bit.ly/31hfOHU )? 『キルラキル』は70年代東映映画『女囚さそり』(https://bit.ly/3pZcKKY )シリーズにも影響されている? 永井豪作品『キューティーハニー』(https://bit.ly/3mHKni8 )もルーツのひとつ? 『キルラキル』では過激な露出の「戦う女性」を男性が描いていることってどうなの? ミレニアム前後あたりから日本のアニメには『魔法少女まどか☆マギカ』(https://bit.ly/3mE7dqX )のように戦う女性に責任を負わせる作品が増えた? かつて日本のアニメ文化は大人になったら卒業する日陰の存在的なカルチャーだった? それが産業が巨大化して社会的に認められるようになってから作品の傾向が変わった? アニメは実写ではやれないことをやれるアートフォーム? 重力や物理現象を超えた表現がアニメの醍醐味? 『プロメア』は絵と色の表現が新しかった? その色彩表現は『プロメア』以降のトリガー作品のシグネチャー? 登場人物が歌舞伎のように見得を切ったり高らかにセリフを歌い上げるのがトリガー節? そこはフィクションだからこそのリアリティを追及していて最高? 日常のシーンがほとんどなくてずっと戦っている『プロメア』はちょっとしんどい? 『プロメア』の作品的な肝はストーリーではなく視覚的快楽? 『リトルウィッチ アカデミア』はキャラクターの成長がちゃんと見える? 『グリッドマン』はマンブル系? もしかしてトリガー制作のベスト作品は『宇宙パトロールルル子』? 『リトルウィッチ アカデミア』はめっちゃ『ハリー・ポッター』? 『BNA ビー・エヌ・エー』の主人公はどのコミュニティにも属せないマージナルな存在? つまりミスター・スポック? 主人公が熱くて明るくて如何にも主人公的に描かれるのはトリガー作品の特徴? 中島かずきが劇団新幹線で座付きをやっているからこそトリガー作品はセリフできちんと物を言わせる脚本が多い? スタジオ・カラーは庵野秀明がリーダーとして際立っている? スタジオ・トリガーはスタジオ的な集団の強みを感じさせる? ジブリは何を作るべきということに縛られている? ガイナックス~カラーは果たさなくてはいけない目標が明確にあるがゆえにそこに縛られている? トリガーは自由かつ、いい意味でだらしない? トリガーが外部コラボレーターを迎えることに抵抗がないのもいい? それが結果的に作風のヴァリエーションに繋がっている? 多くのアニメ・スタジオは社会化することの葛藤を抱えながら大きくなっていく? トリガーには学生ノリがいい意味で残っているのが魅力? POP LIFE: The Podcastのオーディエンスにお勧めしたいトリガーのゲートウェイ作品は『BNA ビー・エヌ・エー』? 様々な現代的文脈とトリガーらしさがうまく混ざり合っている? トリガーの特異性がわかりやすく伝わるという点では『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』を最初に観てもいい? やっぱりまずはTakuがプロデュースした『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』のサウンドトラックから?――以下は参考資料です。『キルラキル』(https://bit.ly/3mFUyE2 )、中島かずき脚本、今石洋之監督2019年映画『プロメア』(https://bit.ly/3nRXAEA )、『天元突破グレンラガン』(https://bit.ly/3w9D4mL )、『プロメア』(https://bit.ly/3nRXAEA )、『リトルウィッチ アカデミア』(https://bit.ly/3k1SdBI )、『SSSS.GRIDMAN』(https://bit.ly/3GHWBQ9 )、『宇宙パトロールルル子』(https://bit.ly/3GLfzFr )、『BNA ビー・エヌ・エー』(https://bit.ly/3k4r9l8 )、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(https://bit.ly/2ZMpzh9 )、『サイバーパンク2077』(https://bit.ly/3wcaFw6 )、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』サウンドトラック(https://spoti.fi/2ZNYJVe )、『新世紀エヴァンゲリオン』(https://bit.ly/3ekY5U2 )、『機動戦士ガンダム』(https://bit.ly/31gRNNX )、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(https://bit.ly/3q2wVYl )、『カウボーイビバップ』(https://bit.ly/3GNkfdJ )、『サムライチャンプルー』(https://bit.ly/3EHuZZr )、『未来少年コナン』(https://bit.ly/3f1Dx20 )、『北斗の拳』(https://bit.ly/2GmLFwC )、庵野秀明2003年映画『CUTIE HONEY キューティーハニー』(https://bit.ly/3bA6ktt )、庵野秀明総監督、今石洋之監督2004年アニメ『Re:キューティーハニー』(https://bit.ly/3GXBNnV )、『デビルマン』(https://bit.ly/3mNiHZD )、『Devilman Crybaby』(https://bit.ly/3CVZpa5 )、『ワイリー・コヨーテとロード・ランナー』(https://amzn.to/3k20vti )、『平成狸合戦ぽんぽこ』(https://bit.ly/31g5AHN )、ロバート・ゼメキス1988年映画『ロジャー・ラビット』(https://bit.ly/3mFbIl4 )、『ドラえもん』(https://bit.ly/3nZQUoa )、『名探偵コナン』(https://bit.ly/2ZYM8iq )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 18

1 hr 12 min

アニメ・スタジオTRIGGER Inc.(以下、トリガー)がマジやばい――前回の「スター・トレック回」に続き、m-flo / block.fm の☆Taku Takahashiのプレゼンテーション回第二弾。2011年に『エヴァンゲリオン』シリーズの制作スタジオとしてもお馴染みガイナックスから独立した大塚雅彦、今石洋之、舛本和也らが設立した制作スタジオ、トリガー作品を縦横無尽に語っていこう!という趣旨の2連続エピソード第一回。「私とトリガー作品との距離は日本とブラジルくらい遠く離れてる。そもそも存在さえ知らんし(©︎三原勇希)」と感じているオーディエンスの皆さんにこそ聴いて欲しいです。プレゼンテーターの☆Takuを傍から強力にサポートするのは、そもそもはホスト田中の編集者仲間でもある豊田圭美。アニメ文化全般にはほぼ興味はないが、とにかく熱烈なトリガー作品ファンである彼女が今回の「超・雑談」を最高にドライヴさせてくれます。二人が選んでくれた「トリガー作品はここから観ろ!」リストは以下の通り。①TVシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の第3話「THE TWINS」(https://bit.ly/3nV14pL )、②映画『プロメア』(https://bit.ly/3nRXAEA )、③TVシリーズ『Panty & Stocking With Garterbelt』内「D City Rock」MV(https://bit.ly/3w9hrTm )、「Fly Away」変身シーン(https://bit.ly/3nWKx4T )、④TVシリーズ『BNA』第1話「Runaway Raccoon」(https://bit.ly/3k4r9l8 )、⑤TVシリーズ『リトルウィッチアカデミア(TVシリーズ)』シーズン1第1話「新たなる始まり」(https://bit.ly/3k1SdBI )、⑥TVシリーズ『キルラキル』最終第24話(https://bit.ly/3mFUyE2 )。そんなこんなで、「スター・トレック回」に続く「三原勇希試練回」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』(https://bit.ly/31gU5zS )のサウンドトラックは☆Takuのプロデュース? このサウンドトラック(https://spoti.fi/2ZNYJVe )はトリガー作品のゲートウェイとして最適?『天元突破グレンラガン』(https://bit.ly/3w9D4mL )は21世紀には流行らないガッツやパッションを炸裂させたアツい作品? 『グレンラガン』は『エヴァ』的なロボット・アニメに対するカウンター? 昭和後期的なレトロ・ロボット・アニメを復活させようとして作られた? 『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』は優れたスキルに裏打ちされた悪ふざけ? 小学生レベルの下ネタ満載? ガイナックスの中でも『パンティ&ストッキング』が賛否が割れたことで、その制作チームが独立してトリガーを立ち上げることになった? 70年代までのアニメ業界はマッド・サイエンティスト的な監督に振り回されるブラック企業的な環境だった? トリガーのように悪ふざけだけで構成したような作品を商業的に作れる今は健康的? アメリカのアニメ・コンベンションで☆TakuがDJが出来るのは『パンティ&ストッキング』のサントラを手掛けた影響が大きい? トリガーは日本よりもむしろ海外の方が人気がある? 『パンティ&ストッキング』は不適切カートゥーン・アニメをアメリカよりも先にやった? 『パンティ&ストッキング』は敢えて「萌えない女の子」を描こうとした? トリガーは常にアニメ界のオルタナティヴな可能性を探し続けている? 『キルラキル』は現代的な3Dアニメーションと60~70年代的なリミテッド・アニメの融合が最高? トーン&マナーとして不適切さかつ不謹慎なところが67年の杉井ギサブロー作品『悟空の大冒険』(https://bit.ly/3bCyQun )を思い起こさせる? 『キルラキル』の変身シーンにおけるセーラー服が女性器に食い込む表現は政治的に正しいのか間違っているのか? 女性の主体性を表現しているから絶対的に正しい? 『キルラキル』はバリントン・J・ベイリーのSF小説『カエアンの聖衣』(https://bit.ly/3w8F66A )に影響されている? 『キルラキル』が敢えて雑に適当な背景を描いているのはCGによる綺麗な描写に対するカウンター? 『グレンラガン』も『キルラキル』も格差社会という現代的イシューを前景化させずにさらりと描いているところが最高? トリガー作品は基本的にコミカルで、シリアスになりすぎない? トリガー作品は最高のまがいもの? 誰もが引用でしか作品を作れないことを肯定的に捉えている? そのアティテュードはブルーノ・マーズに近い? 本物が大事というのは『スター・トレック』ではなく『スター・ウォーズ』的な価値観? トリガーが手掛けた『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の第3話「THE TWINS」は、もはや『スター・ウォーズ』ではなくトリガーそのもの? 当番組のアベンジャーズの一人、さやわか脚本の『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の第8話「のらうさロップと緋桜お蝶」は血統主義を否定する話? 『スター・ウォーズ』内『スター・ウォーズ』カウンターをやっている?――以下は参考資料です。『BNA ビー・エヌ・エー』(https://bit.ly/3k4r9l8 )、『宇宙パトロールルル子』(https://bit.ly/3GLfzFr )、『キルラキル』(https://bit.ly/3mFUyE2 )、『リトルウィッチ アカデミア』(https://bit.ly/3k1SdBI )『スター・トレック:ローワー・デッキ』(https://amzn.to/3BElmc3 )、TeddyLoid(https://spoti.fi/3bIzJkV )、ポーター・ロビンソンン(https://spoti.fi/3nWMVII )、『ベイマックス』(https://bit.ly/3GORM7k )、手塚治虫『ぼくの孫悟空』(https://bit.ly/3BGb3UZ )、『美少女戦士セーラームーン』(https://bit.ly/3EAM9YC )、『ふたりはプリキュア』(https://bit.ly/2ZXK2iR )、『ワンピース』(https://bit.ly/3idrG0w )、『NARUTO -ナルト-』(https://bit.ly/3GNfmkT )、ビクトル・エリセ1973年映画『ミツバチのささやき』(https://bit.ly/3eleA2A )、シルク・ソニック(https://spoti.fi/3mixyZZ )、ブルーノ・マーズ(https://spoti.fi/3pUw2hH )、アンダーソン・パーク(https://spoti.fi/3GM778T )、スティーヴィー・ワンダー(https://spoti.fi/3iVMD28 )、ポリス(https://spoti.fi/3vuuVb2 )、KM(https://spoti.fi/3FkZbL2 )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 18

1 hr 4 min

もし世界中のすべての人々が『スター・トレック』的な価値観を持っていさえすれば、戦争やテロ、格差、差別、気候変動といったあらゆる不条理やイシューはすべて解決します。本当です。バルカン人は嘘はつきません。m-flo / block.fmの☆Taku Takahashi、音楽・映画・文化あらゆる情報の百貨店、丸屋九兵衛と、ホスト田中という面倒臭いトレッキー(『スター・トレック』ファンの総称)3人に囲まれた三原勇希が価値観の違いを超えて、互いに尊重をし合うことの難しさに向き合うというミッションを与えられた「三原勇希試練回」こと「スター・トレック回」最終エピソード。そう、これは当番組のオーディエンスの皆さんにとっても試練の回。私は問いたい。あなたはこんな難儀な場所にいきなり放り込まれた時にも「yIHoH!」という殺意の言葉を胸にしまい、勇希ちゃんのように笑っていられますか? 「fascinating(興味深い)」と呟きながら、怒りや恐怖を好奇心に置き換え、何かを学ぶという態度を自らに課すことが出来ますか?――そう、これこそまさに『スター・トレック』という作品が半世紀を超え、我々人類に与えてきた哲学的な問いに他ならないのです(言うとくけど、これはトーン・ポリシングとちゃうで💢)。でも無理しないで下さい。ゆっくりとじっくりと未来を変えていきましょう。長寿と繁栄を🖖。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『スター・トレック』で使われているクリンゴン語には辞書がある? 映画6作目『スター・トレックVI/未知の世界』(1991)ではボーンズ、スポック、カークというまったく違う価値観を持ち、常にぶつかり合ってきた三者が見事な融和を果たす理想の未来に誰もが号泣必至? ミスター・スポック役のレナード・ニモイの交渉術は自分の人生の参考にしたいほど見事? 映画5作目『スター・トレック5/新たなる未知へ』(1989)ではカーク役のウィリアム・シャトナーが自分もやりたいと言って監督になった? でもその映画は大コケ? 映画6作目でスポックが絶体絶命の瞬間に生まれて初めて冗談を言う瞬間、それに対するボーンズの返答に号泣必死? 91年の映画6作目ではチェルノブイリ原発事故とベルリンの壁崩壊についての映画? クリンゴンはソ連や黒人やアジア人などアメリカにとって異質な存在のメタファー? 『スター・トレック』の歴史はリベラルの変遷の歴史? 出演俳優の価値観やアイデアが反映されることで『スター・トレック』は発展してきた? iPhoneの絵文字にバルカンと入力すると🖖が出てくる? すべてのキャラクターの中でカークが一番魅力的? それは彼が愚かで欠点だらけの人類の象徴だから? カークはアメリカという国家の光と影を代表している? カーク役のウィリアム・シャトナーは日本の役者で言うとキムタク? どんな役を演じてもウィリアム・シャトナーはウィリアム・シャトナーにしかならない? カークと対照的なピカードは理想的な上司像? ピカードに学ぶ部下との接し方というビジネス本が存在する? 『スター・トレック』は葛藤の話? TVシリーズ第4作目『ヴォイジャー』(1995-2001)は家族を守るために法の掟を全部破っていく肝っ玉母さんの話? 現代の『スター・トレック』には中間がなく真っ二つに分断されている社会状況が反映されている? 『スター・トレック』で一番面白いのはTVシリーズ第2作から第4作まで? それは冷戦の終わりから9.11まで? 9.11以降はフィクションが現実に追い越された? MCU映画『エンドゲーム』は映画6作目『スター・トレックVI/未知の世界』へのオマージュ満載? トレッキーとトレッカーの違いって? TVシリーズ7作目『ピカード』(2020-)はまるで『24』? 『ミッション:インポッシブル』? トレッキー同士でもどの『スター・トレック』が好きかという論争に結論は出ない? TVシリーズ6作目『ディスカバリー』(2017-)は2010年代のアイデンティティ・ポリティクスの問題を反映させている? 『ピカード』はトランプ政権下のアメリカの混乱を反映させている? どちらも『スター・トレック』らしく時代を反映していると言えるが、『スター・トレック』的な理想主義や楽観主義がやや希薄? セス・マクファーレン製作・主演の『宇宙探査艦オーヴィル』はあまりに『スター・トレック』っぽいので『セス・トレック』と呼ばれている? 2010年代以降の作品の中ではアニメ・シリーズの『ローワー・デッキ』(2020-)が一番『スター・トレック』の伝統を引き継いでいる? J・J・エイブラムスが関わった『スター・トレック』の映画3作はそのオマージュの仕方がいやらしくてムカつく? 『ローワー・デッキ』のオマージュにはいやらしさが一切ない? 脚本家のアレックス・カーツマンが『ピカード』を作ったときに「このシリーズはトランプ支持者には見てほしくない」と言ったのは『スター・トレック』のクリエイターにあるまじき態度? 『スター・ウォーズ』は特権階級の話だが、『スター・トレック』の世界観にはヒエラルキーがない? 『ローワー・デッキ』にもちゃんと落ちこぼれの立場から描かなくてはいけないという意識がある? 否定してキャンセルするのではなく、からかうことはきちんとしたコミュニケーションの第一歩? からかうことで摩擦が起きるかもしれないが、まずはコミュニケーションを始めるというのが『スター・トレック』的な価値観?――以下は参考資料です。『スター・トレック/宇宙大作戦』(https://bit.ly/34RjluL )、『新スター・トレック』(https://bit.ly/3BKLJgl )、『スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン』(https://bit.ly/3k3l2O1 )、『スター・トレック:ヴォイジャー』(https://bit.ly/3wf7moe )、『スター・トレック:エンタープライズ』(https://bit.ly/3EHd7xW )、『スター・トレック:ディスカバリー』(https://bit.ly/2ZRfLlK )、『スター・トレック:ピカード』(https://bit.ly/2Yf3KGa )、ロバート・ワイズ1979年映画『スター・トレック』(https://bit.ly/3420ZYe )、ニコラス・メイヤー1982年映画『スター・トレック2/カーンの逆襲』(https://bit.ly/3EDrCTl )、レナード・ニモイ1984年映画『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!』(https://bit.ly/3CVevN3 )、レナード・ニモイ1986年映画『故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4』(https://bit.ly/3wf40kT )、ウィリアム・シャトナー1989年映画『スター・トレック5/新たなる未知へ』(https://bit.ly/3bzfQNg )、デヴィッド・カーソン1994年映画『スター・トレック ジェネレーションズ』(https://bit.ly/3BFaYB0 )、ジョナサン・フレイクス1996年映画『スター・トレック ファーストコンタクト』(https://bit.ly/3CIh8l9 )、ジョナサン・フレイクス1998年映画『スター・トレック/叛乱』(https://bit.ly/3q1LVG7 )、スチュアート・ベアード2002年映画『ネメシス/S.T.X』(https://bit.ly/3bByvYN )、J・J・エイブラムス2009年映画『スター・トレック』(https://bit.ly/3BDOrEn )、ジャスティン・リン2016年映画『スター・トレック BEYOND』(https://bit.ly/3iF3Ca9 )、J・J・エイブラムス2013年映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(https://bit.ly/3w9QgIj )、『スター・トレック:ローワー・デッキ』(https://amzn.to/3BElmc3 )、スタンリー・クレイマー1967年映画『Guess Who's Coming to Dinner(邦題:招かれざれる客)』(https://bit.ly/3HcJ0k7 )、ルッソ兄弟2019年映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(https://bit.ly/2HMpYGX )、同じく2018年映画『インフィニティ・ウォー』(https://bit.ly/3D2Zzwo )、セス・マクファーレン2012年映画『テッド』(https://bit.ly/3mUyndB )、『宇宙探査艦オーヴィル』(https://bit.ly/3mUKCH2 )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 11

1 hr 18 min

60年代半ばの黒人公民権時代における社会変化の機運と並走することで生まれた『スター・トレック』こそがすべてのポップ・カルチャーの始祖的存在であり、本当の意味でのリベラル的な価値観を世界中の多くの人々に植え付けたいまだアクチュアリティを持つ人類にとっての偉大な遺産。という事実に対して1ミリの疑いも持ってはいませんが、皆さんには特にお薦めしません。他の別段どーでもいいコンテンツにアクセスして、一喜一憂していればいいと思います。だが、誰もが『スター・トレック』の偉大さと功績に気づく未来が必ず待っている――それが、何よりも『スター・トレック』を愛していると公言して憚らないホスト田中がこれまでずっと『スター・トレック』を当番組で取り上げようとはしなかった理由です。ただ、『スター・トレック』をこよなく愛す自分以外の人がいるなら話は別。というわけで今回はメイン・ゲストであるm-flo / block.fmの☆Taku Takahashiのプレゼンテーション回。彼の唯一の(!)トレッキー仲間でもある編集者、評論家、あらゆる情報の百貨店、丸屋九兵衛をさらなるゲストに召喚しつつ、55周年を迎える『スター・トレック』をモチーフに今回から2連続エピソードでお届け致します。まずは☆Takuが作った資料『スター・トレック攻略法』(https://bit.ly/3qsGW1o )を是非お読み下さい。ここには彼がレコメンドするビギナーズ・ガイド作品4作品もあります。それを受けてホスト田中が選んだビギナーズ・ガイド作品は、映画4作目『故郷への長い道/スター・トレック4』(監督レナード・ニモイ1986年作品 https://bit.ly/3wf40kT )と、映画6作目『未知の世界/スター・トレック6』(監督ニコラス・メイヤー1991年作品 https://bit.ly/3EJ7gbw )の二作品。観てから今回のエピソードを聴くもよし、今回のエピソードを聴いてから観るのもよし。「今での人生で『スター・トレック』の話をしたことは一度もなかった(©︎三原勇希)」オーディエンスの皆さんにとっては試練の回になるかもしれません。ははは。かくしてスーパーナード3人と試練に向き合う勇希ちゃん4人による超ハイコンテクストな今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――未来宇宙という舞台を使いながら現代社会における哲学的な問いをコメディ・タッチで描く人間ドラマが『スター・トレック』? 『故郷への長い道/スター・トレック4』は80年代のエコロジー意識の高まりと歩調を合わせた捕鯨反対映画? TVシリーズ第1作目『スター・トレック』(https://bit.ly/34RjluL )は米ソの冷戦真っ只中の66年に始まった? 人種問題など現実世界のタブーをファンタジーの世界に置き換えて描いた? 物語の中に政治的メッセージを忍び込ませるという手法は、江戸時代の滑稽本『偐紫田舎源氏』や南米のポルノ映画をはじめ、様々な時代と地域で行われてきた? そもそも『スター・トレック』と『スター・ウォーズ』はまったく別物? 日本におけるファンの人口比は100対1で『スター・ウォーズ』の方が圧倒的に多い? 初代『スター・トレック』は人気がなくて打ち切りに? 日本のコミケやコスプレの源流は『スター・トレック』のコンベンション? BL的な想像力/スラッシュ・ファンタジーの起源は『スター・トレック』? 打ち切りから10年近く経って『スター・トレック』の続編が作られた理由は『スター・ウォーズ』の大ヒット? 『スター・トレック』のファンを指すトレッキーはオックスフォード辞典に載っている唯一のファンの名称? ファンダム/ファンカルチャーという考え方も『スター・トレック』から生まれた? 映画第1作目『スター・トレック』(監督ロバート・ワイズ1979年作品 https://bit.ly/3420ZYe )は熱心なトレッキーでさえも寝落ちする? 最初と最後の20~30分だけ見ればOK? 『スター・トレックVI/未知の世界』は号泣必至? だが、デヴィッド・ボウイの奥さん、イマン・アブドゥルマジドの無駄使い? ベトナム戦争時代の学生たちがアメリカ大統領にしようと言っていたフィクション上のキャラクターは『指輪物語』のガンダルフと『スター・トレック』のミスター・スポックと『ピーナッツ』のスヌーピーだった? 『スター・トレック』は罪深い国家アメリカの外交政策の映し鏡になっている? 『スター・トレック』は社会のメインストリームになり得ないナードたちに寄り添う姿勢を見せた初めての番組? 『スター・トレック』は情熱的でヒューマニストのボーンズ、知的で論理的なスポック二人の対立という哲学的な問いをカークが荒唐無稽な方法で解決するというメカニズムで出来ている? スポックがどれだけ偏見や差別的な言葉をぶつけられても絶対に怒らず、「ファシネイティング=興味深い」と受け入れる態度こそ非常に示唆的? 『スター・トレック』には必ず社会的に理解されないマイノリティが出てくる? そのマイノリティたちが自分たちの居場所を作り出したり、社会が彼らを受け入れていくお話が『スター・トレック』? 『スター・トレック』の世界では26世紀になるとスティーヴィー・ワンダーはホメロスやモネと並ぶ盲目の偉人として歴史に名が刻まれている? 現在は長い歴史の一コマに過ぎず、それを未来に繋げていくにはどうしたらいいかということを考えさせられる? 『スター・トレック』には本物のスティーヴン・ホーキングが出演している? ガラケーが二つ折りだったのは『スター・トレック』でカークが使っていた通信機が二つ折りだったから? iPadのデザインも『スター・トレック』に出てくる電子書類=パッドが元になっている? 『スター・トレック』が好きでNASAに入った、科学者になったという人だらけ? 『スター・トレック』は常にその時代の常識を疑い、楽観性と理想主義を担保しながら、可能性を追求することをオファーする作品? 60年代の作品にもかかわらず、様々な人種や性別の登場人物が活躍する『スター・トレック』は画期的だった? ウーピー・ゴールドバーグは『スター・トレック』で黒人女性が召し使い役ではなく主要人物の一人として出てきたことに衝撃を受け、俳優を目指した? その後、大スターになったウーピーはほぼノーギャラで『スター・トレック』に出演した?――以下は参考資料です。『新スター・トレック』(https://bit.ly/3BKLJgl )、『スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン』(https://bit.ly/3k3l2O1 )、『スター・トレック:ヴォイジャー』(https://bit.ly/3wf7moe )、『スター・トレック:エンタープライズ』(https://bit.ly/3EHd7xW )、『スター・トレック:ディスカバリー』(https://bit.ly/2ZRfLlK )、『スター・トレック:ピカード』(https://bit.ly/2Yf3KGa )、ニコラス・メイヤー1982年映画『スター・トレック2/カーンの逆襲』(https://bit.ly/3EDrCTl )、レナード・ニモイ1984年映画『スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!』(https://bit.ly/3CVevN3 )、ウィリアム・シャトナー1989年映画『スター・トレック5/新たなる未知へ』(https://bit.ly/3bzfQNg )、デヴィッド・カーソン1994年映画『スター・トレック ジェネレーションズ』(https://bit.ly/3BFaYB0 )、ジョナサン・フレイクス1996年映画『スター・トレック ファーストコンタクト』(https://bit.ly/3CIh8l9 )、ジョナサン・フレイクス1998年映画『スター・トレック/叛乱』(https://bit.ly/3q1LVG7 )、スチュアート・ベアード2002年映画『ネメシス/S.T.X』(https://bit.ly/3bByvYN )、J・J・エイブラムス2009年映画『スター・トレック』(https://bit.ly/3BDOrEn )、ジャスティン・リン2016年映画『スター・トレック BEYOND』(https://bit.ly/3iF3Ca9 )、J・J・エイブラムス2013年映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(https://bit.ly/3w9QgIj )、『スター・トレック:ローワー・デッキ』(https://amzn.to/3BElmc3 )、オーガスタス・パブロ(https://spoti.fi/3k26jD8 )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2021年映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )、青池保子『エロイカより愛をこめて』(https://bit.ly/2FnLGQA )、竹宮惠子『風と木の詩』(https://bit.ly/3CIuFZN )、萩尾望都『ポーの一族』(https://bit.ly/3CVgsZT )、エミール・アルドリーノ1992年映画『天使にラブ・ソングを…』(https://bit.ly/3pWO1Hc )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 11

1 hr 10 min

HBO製作ドキュメンタリー作品『殺戮の星に生まれて』(https://bit.ly/3aDLbOh )を中心にお送りした前回エピソードは、POP LIFEアベンジャーズの初期メンバー小林雅明選定による「2021年映像作品ベスト3選」。そして今回エピソードは、同じく小林雅明選定による「2021年音楽作品ベスト3選」です。まずは英国歴代のクラブ音楽を紹介してきたDJジャイルス・ピーターソンとインコグニート(https://spoti.fi/3p2099l )のプルーイの二人組①ストラータのアルバム『アスペクツ』(https://spoti.fi/3lCpwfI )。②カリ・ウチス2ndアルバム(https://spoti.fi/3CFG3FH )からの先行カット“テレパティーア”(https://bit.ly/2YKWja5 )。③アーマンド・ハマー、ジ・アルケミストのアルバム『ハラム』(https://spoti.fi/3mQPwDt )の三作品です。参考として①に触発された小林が思わず作ってしまった、ストラータの曲と70年代後半~80年代初頭のブリッド・ファンクの曲を交互に配置したSoundCloudミックス(https://bit.ly/3v7pUpO )も最高にご機嫌なので是非お聞き下さいませ。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――ストラータのアルバム『アスペクツ』は、スムースなお洒落系音楽? バッドバッドノットグッドやエマ・ジーン・サックレイといったUKジャズとも近い? 歴史化されていないブリット・ファンクという音楽を歴史化しようという試み? 80年代当時ニューウェイヴやポストパンクのバンドはみんなファンクをやっていた? それは日本にまで伝わってきていたが、ブリット・ファンクはその言葉自体も日本ではほぼ流通していなかった? タイラー・ザ・クリエイターやサンダーキャットはブリット・ファンクから影響を受けたと公言している? それもジャイルスがブリット・ファンクに取り掛かったひとつの契機? カリ・ウチス”テレパティーア”は最後に「テレパティーア」という言葉にたどり着くまで、最初からずっと「イーア」で韻を踏んでいるのが気持ちいい? 曲の最後がスクリューで終わるのはどうして? それってテレパシーの音? オールドスクールのレゲトンをもう一度蘇らせるのが2020年のレゲトンのトレンド? カリ・ウチスはその流れにそのまま乗るのではなく、昔の曲のカヴァーをやるなど、ちょっと違った面白さがあった? 母国語のスペイン語で歌っているのもいい? 最近のレゲトンのヒットと較べると、カリ・ウチスは良くも悪くもエレガントで古典的? カリ・ウチスを聴いているとラヴェル“ボレロ”を思い出す? カリ・ウチスの1stアルバムはオールドスクールなディーヴァ感もあったが、自己隔離期間がテーマになっているEPを挟んで、今回のアルバムはドリーミーになっている? アリアナ・グランデ『ポジションズ』にも通じるエレガントな官能性がある? “テレパティーア”はパンデミックで会えないという設定でも聴ける? そういう意味では2021年的? アーマンド・ハマー&ジ・アルケミスト『ハラム』にはカオスなストリート感がある? これを聴いていると「メインストリームの音楽に毒されていたな、私」と感じる? 各メディアのチャートがバラバラで、すべてのジャンルのクオリティが底上げされている今、世界のポップ地図をどのように描いてオーディエンスにオファーするのかは難しい? アーマンド・ハマーはラン・ザ・ジュエルズとも近い距離の音楽? ニューヨークのアンダーグラウンド・ヒップホップの流れ? アーマンド・ハマーの片割れビリー・ウッズは「ラップ版ラウル・ペック」? 『ハラム』には中東やインドを彷彿とさせるストリート感がある? そのリリックはいろんな世の中の歪みから漏れてくる言葉のよう? ホラー・コアを思い起こさせるおどろおどろしさもある? 近年アンダーグラウンドのヒップホップにホラー的な要素が入ってきているのはどうして? 社会の暗さを反映している? 『ハラム』のジャケットに血まみれの豚の頭が使われているのはどうして? 豚=ピッグとは警察のこと? でもただ警察を断罪しているのではなく、社会の権力構造全体をイメージした上で警官の暴力の問題を考えてみろと言っている? 『ハラム』はケンドリック・ラマー『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』と並べて聴いてもいい? ただリリックが修辞に溢れていて難解? アーマンド・ハマーはリスナーに「まずは自分の頭で考えてみろ」と呼びかけている? アーマンド・ハマーに感銘を受けたリスナーはマック・ホミー『プレイ・フォー・ハイチ』も聴いた方がいい? マック・ホミーはストリーミングに作品を出す前、自分の作品を100ドルや1000ドルという超高額で敢えて売っていた? ポップ・シーンのど真ん中ではなく周縁化されたものに小林の食指が自然と動くのは、そこから何か新しいものが生まれるのではないかという期待があるから? インターネット/サウンドクラウド以降、以前までだったら広がりにくかった周縁化された声をリスナーが発見しやすくなった? ただそういったものに耳を塞がせるようなノイズが資本からは投下され続けている? ラウル・ペックのメッセージに従うのであれば、そのノイズをかき分けて自分が聴くべき声に耳を傾けるべき? POP LIFE: The Podcastの前口上に出てくる「今何が面白いのか?」とは現代においては非常に難しい問い? だからこそ敢えて使っている? 過剰に意味や正しさが求められる今の時代に、特に身にも何もならない昔のシットコムを観て癒やされるという行為は現代的? 小林のポップ・カルチャーへの向き合い方はオーディエンス一人一人の主体性を究極的に信じるということ? 誰もがバラバラなものを見ていて、無数のローカルなコミュニティが存在する今、何かしらの面白いポップ・カルチャーを伝えるにしても、どこから始めて、誰に語りかけるのか、という問題意識がPOP LIFE: The Podcastにはある?――以下は参考資料です。ジャイルス・ピーターソン(https://spoti.fi/3BIJyLl )、アンドリュー・ウェザオール(https://spoti.fi/3lDILW9 )、ストーン・ローゼズ(https://spoti.fi/2I9I4Dh )、バッドバッドノットグッド(https://spoti.fi/3AHiDya )、エマ・ジーン・サックレイ(https://spoti.fi/3mRtO2q )、チャーリー・エーハン1982年映画『ワイルド・スタイル』(https://bit.ly/3DF5uHD )、タキシード(https://spoti.fi/3lMKlFD )、マーヴィン・ゲイ(https://spoti.fi/3jubRVs )、ザ・キュアー(https://spoti.fi/2P5vyaQ )、サイケデリック・ファーズ(https://spoti.fi/3tqQKqK )、RCサクセション(https://spoti.fi/3uLrSez )、カジャグーグー(https://spoti.fi/3j3SoMf )、スパンダー・バレエ(https://spoti.fi/3p2imDC )、ワム!(https://spoti.fi/3iZcjfa )、タイラー・ザ・クリエイター(https://spoti.fi/2OgDoOD )、サンダーキャット(https://spoti.fi/3E56WnY )、バッド・バニー(https://spoti.fi/3fAuciR )、ブーツィー・コリンズ(https://spoti.fi/2YHnLVD )、アリアナ・グランデ(https://spoti.fi/3p5dFWB )、モブ・ディープ(https://spoti.fi/3BIOi3p )、フレディ・ギブス(https://spoti.fi/3j29wCa )、ラン・ザ・ジュエルズ(https://spoti.fi/3lI98dT )、マイク(https://spoti.fi/2XfJuUm )、クリッピング(https://spoti.fi/2YMbHmA )、ケンドリック・ラマー『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』(https://spoti.fi/3aNflhV )、アール・スウェットシャツ(https://spoti.fi/3gdMDHG )、マック・ホミー『プレイ・フォー・ハイチ』(https://spoti.fi/3p1RjZl )、『隣のサインフェルド』(https://bit.ly/3iXfrIA )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 4

1 hr 11 min

畜生どもを皆殺しにしろ!――そんな原題を持つHBO製作のドキュメンタリー作品『殺戮の星に生まれて』(https://bit.ly/3aDLbOh )を中心に今回はお送り致します。全人類必見といっても過言ではない作品です。監督はジェームズ・ボールドウィン(https://bit.ly/3blODO9 )の遺稿を脚本の元ネタとして使った2016年の映画『私はあなたのニグロではない』(https://bit.ly/3aCRFwU )によって一躍世界にその名を知らしめたハイチ出身のラウル・ペック(リンク)。併せて本作品のモチーフになっているジョセフ・コンラッド『闇の奥』(https://bit.ly/3v88sl2 )や、トマス・ピンチョン『V.』(https://bit.ly/3BGYARR )、コーマック・マッカーシー『ブラッド・メリディアン』(https://bit.ly/3DIM2tt )といった小説/書籍、やはりラウル・ペックが撮った2000年映画『ルムンバの叫び』(https://bit.ly/3lCUTHa )、2017年映画『マルクス・エンゲルス』(https://bit.ly/3vaNxha )も是非チェックして下さい。ホスト田中が大喜びする今回のようなモチーフを番組に持ち込んでくれたゲストは、POP LIFEアベンジャーズの初期メンバーでもある小林雅明。そして、彼からの指名で第二期アベンジャーズの一人、音楽・映画ライターの木津毅もリモートで参加してくれています。ただ、そもそも今回は「小林雅明プレゼンテーション回:2021年度映像作品篇」。彼がレコメンドしてくれたその他の二作品についても取り上げます。参考として小林のツイートにもリンクを貼っておきます。①『殺戮の星に生まれて』:https://bit.ly/3mChRi8 、②『マウス』(https://bit.ly/3BFPNPS ):https://bit.ly/3CH06Uq ③『Reservation Dogs』(https://bit.ly/3AKaYPw ):https://bit.ly/2Ygd9xe 。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『マウス』は日本で人気の韓国ドラマとは一味違った韓国ドラマ? 血統主義の問題を扱っている? 途中から叙述トリックに切り替わるのが見もの? 無駄なシーンが一切なく緊張の連続? 最終回には観てよかったと思えるお楽しみが待っている? 『マウス』や『イカゲーム』は韓国エンタテイメントの底力を感じさせる? 『殺戮の星に生まれて』は田中も三原も寝落ちした? 『殺戮の星に生まれて』は『Exterminate all the brutes』『An Indigenous Peoples’ History of the United States』『Silencing the Past』という3つの原作/資料を基にラウル・ペックが作り上げたもの? 『Exterminate all the brutes』というタイトルはフランシス・フォード・コッポラ1979年映画『地獄の黙示録』(https://bit.ly/3jKqiE0 )の原作でもあるジョセフ・コンラッド『闇の奥』に出てくる一節から取られている? 『闇の奥』は植民地時代に先進諸国の白人たちが「未開の地」に踏み込んだときに何をしたかを取り上げたルポルタージュに近いフィクション? 『闇の奥』が時代を超えて参照され続けるのは、それが西洋的自我の揺らぎや危機感を捉えているから? 大航海時代にヨーロッパの人間が殺戮と略奪を繰り返したことが今の複雑な世の中を形作ることになった? だが、そうした認識が一般的ではないのは歴史の教科書のせい? 歴史とは勝者の物語? だが、黙殺されてきた敗者の視点から見ているのが『殺戮の星に生まれて』?『殺戮の星に生まれて』では西洋諸国の一方的な傲慢さで世界が開発されたという事実がブラック・ライヴス・マターとも連動する形で描かれている? 『殺戮の星に生まれて』然り、スティーヴ・マックィーン『Small Axe』然り、アフリカン・アメリカンだけではなくイギリスやハイチなど多様なブラックの視点から歴史を見つめ直す作品が増えている? 『Reservation Dogs』はネイティヴ・アメリカンのリアルな日常を等身大で描いたコメディ? 『アトランタ』が出てきた流れとも通じるところがある? 西部劇では白人目線で間違ったインディアン像が延々と描かれてきた? だからこそ制作者も俳優もネイティヴ・アメリカンである『Reservation Dogs』は当事者のリアルな声を届けるという意味で意義がある? ブラック・ライヴス・マターの問題をアフリカン・アメリカンではなくハイチ出身のラウル・ペックが撮ったからこそ、『殺戮の星に生まれて』は興味深かった? ラウル・ペック的な姿勢は2010年代のアイデンティティ・ポリティクスのさらに先にある? 当事者性の問題に対して疑問を意識的に投げかけている? 『殺戮の星に生まれて』は一歩間違えるとアンチ白人社会のプロパガンダ映画になりかねなかった? 本当に微妙なラインを突いている? 良くも悪くもエモーショナル? それくらい状況は切羽詰まっている? 『殺戮の星に生まれて』が取り上げているモチーフはトマス・ピンチョン『V.』とほぼ同じ? ただ『V.』は事実関係を理性的に淡々と描きつつ、トーン&マナーはコミカル? トマス・ピンチョン『V.』は物語に出てくる固有名詞を説明しない? 『V.』のメッセージとは歴史を本当に知ろうと思ったら自分が主体的にならなくてはいけないということ? 誰もが主体性を失って学ぼうとしないから悲惨な時代がずっと続いている? 『殺戮の星に生まれて』では教養という言葉が象徴的に使われる? 自分が信じたいものを信じるというフェイク・ニュースの時代を経て、改めて教養の重要さが問われている?――以下は参考資料です。『ホワット・イフ...?』(https://bit.ly/3yGbihT )、『イカゲーム』(https://bit.ly/3mRDIkD )、『セックス・エデュケーション』シーズン3(https://bit.ly/3lHbWrI )、ベーシック・チャンネル(https://spoti.fi/38VSCAa )、マイケル・ムーア(https://bit.ly/3pOjZW3 )、スヴェン・リンドクヴィスト『Exterminate All the Brutes』(https://bit.ly/31knPMx )、ロクサーヌ・ダンバー・オルティス『An Indigenous Peoples' History of the United States』(https://bit.ly/3BFcNxT )、ミシェル・ロルフ・トルイヨ『Silencing the Past』(https://bit.ly/3bmOY2P )、ドアーズ“ジ・エンド”(https://spoti.fi/3lMyXtn )、マイケル・チミノ1978年映画『ディア・ハンター』(https://bit.ly/3oYctHG )、ラルフ・ネルソン1970年映画『ソルジャーブルー』(https://bit.ly/2YLok1b )、スティーヴ・マックィーン2020年ドラマ『Small Axe』(https://bit.ly/3FL1I1u )、同じく2013年映画『それでは夜は空ける』(https://bit.ly/2YSUPdM )、ヒロ・ムライ監督2016年ドラマ『アトランタ』(https://bit.ly/38KiNst )、ケヴィン・コスナー1990年映画『ダンス・ウィズ・ウルヴス』(https://bit.ly/2X9pano )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2015年映画『ボーダーライン』(https://bit.ly/3wfKlQq )、テイラー・シェリダン2017年映画『ウインド・リバー』(https://bit.ly/3BKmYSk )、コーマック・マッカーシー『すべての美しい馬』(https://bit.ly/30gNHbk )、コーエン兄弟2007年映画『ノーカントリー』(https://bit.ly/3aEc30S )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Nov 4

1 hr 8 min

2016年のアルバム『アンタイ』(https://spoti.fi/3FLDV1i )以来、5年以上もリリースがないものの、リアーナ(https://spoti.fi/2MNkcaG )こそが21世紀最強アーティスト。だからこそ、一人でも多くの人に来るべきリアーナ新作を心待ちにして欲しい。そんな願いからデビュー直前からリアーナをずっと見つめてきたライター・翻訳家の池城美菜子をゲストに迎え、「リアーナ回」2連続エピソード第二回もお届け致します。今回エピソードのサウンドトラックかつ参考書として、池城選曲による「リアーナを語る上で欠かせない曲」(https://spoti.fi/30RvaTq )と、ホスト田中選曲による「なんか安っいベスト盤CDみたい(©︎田中宗一郎)」な「リアーナのフェイヴァリット21曲」(https://spoti.fi/2XADpC5 )もお楽しみ下さい。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――チャールズ・M・シュルツ原作の傑作コミック『ピーナッツ』(https://bit.ly/2SOaUL0 )回をやれば聴いてくれます? 『ピーナッツ』はマルチカルチャリズムのお手本? 『ピーナッツ』のキャラクターに当てはめると池城はライナス・ヴァン・ペルト? 田中はペパーミント・パティ? 三原はサリー・ブラウン? リアーナ“ウィ・ファウンド・ラヴ”(https://bit.ly/3BBWl1Y )は六本木のクラブでもヘヴィ・ローテーションだった? “ウィ・ファウンド・ラヴ”はEDM黎明期のクラシック? カルヴィン・ハリスもこの頃まではよかった? カルヴィン・ハリスのキャリア転換期にはリアーナあり? “ウィ・ファウンド・ラヴ”のMVでは、リアーナ史上最高にお洒落なストリート・ファッションの極みが見れる? リアーナが売れた理由のひとつはドラッグ・カルチャーの肯定? リアーナは一部からはマリファナ・アイコンだと思われている? マリファナ・ブランドを始めるという噂もあった? 『トーク・ザット・トーク』のジャケットには煙を吐いているヴァージョンもある? 『アンアポロジェティック』のジャケットに書かれている「チャリス」とはマリファナのこと? リアーナは時代の半歩先を行きつつ、時代と寝る女? “ウィ・ファウンド・ラヴ”の「希望のない場所で愛を見つけた」というリリックは時代のムードを上手く捉えていた? 男性との共依存的な関係やドラッグのアディクトから抜け出すことについての歌? MVには明らかにクリス・ブラウンに似た俳優が出てくる? ビヨンセは自分で曲を書いてプロデュースもしたいタイプだが、リアーナは「まな板の上の鯉」状態を楽しむタイプ? リアーナはポップ・スターとしての自己顕示欲や責任感があまり感じられない? まるでボブ・ディランみたい? リアーナは出演映画もキャリアアップを意識して選んでいない? 『オーシャンズ8』はリアーナの無駄遣い映画? 出演映画の選び方はカーディ・Bとは正反対? 池城のプレイリストの隠れテーマはリアーナの男性関係? “マン・ダウン”は曲もヴィデオもボブ・マーリー“アイ・ショット・ザ・シェリフ”(https://spoti.fi/3aAlVIG )へのオマージュ? リアーナは古典映画や音楽からの引用が上手い? それは周りに優秀なスタッフがついているから? “マン・ダウン”と“アイ・ショット・ザ・シェリフ”どちらも今の社会には殺人を犯さざるを得ない状況が存在することをきちんと描いている? 音楽は正しい/間違っているではなく、その瞬間を如何に美しく切り取るか? エイサップ・ロッキーが出てきたときは格好良くてびっくりした? あまりに洋服が似合うので、カニエをはじめ前世代が可哀想になった? 長く聴けるリアーナの曲はスターゲイトがプロデュースしているものが多い? リアーナ“ダイヤモンズ”(https://spoti.fi/3Ejpa4f )もビヨンセ“シングル・レディーズ”(https://spoti.fi/3AFjUpp )も、シンガーとしてブレイクする前のシーア(https://spoti.fi/3AFFhXu )が書いた曲? “ダイヤモンズ”ではリアーナがシーアの仮歌を真似して歌っている? 早い時期からフューチャー(https://spoti.fi/3yV3uIz )をフックアップするなど、『アンアポロジェティック』(https://spoti.fi/2ZBJPBV )の頃からリアーナはジェイ・Zやエミネムの妹分ではなく、自分が新しい才能をフックアップする側になるという意識があった? テーム・インパラのカヴァー(https://spoti.fi/3nxz3Vk )をやるなどリアーナはインディ・ロックの動向にもめざとい? リアーナはデビュー当初はデスティニーズ・チャイルド(https://spoti.fi/2PIoRMA )の曲をよく歌っていて、元々ビヨンセのことは大好きなはず? でもインタヴューで「ビヨンセは友達じゃない」発言をしちゃった? リアーナは「契約書にサインするまでデフ・ジャムの建物から出すな」と言われていた? ジェイ・Zとのことになるとビヨンセはただの重い女? ビヨンセにしてみれば、リアーナみたいなタイプがジェイ・Zの周りにいると気が気じゃないはず? リアーナは仕事相手とすぐ付き合うタイプ? リアーナが2015年に出した3枚のシングル“フォーファイヴセカンズ”(https://spoti.fi/30gNNje )、“ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー”(https://spoti.fi/3mSIFcP )、“アメリカン・オキシジェン”(https://spoti.fi/2YV6nx9 )はどれもマジすごかった? “アメリカン・オキシジェン”はトランプ台頭後のアメリカに対する政治的なメッセージを表明した曲? リアーナがこんなに社会的なメッセージを前景化させるのは珍しい? “ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー”は弁護士にお金を持ち逃げされたという実体験に基づいて書かれている? 白人富裕層による搾取に対する怒りの訴えでもある? 『アンタイ』はプロモーション戦略を間違えた? 音楽そのもの以外の話題が多過ぎた? リアーナは付き合う男性を厳選はしない? ただ実は同年代好き? “ワーク”(https://spoti.fi/3BJZahq )は超絶革新的なダンスホール? 『アンタイ』は同じく2016年にリリースされたビヨンセやフランク・オーシャンやチャイルディッシュ・ガンビーノのアルバムと較べても、不思議なアルバム? 2016年にアルバム後半3曲が60年代風オーセンティックなR&Bで終わるとかどういうこと? ただ、『アンタイ』のツアーはリアーナのライヴでもベストのひとつ? 『アンタイ』のデラックス・ヴァージョンにだけ入っている“セックス・ウィズ・ミー”(https://spoti.fi/2YJYYjK )が最高? 『アンタイ』の後、リアーナは沈黙したように日本からは見えるが、メイク・ブランド、スキンケア・ブランド、ランジェリー・ブランドを手掛けるなど大忙し? 出る出ると言われていたリアーナのレゲエ・アルバムは結局ポシャった? 『アンタイ』はR&Bやレゲエというリアーナのルーツに返ったアルバムでもある? インスタを見る限り、リアーナは本当に元気? ただ最近は「自然体というペルソナ」をまとっているんじゃね? 今年の『デイズド・アンド・コンフューズド』のカヴァー・ストーリー(https://bit.ly/3mLtaU0 )でのリアーナのヴィジュアルは、政治的にかなりギリギリのライン? 今年のメット・ガラでアフター・パーティのオーガナイザーを務めたリアーナは、どこか普通のセレブっぽかった? グラミー賞でビヨンセとアデルの一騎打ちになったとき、そんなのどこ吹く風で一人会場で騒ぎ、さっさと帰っていったリアーナは最高だった? リアーナのメイク・ラインであるフェンティ・ビューティはいろんな有色人種の女性に向けて作られている? リアーナのアルバムが出るとしたら来年? メット・ガラの囲み取材では「アルバムは作っている、ただみんなが聴いてきたリアーナではない」と答えてた? リアーナやビヨンセがどんなアルバムを作ればいいか、今はわかりやすい正解がないタイミング? だからこそ奇天烈なものを作るか、手堅いものを作るかのどちらか? リアーナは付き合う男性はコロコロ変えるが、ビジネスの側近はデビュー当初からずっと変えていない? リアーナは新作でアフロビーツをやりそう? ケンドリック・ラマーには新作でアフロビートをやるかも?――以下は参考資料です。ボブ・ディラン(https://spoti.fi/3mrMpQc )、ボブ・フォッシー1972年映画『キャバレー』(https://bit.ly/3iYXj0W )、スタンリー・キューブリック1971年映画『時計じかけのオレンジ』(https://bit.ly/2PcOO6s )、レジナルド・ハドリン1990年映画『ハウス・パーティ』(https://bit.ly/3lDksHV )、フェミ・クティ(https://spoti.fi/3iXpQnt )、フェラ・クティ(https://spoti.fi/3DEXIxE )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 28

1 hr 10 min

何故このタイミングにリアーナ?という疑問をお持ちのオーディエンスもいるかもしれまん。しかしリアーナ(https://spoti.fi/2MNkcaG )こそが21世紀最強アーティストなのです。しかも、2016年のアルバム『アンタイ』以来、5年以上もリリースがない状態。つまりティーンを筆頭にユースの皆さんはリアーナの偉大さについてまったく何も知らない可能性だってある。しかも次回作も絶対にいきなりサプライズ・リリースされるに違いない。となれば、当番組の特集もまた後手にまわってしまう可能性もある。いや、それだけは絶対に嫌だ。だったら、今のうちにリアーナがどれだけ魅力的かつ偉大な存在なのかを少なくとも当番組のオーディエンスにだけは知らしめておきたい。というわけで、デビュー直前からリアーナをずっと見つめてきたライター・翻訳家の池城美菜子をゲストに迎え、「リアーナ新作を待ちながら回」2連続エピソードお届け致します。今回エピソードのサウンドトラックかつ参考書として、池城選曲による「リアーナを語る上で欠かせない曲」(https://spoti.fi/30RvaTq )と、ホスト田中選曲による「なんか安っいベスト盤CDみたい(©︎田中宗一郎)」な「リアーナのフェイヴァリット21曲」(https://spoti.fi/2XADpC5 )もお楽しみ下さい。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――リアーナには何も期待しちゃいけない? リアーナにはいいアルバムがない? それはビヨンセも一緒? ここ5年くらい日本でのリアーナの影が薄いのは、フェンティ・ビューティが日本に入って来ていないから? 実はリアーナは「世界一リッチな女性ミュージシャン」? 今回の隠れテーマは、リアーナに学ぶマネー・メイキング、成り上がり方? リアーナの出身地であるバルバトス島は横浜市と同じ大きさ? でも人口は横浜市の8%? 日本のレコード会社のデビュー前のリアーナの売り文句は「ビヨンセよりかわいい」だった? リアーナはジェイ・Zが契約のサインをしている? デビュー前のお披露目会には結婚前のビヨンセとジェイ・Zが一緒に来ていた? リアーナはそのお披露目会で、バルバドス訛りそのままで「私の居場所はここ」と言い切った? その圧倒的な自己肯定感がリアーナの原動力? リアーナ最初の2枚のアルバムはさほど売れなかった? 当初はカリブのカーニバルの衣装で歌わされたり、本人の本意でないだろうこともやらされていた? リアーナが覚醒したのは“アンブレラ” (https://spoti.fi/3FEYg8x )から? リアーナのインスタのアカウント名が今でもバッドガール・リリであることからもわかる通り、『グッド・ガール・ゴーン・バッド』(https://spoti.fi/3mS4Z6j )は彼女が初めて主体性を獲得したレコードだった? “アンブレラ”はブリトニー・スピアーズが却下して、リアーナに回ってきた? メアリー・J・ブライジが歌うかもしれなかった? “アンブレラ”はラヴ・ソングというより友情の曲? “アンブレラ”の大ヒット直前、リアーナは契約を切られる可能性もゼロではなかった? バルバドスで兵役を終わらせているのでリアーナは怒らせない方がいい? リアーナは『グッド・ガール・ゴーン・バッド』期にニーヨにヴォーカル・トレーニングをつけてもらっている? この頃からクリス・ブラウンとの恋愛でゴシップ・クイーンとしても話題を集めるようになった? アメリカでは2009年のグラミー賞直後はリアーナとクリス・ブラウンのDV騒動で話題が持ちきり? ただ、リアーナはこの騒動で結果的に知名度を上げることになった? 当時のクリス・ブラウンを擁護する男性側からの主張は今振り返ると完全にアウト? リアーナがDV騒動から9ヶ月後に『レイテッド・R』を出したら、「立ち直りが早くない?」と世間から不条理な言い方をされた? でも今振り返ると、いつまでも可哀想な立ち位置ではなく攻めの姿勢に入るというリアーナの解決方法はMeTooの先駆け? クリーンなイメージで売っていたクリス・ブラウンはDV騒動後かなりボロボロに? 彼ほどの才能がなければ完全に消えていた? リアーナはあらゆる選択にまったく逡巡がない? 自らにとって適切な場所を必ず的確に選ぶ? その選択がドラスティックに彼女の状況を変えてきた? 日本のセレブ・ゴシップ雑誌が白人スター中心に取り上げていたのは、アジア人の白人コンプレックスから? 日本ではマライア・キャリーはブラックとのミックスではなく白人セレブだと思われがち? リアーナがカリブの可愛らしいプリンセスR&Bではなく、生身のアーティストとして生き様を見せるようになったのは、クリス・ブラウンとのDV騒動以降? リアーナのリリックはすごく下ネタ満載? リアーナがエロティックなリリックを書くことは、ランジェリー・ブランドのサヴェージ×フェンティを立ち上げたことにも繋がっている? リアーナは表立ってフェミニストだと言わないが、存在そのものがフェミニズムを体現している? 特にブラックの女性はロール・モデルになることを良くも悪くも期待されがちだが、リアーナはそこを上手くすり抜けている? リアーナはボブ・ディランみたい? 常にユーモアとタフさでポップ・スターの重圧をすり抜けている? ビヨンセは一部の隙も無い完璧なライヴを見せるが、リアーナは適当な場合があまりに多すぎて最高? リアーナは過剰な努力はしない? 簡単に太ったり痩せたりする? 常に満面の笑顔でボーイフレンドとパパラッチされる? リアーナは「欠点があったらお金払って直せばいいじゃん」という風潮に対するオルタナティヴな価値観を提示している? ビヨンセとアリシア・キーズは点が二物を与えた人? 神様が「よし、今日は頑張ろう」と思って創った? ブラックのディーヴァは髪型の流行で経済を回す? リアーナのMVが何億回も再生されるのは、誰もが彼女の髪型をチェックするため? リア―アは赤ちゃんに見えるときもあれば、オバチャンに見えるときもある? “テイク・ア・ボウ”(https://spoti.fi/3vo5MA1 )は浮気がバレた男性が必死の演技力で謝りに来ているのを笑ってバカにする曲? アメリカでは女性たちが大合唱する? “ドント・ストップ・ザ・ミュージック”のリミックス(https://spoti.fi/2YGyUGd )が流行ったことでクラブ・ミュージックもイケるとリアーナは確信した? EDMのブームより半歩早かった? “ルード・ボーイ”のMVはM.I.A.(https://spoti.fi/3AE5TcB )のヴィデオに似ていると叩かれた? いつまでもDVを受けた可哀想な女性ではなく、力も実力もお金も持っている人として批判されるようになったのはいいことでもある? ドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )然り、リアーナは新進気鋭のアーティストをフックアップするのが上手い? “ホワッツ・マイ・ネーム”のMV(https://bit.ly/3GrdwGw )を見ると、ドレイクが本当にメロメロになっているのがわかる? クリス・ブラウンはリアーナの曲のビートジャックである“デューセズ”(https://spoti.fi/3BFegFa )がヒットして復活した? これにOKを出したリアーナはすげー?――以下は参考資料です。ビヨンセ(https://spoti.fi/3m9SBOg )、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )、ソランジュ(https://spoti.fi/3DG3fUs )、デスティニーズ・チャイルド(https://spoti.fi/2PIoRMA )、ブリトニー・スピアーズ(https://spoti.fi/3wgzA1b )、メアリー・J・ブライジ(https://spoti.fi/3ADDv9p )、ニーヨ(https://spoti.fi/3msMmW9 )、ホイットニー・ヒューストン(https://spoti.fi/3mVeHEY )、クリス・ブラウン(https://spoti.fi/2OyywF6 )、ディディ(https://spoti.fi/3d0O7H2 )、エイミー・ワインハウス(https://spoti.fi/3doiLZB )、マライア・キャリー(https://spoti.fi/3oVCIhY )、カニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )、ジャネット・ジャクソン『ザ・ヴェルヴェット・ロープ』(https://spoti.fi/3FKF88V )、カーディ・B(https://spoti.fi/3dhJLcZ )、エイサップ・ロッキー(https://spoti.fi/3uPnLyL )、アリシア・キーズ(https://spoti.fi/3ay2uR3 )、ジョン・シングルトン1993年映画『ポエティック・ジャスティス』(https://bit.ly/3FIdU2R )、カルヴィン・ハリス(https://spoti.fi/2YUYAvx )、デヴィッド・ゲッタ(https://spoti.fi/3p8bEIV )、クラクソンズ(https://spoti.fi/3hGyV2M )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 28

1 hr 10 min

前回に引き続き、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、ライター/批評家のさやわかのお二人をゲストに迎え、今年2021年の3rdクオーターにおけるポップ音楽の動向を総括していこう!という趣旨の2連続エピソード第二回。さらにいろいろと大荒れです。改めて出演者4人のレコメンドは以下の通り。宇野のレコメンドは①カニエ・ウェスト『ドンダ』(https://spoti.fi/3hgjCOT )、②ラウ・アレハンドロ『ヴァイス・ヴァーサ』(https://spoti.fi/3FovBo7 )、③LEX『Logic』(https://spoti.fi/2WJtn0U )。もう一人のゲスト、さやわかのレコメンドは④リトル・シムズ『サムタイム・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』(https://spoti.fi/3Bfp5gY )。ホスト三原のレコメンドは⑤クレオ・ソル『マザー』(https://spoti.fi/3ArjT8B )、⑥ムーナ”シルク・シフォン feat. フィービー・ブリジャーズ”(https://spoti.fi/3Bi9exZ )、⑦Cero”Nemesis” (https://spoti.fi/3lfaVGR )。ホスト田中のレコメンドは⑧パ・サリュ『アフリカン・レベル』(https://spoti.fi/3BsLvLu )。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――ソー(https://spoti.fi/3Ah6hfG )のヴォーカリスト、クレオ・ソル『マザー』はメンタルを整えてくれるアルバム? シリアスでダーク、BLMとも共振したなソーの『アンタイトルド』の二枚(https://spoti.fi/2YhaJxT https://spoti.fi/3jhb6A6 )とは真逆のチアフルなフィーリング? 悟りを開いた天の声みたいなアルバム? 現代のネオソウル? リトル・シムズ『サムタイム・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』は低音が足りない? 車の中で聴くという行為が定義する音楽ジャンルの存在が日本ではあまりにもおざなりにされている? 2018年くらいから英国のラップ界ではサブベースがなくなってベースラインが復活した? それは革命的な変化? その結果、ビートの種類やフロウが根こそぎ進化した? リトル・シムズ『サムタイム・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』は、社会に対する怒りや今の状況に対する閉塞感を自身のパーソナル・ヒストリーに重ねて表現している? リトル・シムズのPVはとにかくシュール? インフローが関わっているソー、クレオ・ソル、リトル・シムズそれぞれの作品の違いから生み出されたスペクトルの幅からシーンやコミュニティの豊かさや充実度が感じずにはいられない? 『トップ・ボーイ』への出演、『ベノム』のサウンドトラックへの参加など、リトル・シムズの存在は英国ラッパーがグローバルに認知され出したことの象徴? ただ、『サムタイム・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』はそうしたアイコン化のメカニズムに対する疑問がテーマになっている? ムーナ(https://spoti.fi/3pftnlf )とフィービー・ブリジャーズ(https://spoti.fi/3jgVsog )のコラボ曲”シルク・シフォン”はクィア文化を後押しする曲? 胸がつまる系の感動? ceroの”Nemesis”は和声も変、ビートも謎、とにかく不思議な曲? やりたくないことをすべて削ぎ落としていった結果? ”Nemesis”がリリースされて、ceroが次にどんなアルバムを出すのかまったくわからなくなった? だからこそ期待と不安の両方が無限大? オンライン化が進み、レコード会社の仕掛けが効かない状況に一度はなったかと思いきや、今はすべてがインダストリー・プラント? もしくは、ちょっと火がついたところに薪をくべるのが今のレコード会社の役割? 「TikTok発」と言われた瞬間に警戒してしまう? いや、むしろそうしたプラットフォームがデフォルになった若い世代の言動は最高に奇天烈で超面白い? 以前と較べて確実に新人が発見されやすい状況が整っているのは間違いない? 藤井風にせよ、プリンスにせよ、星野源にせよ、米津玄師にせよ、スターは格好良さの概念を再定義する? 今世界で一番格好いいのはバッド・バニー? “ヨナグニ”を聴いて天啓を感じないのはおかしい? 今は南米各国の伝統的な音楽とレゲトンとのクロスオーヴァーが盛ん? ラウ・アレハンドロ“トド・デ・ティ”(https://spoti.fi/3lgwGWV )はレゲトンなの? 80’sポップと融合したポスト・レゲトン? むしろメジャー・デビューした頃のTofubeats(https://spoti.fi/3tCMTb7 )にそっくり? 何かしらの新しいカルチャーが出てきたときに日本語の文献が圧倒的に少ないのは、自動翻訳が発達した今や日本語で書かれている必然性が薄いから? なおかつ日本の若いミュージシャンは自分たちの音楽を広める上であまり文字を必要としていないから? ネット以降、ストリーミング以降の状況にそのまま流されていった結果、あらゆるジャンルでノスタルジー消費が主流となった? それを打開するルートは今はTikTokしかない? 宇野がレゲトンばかり聴くことはニヒリズム? 本日の結論は「みんな健康で、好きな音楽聴いていこ!(©︎三原勇希)」?――以下は参考資料です。パ・サリュ(https://spoti.fi/3qZXVFi )、アーロ・パークス(https://spoti.fi/3xayunX )、ドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )、『トップ・ボーイ』(https://bit.ly/3trGEHg )、ミーガン・ジー・スタリオン(https://spoti.fi/2YnFP6U )、カーディ・B(https://spoti.fi/3dhJLcZ )、ビヨンセ(https://spoti.fi/3m9SBOg )、ソルト・ン・ペッパー(https://spoti.fi/2Yn1soz )、クイーン・ラティファ(https://spoti.fi/3mWyTXb )、cero“Fdf”(https://spoti.fi/3aKDgyk )、butaji(https://spoti.fi/3uLGPxP )、Doul(https://spoti.fi/3uSMBhh )、DYGL(https://spoti.fi/3lfe8Gm )、藤井風(https://spoti.fi/3AaAVri )、プリンス(https://spoti.fi/3kKFzGh )、星野源(https://spoti.fi/34kRYd7 )、米津玄師(https://spoti.fi/3bh9XoN )、デヴィッド・ボウイ(https://spoti.fi/34WQRkq )、ガブリエル・レンジ2020年映画『スターダスト』(https://bit.ly/3AaDIRe )、バッド・バニー“ヨナグニ”(https://spoti.fi/3Aj67EN )、ジョン・チュウ2021年映画『イン・ザ・ハイツ』(https://bit.ly/3xbjXb7 )、ラウ・アレハンドロ(https://spoti.fi/3Bk2xvn )、ジャスティン・リン2020年映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(https://bit.ly/3j60Jgy )、クリス・ブラウン(https://spoti.fi/2OyywF6 )、サンダーキャット(https://spoti.fi/3E56WnY )、フライング・ロータス(https://spoti.fi/2X0wJNn )、キッド・ラロイ(https://spoti.fi/3fAZqGJ )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 21

1 hr 3 min

今年2021年の3rdクオーターにおけるポップ音楽の動向を総括していこう!という趣旨で、ライター/批評家のさやわかと、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正のお二人をゲストに迎え、出演者4人のレコメンド作品を主なモチーフに「超・雑談」をお届けする2連続エピソード第一回。情報量も話題も盛り沢山ですが、いろいろと大荒れです。それぞれのレコメンドは以下の通り。宇野のレコメンドは①カニエ・ウェスト『ドンダ』(https://spoti.fi/3hgjCOT )、②ラウ・アレハンドロ『ヴァイス・ヴァーサ』(https://spoti.fi/3FovBo7 )、③LEX『Logic』(https://spoti.fi/2WJtn0U )。もう一人のゲスト、さやわかのレコメンドは④リトル・シムズ『サムタイム・アイ・マイト・ビー・イントロヴァート』(https://spoti.fi/3Bfp5gY )。ホスト三原のレコメンドは⑤クレオ・ソル『マザー』(https://spoti.fi/3ArjT8B )、⑥ムーナ”シルク・シフォン feat. フィービー・ブリジャーズ”(https://spoti.fi/3Bi9exZ )、⑦Cero”Nemesis” (https://spoti.fi/3lfaVGR )。ホスト田中のレコメンドは⑧パ・サリュ『アフリカン・レベル』(https://spoti.fi/3BsLvLu )。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――さわやか、三原、田中が選んだレコメンド作品はほぼ英国発の作品? やっぱり今はイギリスがオール・ジャンル面白い? キッド・ラロイ“ステイ”は久々に日本でもヒットした海外のポップ・ソング? 「インダストリー・プラント」という言葉はもはやネガティヴな意味でさえない? キッド・ラロイの“ウィズアウト・ユー”(https://spoti.fi/3jfUCbG )はポスト・マローンがオアシスの曲を歌っているかのよう? キッド・ラロイは2020年代的な新しいポップ・スターの形? 今のティーンに支持されているキッド・ラロイがあまり刺さらなくて、「もう終わったな自分」って感じてしまう? キッド・ラロイがあまり刺さらなくても、オリヴィア・ロドリゴがめっちゃ刺さるということは世代や年齢は関係ない? 今年のベスト・アルバムはもはやリル・ナズ・X『モンテロ』に決定? リル・ナズ・Xはすべてが大味でキッチュでいかがわしい? だからこそ2021年を代表するポップの鑑的存在? 何よりも可愛い? お尻も可愛い? 大方のジャンルもジャンル・メディアも個々のジャンルのコミュニティやファン・ベースもひたすら閉じていく傾向にある? それゆえ横断的な語りは不必要になってきている? むしろ邪魔者? もしかして今更だけど『フリースタイルダンジョン』はやっぱりクソ? 5年前には、当時のUSラップにまったく興味を持っていなかった人たちが今や(sic)boy(https://spoti.fi/3AanuaM )やLEX(https://spoti.fi/3n9qwrd )をサポートする時代になった? 日本のラップ・シーンに関わっている人たちはNAMIMONOGATARIやMURVSAKIの事件については何も言わないのはおかしい? KOHH(https://spoti.fi/3gkH2z6 )がCBDビジネス、ジャスティン・ビーバーがマリファナ・ビジネスを始めるのはとてもロジカルな今の現象? ビリー・アイリッシュは実存の揺らぎを作品やソーシャルを通じて共有するという動きの代表格になったがゆえにどこかずっとしんどそうだった? ビリー・アイリッシュ『ハッピアー・ザン・エヴァー』は何回でも聴けるタイムレスなレコード? ラナ・デル・レイ『ノーマン・ファッキング・ロックウェル!』(https://spoti.fi/2Mauqli )以降、ヒップホップに影響を受けたループ音楽ではなく、ソングライティング回帰の流れが確実にある? 『ハッピアー・ザン・エヴァー』もその流れに位置づけられる? 『ハッピアー・ザン・エヴァー』は、ビリーとフィニアスというソングライティング・コンビの重要性を再認識させる作品? ただ、フィニアスの音楽的アイデアは彼のソロ(https://spoti.fi/3uJhftw )の方がむしろ上手く具現化されている? ビリー・アイリッシュのシンガーとしての凄みは1stアルバムとは段違い? パンデミック以降、いわゆる現場が失われたことによって、斬新なサウンドのアイデアが生まれなくなっている? 実はビリー・アイリッシュがグラストンベリーの史上最年少ヘッドライナーではない? みんな、アッシュ(https://spoti.fi/3AmC3s4 )を忘れるな? 『ドンダ』はカニエ・ウェスト改めYe会心のヴォーカリスト・アルバム? 時代と寝たアルバムを一度作ってしまったトラヴィス・スコットの次作は難産になるはず? リアーナは必ずとんでもないアルバムを必ず作る? パ・サリュ『アフリカン・レベル』はもうサウンドのフォルムだけで最高? ここ数年の英国アフロ・ビーツの中でもビートが断トツに素晴らしい? なので歌詞の内容まで気が回らない? アフリカにルーツを持つ英国のラッパーや作家たちが自らのアイデンティティを掘り下げて、自身の物語を語ろうとする動きの中、パ・サリュ『アフリカン・レベル』はサウンドでも語ることに成功している? こんな複雑なビートによくこんなフロウが乗るな!とびっくり? しかも、『アフリカン・レベル』はグライムでもドリルでもなく、テクノ?――以下は参考資料です。カニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )、ドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )、リル・ベイビー(https://spoti.fi/3ceJ0mt )、ダベイビー(https://spoti.fi/3iesOAX )、タイラー・ザ・クリエイター『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』(https://spoti.fi/3AiFnVZ )、ビリー・アイリッシュ『ハッピアー・ザン・エヴァー』(https://spoti.fi/3a8mbP8 )、ベイビー・キーム『ザ・メロディック・ブルー』(https://spoti.fi/3lbInhA )、シルク・ソニック(https://spoti.fi/3mixyZZ )、キッド・ラロイ(https://spoti.fi/3fAZqGJ )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、ジュース・ワールド(https://spoti.fi/3mtjhrG )、ポスト・マローン(https://spoti.fi/3ntsjGI )、プレイボーイ・カルティ(https://spoti.fi/3gXgHt4 )、オリヴィア・ロドリゴ(https://spoti.fi/31zDRim )、リル・ナズ・X『モンテロ』(https://spoti.fi/3ixOcnK )、Creepy Nuts(https://spoti.fi/3dLw5JE )、Tajyusaim Boyz(https://spoti.fi/3uMUlRK )、KM(https://spoti.fi/3FkZbL2 )、KREVA(https://spoti.fi/3oZsbzT )、Red Bull 64 Bars(https://bit.ly/3mqL0LL )、宇多田ヒカル(https://spoti.fi/3uVF1ls )、ビリー・アイリッシュ『ドント・スマイル・アット・ミー』(https://spoti.fi/3acVRTS )、同じく“バッド・ガイ”(https://spoti.fi/3BnHfxa )、ジュリー・ロンドン(https://spoti.fi/3msd4hN )、ベギー・リー(https://spoti.fi/3BfV1So )、フランク・シナトラ(https://spoti.fi/2Yuh21x )、オアシス(https://spoti.fi/3kHZ6at )、カニエ・ウェスト『ザ・カレッジ・ドロップアウト』(https://spoti.fi/3tp4bsu )、トラヴィス・スコット(https://spoti.fi/387YNjg )、フランク・オーシャン(https://spoti.fi/3akrRXx )、リアーナ(https://spoti.fi/2MNkcaG )、エイサップ・ロッキー(https://spoti.fi/3uPnLyL )、J・ハス(https://spoti.fi/31Y4SvS )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 21

1 hr 8 min

当エピソードだけでなくこのキャプション文も、映画、原作共にスポイラー満載なのでご注意を。絶対に先に映画館へと足を運んで下さい。ネタバレ云々よりも、とにかくドゥニ・ヴィルヌーヴ映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )を体験する上での意識にバイアスかけまくりの内容です。必ず出演者誰かの意見に引っ張られてしまうはず。ネタバレついでに書いておきます。『DUNE/デューン 砂の惑星』を十二分に楽しむ上で、もっとも参考にすべきなのは、フランク・ハーバートの原作小説『デューン』6部作(https://bit.ly/3vaGcfY )でもなく、ホドロフスキーが原作映画化を果たせなかった顛末を追った2013年映画『ホドロフスキーのDUNE』(https://bit.ly/2WJdK9K )でもなく、デヴィッド・リンチ1994年映画『デューン』(https://bit.ly/3iDAO1r )でもなく、もしかするとデヴィッド・リーン1962年映画『アラビアのロレンス』(https://bit.ly/3FjZxSf )なのかもしれません。と意味深に書いたところで、今回のゲストをご紹介。前回同様、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、ライター/批評家のさやわかのお二人です。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――フランク・ハーバート『DUNE/ 砂の惑星』は『風の谷のナウシカ』や『スター・ウォーズ』にも影響を与えている? 『風の谷のナウシカ』がエコロジーについての映画であり、強い女性を描いているのは100%『DUNE/ 砂の惑星』の影響? 小説版『デューン』は初めてエコロジーについて書いた小説? ヴェルヌーヴは映画作家としてのシグネチャーが希薄で判然としない? 『デューン』の原作はいろんな要素てんこ盛りなので、ホドロフスキーとかリンチみたいな作家性の塊みたいな監督ではなく、ヴェルヌーヴのようなレス・イズ・モアなスタイルの監督が合っていた? カメラの置き方にしても、俯瞰でいくか、極端なクローズ・ショットくらいの違いしかない? ヴェルヌーヴの作品には一貫して女性や母親に対する何かしらのオブセッションがある? 『デューン』原作は女系社会の血統の話? つまり原作も女性に対するオブセッションが強い? 『デューン』原作には60年代に中東社会に対して西洋社会が抱く不安や恐怖が反映されていた? パンデミックによって公開が遅れたせいで『DUNE/デューン 砂の惑星』は奇しくもバイデン政権時代を描く映画になった? ヴィルヌーヴは映画『アラビアのロレンス』をリファレンスとして挙げている? スパイスはドラッグのメタファーであると同時に、石油のメタファーでもある? 『デューン』に出てくる言語は実際に中東の言葉を参照している? もし『DUNE/ 砂の惑星』の次作があるとすれば、今アラブをどう描くか?が問われることになる? アラブ社会に脅かされる不安をアナロジカルに描いたという意味では『デューン』はミシェル・ウエルベックの小説『服従』(https://bit.ly/3oFYiH0 )に似ている? ただ、社会反映論だけで映画を観るのはいかがなものか? ヴィルヌーヴのフィルモグラフィで言えば、『DUNE/デューン 砂の惑星』は麻薬カクテルを巡っての攻防を描いた『ボーダーライン』の系譜にある? そもそも『デューン』原作の世界は機械とコンピューターは危険なので、それを禁止する世の中という設定? ただ、映画『DUNE/ 砂の惑星』はそこもきちんと説明することを敢えて放棄している? 脚本監修に『フォレスト・ガンプ』や『Mank/マンク』も手掛けたエリック・ロスが入ったことで、『DUNE/デューン 砂の惑星』はは万人向けの作品に仕上げることができた?小説版『デューン』には旧来的な価値観からのドラッグによる解放に対する恐怖、アラブ社会に対する恐怖、フェミニズムの隆起に対する恐怖、そのすべてが反映されていた? 次回作以降、イスラム社会がジハードによって全世界を駆逐していくというプロットを映画『DUNE/ 砂の惑星』はどんな風に描くのか? 『DUNE/デューン 砂の惑星』はトランプ以降の脱アメリカ的な社会状況を反映している? だからこそロシアやフランスでも当たっている? 『指輪物語』作者のJ・R・Rトールキンはフランク・ハーバートの『デューン』が嫌いだった? 『デューン』原作作者フランク・ハーバートはそもそも科学者で、政治意識は希薄だった? 少なくとも『デューン』原作における魔女の存在は60年代当時のウーマン・リブの高まりの反映だった? デヴィッド・リンチ版『デューン/砂の惑星』はエンディング・シーンで原作を裏切っている? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は敢えて重要な敵キャラを敢えて温存してある? ヴェルヌーヴは『DUNE/デューン 砂の惑星』のパート3が一番撮りたい? それは、その陰鬱でグロテスクな世界観を使って、現実に今の白人男性が押し込まれたかもしれない場所を描きたいから? 『メッセージ』や『ブレードランナー2040』は、『DUNE/デューン 砂の惑星』を撮るための習作? ヴェルヌーヴ作品――『静かなる叫び』『灼熱の魂』『プリズナーズ』『複製された男』『ボーダーライン』はどれもとにかく陰鬱でひどい話ばかり? 『DUNE/ 砂の惑星』が例外的にもっとも明朗快活な作品? ヴェルヌーヴ作品はどれも傑作? いやいや、『ブレードランナー 2049』とかどうなの? いや、そもそも基本的にヴェルヌーヴ作品はいいのか悪いのかわからない? 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』最大の功績は、原作に対する理想的なゲートウェイ的作品になったこと? 『DUNE/デューン 砂の惑星』はヴィルヌーヴがIMAXと完全に心中し、劇場で観る映画を自分が支えると決意を固めた作品? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は父親を殺されたことに対する復讐劇にならないところが現代的? その点ではMCUに対するカウンター? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は最高のデート・ムーヴィ? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は映画というよりはIMAX映画という新しいジャンルの作品? 数年後、『DUNE/デューン 砂の惑星』はIMAX映画が増えるきっかけだったと言われる作品? IMAX映画はシネマスコープほど撮るのが難しくない? IMAXは没入感とキャラクターへの親近感を高めるもの? 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、フルIMAXで撮影されたオープニング・クレジットが出る前の20分間だけが最高?――以下は参考資料です。ジョージ・ルーカス1977年映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(https://bit.ly/33YMxQ5 )、宮崎駿1984年映画『風の谷のナウシカ』(https://bit.ly/3jnYiph )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2015年映画『ボーダーライン』(https://bit.ly/3wfKlQq )、同じく2016年映画『メッセージ』(https://bit.ly/36UvIcb )、同じく2009年映画『静かなる叫び』(https://bit.ly/2Yq98FS )、リドリー・スコット1979年映画『エイリアン』(https://bit.ly/3ldTM0c )、ジャスティン・リン2020年映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(https://bit.ly/3j60Jgy )、ロバート・ゼメキス1995年映画『フォレスト・ガンプ』(https://bit.ly/3mxqlG9 )、デヴィッド・フィンチャー2020年映画『Mank/マンク』(https://bit.ly/34lkwTG )、J.R.R. トールキン『指輪物語』(https://bit.ly/3b4gX7G )、『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )、the sign podcast S2-E7: 「現代魔女」って何?(https://spoti.fi/3iBZqHU )、ミック・ジャガー(https://spoti.fi/3oCuMBS )、スティング(https://spoti.fi/3my4EoL )、デヴィッド・フィンチャー2011年映画『ドラゴン・タトゥーの女』(https://bit.ly/3a8Vbio )、同じく2014年映画『ゴーン・ガール』(https://bit.ly/2FlXanP )、キャリー・ジョージ・フクナガ2021年映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(https://bit.ly/3kQlvBi )、マーク・フォースター2008年映画『007/慰めの報酬』(https://bit.ly/2YrYheY )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 14

1 hr 13 min

絶対に映画化は不可能!と言われ続けた60年代を代表するフランク・ハーバート原作の『デューン』をドゥニ・ヴィルヌーヴが映画化。結論から言います。映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )は必見の作品です。原作をまったく知らない人も100%存分に楽しめて、原作に何かしらに強い愛着を持った人でも納得出来る全方位型のコンテンツ。しかも「この週末どこに出かけようかな~」という方にとっても2時間半の理想的なレジャーになること請け合いです。今回も映画、原作共にネタバレ満載。なので、まずは劇場に。可能なら、池袋か大阪万博跡地のIMAXレーザー/GTテクノロジーを使った劇場で観ることをお勧めします。今回の二人のゲストは映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、ライター/批評家のさやわか。エピソード冒頭で思わぬ事故が発生したことも発覚しつつ、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『DUNE/デューン 砂の惑星』は2021年No.1映画? というか、『DUNE/デューン 砂の惑星』は映画というよりはプラネタリウムに近い体験? ヴィルヌーヴ本人が望んでいるようにパート2、パート3も絶対に撮って欲しくなる?今回の映画で描かれたのは、原作6部作のうち全体の12分の1? やっぱり『デューン』が映画化されるなんて絶対に無理? フランク・ハーバート『デューン/砂の惑星』ほど世界観をしっかりと作りこんだSFはそれ以前にはなかった? ホドロフスキーは映画版『デューン』を完成させることはできなかったが、絵コンテを託したメビウス/ジャン・ジローを筆頭にダリやミック・ジャガーなど、スタッフィングは本当に素晴らしかった? 近年のヴィルヌーヴはテッド・チャンの『あなたの人生の物語』(https://bit.ly/3lCqBEf )を映画化した『アライヴァル(邦題:メッセージ)』(https://bit.ly/36UvIcb )を筆頭に「これは普通には作れないだろう」と誰もが思うSF作品を映画化する請負人と化している? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は原作の構築的な部分をすべて放棄して、絵とムードで見せる映画? でもそれ以外に正解はなかった? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は小説の挿絵として最高? 世界観の視覚的イメージをこの映画で理解してから原作を読むと、もっと面白い? 『DUNE/デューン 砂の惑星』はとにかく放心するほど絵が美しい? 逆にネガティヴに言えば、原作小説の挿絵にすぎない? とにかくティモシー・シャラメは最高? でも、どんな映画に出てもMETガラのレッド・カーペットを歩いてもいつも歩き方が同じなのは何故? ティモシー・シャラメは人類で一番、自分もちょっとでも美しくなろうと思わせてくれる存在? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は映画というより、世界で一番お金をかけた世界一美しいスクリーンセーバー? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は絶対にIMAXで観るべき映画? ヴィルヌーヴ自身がIMAX用に撮った映画だと公言している? ハルコネン男爵が最高にかわいい? 『DUNE/デューン 砂の惑星』はIMAX用にプロダクション・デザインが全部縦長になっている? そんな映画は初めて観た? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は、ストリーミングではなく映画館で観る映画はやっぱりすごいと人々に知らしめるためのプロパガンダ? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は、淡々としたテンポが最高? ハンス・ジマーのスコアもIMAX仕様? ただ、かなりしつこい? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は編集によってストーリーやアクションがドライヴするという映画的ダイナミズムは皆無? 今年最大の期待作である『エターナルズ』に期待していたものが、『DUNE/デューン 砂の惑星』にはすべてある? クロエ・ジャオがMCU映画のトーン&マナーに合わせて『エターナルズ』で不必要なアクション・シーンを撮っていたら、かなり残念? 他人の意思を読み取ったり、声で他人を支配したりするという映像で表現することが難しい原作の要素を敢えて説明的に映像化しなかった『DUNE/デューン 砂の惑星』の演出は大正解? 『DUNE/デューン 砂の惑星』は映画はプラネタリウムだということを証明した? いや、映画はプラネタリウムじゃないでしょ?――以下は参考資料です。フランク ハーバート『デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/3vaGcfY )、フランク・パヴィッチ2013年映画『ホドロフスキーのDUNE』(https://bit.ly/2WJdK9K )、デヴィッド・リンチ1994年映画『デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇]』(https://bit.ly/3iDAO1r )、『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のさやわか脚本回「のらうさロップと緋桜お蝶」(https://bit.ly/3izRy9M )、令和ギャルズの愚か村(https://spoti.fi/3E2BIhd )、the sign podcast(https://spoti.fi/3qTZRA7 )、J.R.R. トールキン『指輪物語』(https://bit.ly/3b4gX7G )。アレハンドロ・ホドロフスキー1970年映画『エル・トポ』(https://bit.ly/3mrYsiH )、同じく1973年映画『ホーリー・マウンテン』(https://bit.ly/3uSvTPe )、ピンク・フロイド(https://spoti.fi/3Dh9bmQ )、ミック・ジャガー(https://spoti.fi/3oCuMBS )、デヴィッド・リンチ1980年映画『エレファントマン』(https://bit.ly/3mq72ys )、同じく1981年映画『イレイサーヘッド』(https://bit.ly/3acF3fW )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2017年映画『ブレードランナー 2049』(https://bit.ly/3uKdR1q )、クリストファー・ノーラン2017年映画『ダンケルク』(https://bit.ly/30140pS )、同じく2020年映画『TENET テネット』(https://bit.ly/33PAX9L )、キャリー・ジョージ・フクナガ2021年映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(https://bit.ly/3kQlvBi )、ハンス・ジマー(https://spoti.fi/3aaLO1B )、ヨハン・ヨハンソン(https://spoti.fi/3BjgCJv )、スタンリー・キューブリック1968年映画『2001年宇宙の旅』(https://bit.ly/3na7el0 )、クロエ・ジャオ2021年映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 14

1 hr 9 min

これまでもずっと「音楽」という言葉や価値の拡張と再定義に挑戦し続けている最先端の音楽家――Seiho(https://spoti.fi/3iWk7iG )をゲストに迎えた2連続エピソード大団円回。今回の「超・雑談」は、「バーの売上を考えるのもDJの仕事」という冒頭の話題から、やがてアートや表現を取り巻く産業的なメカニズムの現状と未来予測について。そして最終的には「真実のオナラとは何か?」という大命題に向き合う、見事に格調高いエピソードとなっております。併せて、Seiho本人が作ってくれた「Seihoの履歴書」プレイリスト(https://spoti.fi/2X24Unx )、ホスト田中による2019年のSeihoインタヴュー(https://bit.ly/3iAO3jD )にも是非アクセスしてみて下さい。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――今後はそれぞれのアーティストが自分の配信プラットフォームを持つ未来も考えられる? その先駆者は平沢進(https://spoti.fi/3ev2jH3 )? 大事なのはクローズドなコミュニティとパブリックなチャンネルのバランスを取ること? the sign podcast(https://spoti.fi/3l8xehV )は等価交換の次を目指している? その発想は性善説過ぎる? 資本主義の先に行くには、お金以外の形で応援できる何かしらのアイデアが必要? 田中がsnoozer presents『The Essential Disc Guide 2004』(https://bit.ly/3xYIP6T )というディスクガイドを2004年に作ったのは、iTunesミュージック・ストアが始まって実質的に廃盤がなくなったから? ストリーミングで何でも聴けるようになった今、昔のディスクガイドを読み直すと面白い? Discogs(https://bit.ly/3iACn0c )のミュージシャンだけがアクセスできるクローズドなコミュニティが今面白い? 今後はもっと配信プラットフォームがレーベルの機能を持つようになれば面白い? 今後は音楽業界から優秀な人材がIT業界やベンチャーに流出しないようにしないといけないし、IT業界やベンチャーの中でも音楽に理解がある仲間と仕事をしていくことが大事? Seihoが海外で活動してわかったことは、海外でも同じアジア人や、アジア人というマイノリティである自分と近い境遇にいる人たちが自分の音楽にシンパシーを感じてくれるということ? 不特定多数に届くより、そこで深い繋がりが生まれることが何より嬉しい? LAの〈リーヴィング・レコーズ〉やイギリスの〈ラッキー・ミー〉といったレーベルは、インディ精神を持ちながら、新たなビジネス手法を常に模索している? SeihoがLAの〈ロウ・エンド・セオリー〉に出演したとき、現地では無名のSeihoの名前がフライヤーの一番上にあった理由って? Seihoの2017年のEP『UNREAL』(https://spoti.fi/3DZgiS3 )は今聴くとちょうどいい? 同じ年にリリースしたEP『Purple Smoke』(https://spoti.fi/3tqCQGi )は『UNREAL』と表裏一体? 『UNREAL』のスタイルは汎用性が高く、各所に提供する制作の仕事のリファレンスにも使えた? 『Purple Smoke』はその対極で、アートワークも含めてSeihoでしか成立しないもの? 音楽は新しいもの以外は意味がない? 新譜以外は聴く価値がない? いや、過去にアクセスするのが未来への一番の近道? ただ過去の作品にアクセスする際は、それをノスタルジーで聴かず、新しいものと捉えて聴けるセンシビリティを聴き手が持っていることが大事? 過去の作品を新しく新鮮なものとして聴かせるというのは、DJが常日頃から行っていること? 音楽や映画をもっと知りたければ、人から勧められたものを順番に観たり聴いたりするのではなく、ランダムに死ぬほどたくさんの作品に触れるべき? そこにこそアートに触れるときの最大の喜びがある? 今回の会話にはグルーヴしかなかった?――以下は参考資料です。Seiho『CAMP』(https://spoti.fi/3DXBdVw )、BAD HOP(https://spoti.fi/3l8r5Rd )、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )、プリンス(https://spoti.fi/3kKFzGh )、P-MODEL(https://spoti.fi/3lvVto4 )、叶姉妹のファビュラスワールド(https://spoti.fi/3BYvuwH )、Rei Harakami(https://spoti.fi/3vDtPul )、ロウ・エンド・セオリー(https://bit.ly/3BWbRFO )、フライング・ロータス(https://spoti.fi/2X0wJNn )、デイデラス(https://spoti.fi/2YHczZd )、サンダーキャット(https://spoti.fi/3E56WnY )、トラックスマン(https://spoti.fi/3yXZbfI )、Dスタイルス(https://spoti.fi/3BMUlUm )、ダディ・ケヴ(https://spoti.fi/3E1HY8Q )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 7

1 hr 13 min

日本語ネイティヴ圏におけるNo.1サウンド・プロデューサーが誰かと言えば、そりゃあ、Seiho(https://spoti.fi/3iWk7iG )でしょ――と当番組内でも何度か発言してきたホスト田中の念願かなって、当のご本人の登場です。クラブ音楽マナーだけにはとどまらない、広義のエレクトロニクス音楽を生み出し続け、常に「音楽」という言葉や価値の拡張と再定義に挑戦し続けている最先端の音楽家――それがSeihoその人だ。かの才能が現在地へと至るまでの道程を想像するための手助けとして、Seiho本人にリストを作成してもらった。ひとつは「Seihoの履歴書」プレイリスト(https://spoti.fi/2X24Unx )。そして、音楽以外の欠かすことが出来ない重要な影響のリストは以下の通り。ダイアログ・イン・ザ・ダーク(https://bit.ly/38Pt47e )、ウゴウゴルーガ(https://bit.ly/3jVtuiH )、リーヴィング・レコーズ(https://bit.ly/3yUCs4c )、ラッキー・ミー(https://bit.ly/2X6SgE1 )、ロウ・エンド・セオリー(https://bit.ly/3BWbRFO )、モジュラー・シンセ、楳図かずお『わたしは真悟』(https://bit.ly/3E4rHQG )。因みに、現在の当番組のジングルもまた、Seiho制作によるものです。ホスト田中による2019年のSeihoインタヴュー(https://bit.ly/3iAO3jD )も是非お読み下さい。というわけで、彼をゲストに迎えた今回の2連続エピソード第一回は、ACO(https://spoti.fi/3DgP7kk )、cero高城晶平、鎮座Dopeness(https://spoti.fi/3DeMYph )など、何人かのラッパーやヴォーカリストを迎えたポップ作品だという意味からしても、おそらくSeihoディスコグラフィにあってはかなりイレギュラーな最新作『CAMP』(https://spoti.fi/3DXBdVw )が主たる会話のモチーフになるはずが、そこは「超・雑談」が売り物の当番組、件の作品が話題に登るのはエピソード終盤です。すいません。ただ、産業や市場によって定義されてしまいがちなポップ音楽の世界に片足を踏み入れながらも、常に「創作や表現」の定義そのものに揺さぶりをかけてきたSeihoという異能のクリエイターの思考プロセスや行動原理の一端が垣間見れる会話満載なのは間違いなし。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――家はめっちゃ大事? 家とは壁なのか、屋根なのか? 『CAMP』はSeiho流のプロデューサー・アルバム? 2010年代初頭はインターネット発、サウンドクラウドをひとつの舞台とした音楽がもっともエキサイティングだった? その中心にいたのがSeihoでありTofubeats(https://spoti.fi/3tCMTb7 )でありtomadだった? あと1、2年したら、クリエイターたちのクロスオーヴァーが再び盛んになる? 一躍Seihoの名前を知らしめた“I Feel Rave” (https://bit.ly/3zWNnvt )は誰か特定のアーティストというよりも、当時のサウンドクラウドのシーン全体のうねりから生まれた? 時代を変えるのは突出した才能を持つ一人の天才ではなく、不特定多数のアウトプットの集積? 2010年代初頭、“I Feel Rave”は大阪を中心としたクラブ・シーンの大アンセムだった? Seihoが矢野顕子とのコラボ(https://spoti.fi/3mpKoGl )で学んだことって? とにかく「音楽はマジ楽しい!」のがマジヤバい? マジ楽しいんだから、音楽を通して何か言う必要なんてない? 今の批評家に足りないのは妄想で語っていける強さ? 今の評論には作品やアーティストに対する賛同しかない? それよりも、聴いた人の中で何が起こったかを書いたものを読みたい? アーティストは自分が作った作品に対して的外れなことを書かれたら嫌? いや、そもそも的外れなんてものは存在しない? ここ10年の音楽批評で学理的なバックグラウンドを持った説明と解説が求められる傾向が強まったのは、昨今の映画の考察ブームと同じ現象? そもそも批評の面白さとは、音楽という複雑なものを複雑な文章で評しても成り立つところ? でも、その複雑なものをシンプルに解説してほしいというのが今の空気感? それは複雑なものを複雑なまま受け取るのがストレスだから? 音楽の根源的な気持ちよさについて書くには文学的になるしかない? それは説明というより二次創作に近い? 「キャンプ」という言葉からスーザン・ソンタグ(https://bit.ly/3mwqUjp )を真っ先に連想するのはごく普通? 『CAMP』には、スーザン・ソンタグのキャンプと野外でのキャンプとベース・キャンプという3つの意味がかかっている? 『CAMP』はプロデューサー・アルバムだが、むしろSeihoがプロデュースされているアルバム?――以下は参考資料です。DJキャレド(https://spoti.fi/3rVFXnv )、Jazztronik(https://spoti.fi/2WZiUhI )、Sugar's Campaign(https://spoti.fi/3jWoXg8 )、AOKI Takamasa(https://spoti.fi/2XcXcqO )、Olive Oil(https://spoti.fi/3A2B2WA )、ハドソン・モホーク(https://spoti.fi/3ndKnqT )、ラスティ(https://spoti.fi/3loXEdZ )、バウアー(https://spoti.fi/3l6S2EL )、ドリアン・コンセプト(https://spoti.fi/3jXiJwm )、三浦大知(https://spoti.fi/3hiKqxX )、矢野顕子(https://spoti.fi/3z0t6nk )、Rei Harakami(https://spoti.fi/3vDtPul )、ボアダムズ(https://spoti.fi/2Ujg1af )、ビートルズ(https://spoti.fi/39Y5TZX )、ローリング・ストーンズ(https://spoti.fi/2POc8rD )、ブルース・スプリングスティーン(https://spoti.fi/3aEv16Y )、ザ・フー(https://spoti.fi/3rXKTJa )、カニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )、スーザン・ソンタグ「キャンプについてのノート」収録『反解釈』(https://bit.ly/2VqSyoj )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Oct 7

1 hr 5 min

前回エピソードに続き、ポップ・カルチャー批評家のさやわかをゲストに迎えた「小説/文学作品回」第二回をお送り致します。エピソード冒頭は、ホスト田中が前々から尋ねたいと思っていた「ポップ・カルチャー批評家のさやわか」の批評軸やスタンス、あるいは、個人的なテイストについて。そういった個々のPOP LIFEアベンジャーズの視点の基盤について開陳していただくことで、それぞれの方の言説により明確な文脈をオーディエンスの皆さんに見出していただく契機作りも当番組の目的、役割のひとつなのです。そこから、日本語ネイティヴ圏における80年代後半からの「小説/文学作品回」を取り巻く状況や、出演者個々のそこへのアクセス体験をざっくりと横断しつつ、気ままな「超・雑談」は今回の本題へと進んでいきます。今回エピソードのモチーフは、2021年初頭に第164回芥川龍之介賞を受賞した、宇佐見りん『推し、燃ゆ』(https://bit.ly/3gVim3q )です。今回エピソードが好評なら、また具体的な新旧の「小説/文学作品回」をモチーフにしたエピソードもお届けしたい。是非、皆さんも #poplifethepodcast を使って、ご要望をお伝え下さいませ。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――さやわかも田中も、ある特定の対象に熱狂するのではなく、その対象が持つ構造やメカニズム、それが表象するものに興味がある? そうした、さやわかの価値観が培われたのは、すべてを並列に捉える80年代から90年代初頭の文化風土の影響? 80年代初頭までは小説を読むことが不良やイケてる若者のライフスタイルの一部だった? 村上春樹や吉本ばななの台頭で、80年代末から小説はよりコマーシャルな意味でのポップに向かった? 村上春樹や吉本ばななはサブカルチャー文学? 日本文学特有の情念性が抜けおち、フラットで現代的な人間を描くようになって、日本文学は世界市場でも受容されるようになった? 小説がその構造的な面白さよりもストーリーの没入感を求められるようになったのは、ポップ・ミュージックでそのサウンドのフォルムよりリリックの内容が重視されるようになったことと相似形? 伊坂幸太郎と阿部和重の共作『キャプテンサンダーボルト』(https://bit.ly/2WLmL20 )って何だったの? 文学は他のジャンルと較べてもジェンダー・バランスが取れているアートフォーム? 今や女性作家が中心? 女性作家という言葉はOKで、女流作家はNG? 推しっていう言葉は軽く感じる? それは偏見? 推しという言葉にはたくさんある中から一つを選ぶというニュアンスがある? 宇佐見りん『推し、燃ゆ』は、推しという現代的な感情を見事に描写している? 文章の中での時間のコントロールが上手い? 宇佐見りん『推し、燃ゆ』はアイデンティティの話? その周りに現代的なモチーフを散りばめる上手さはさながらドレイク? 本当はゼロ年代以降のアイドル評論が書かなくてはいけないものを『推し、燃ゆ』は書き切っていた? 『推し、燃ゆ』は私小説という日本文学の伝統のど真ん中に連なる作品? 村田沙耶香『コンビニ人間』は主人公の内面に迫っていない、という評価は間違っている? 品川駅構内エキュート2階の本屋さん「PAPER WALL」がお薦めです!(©︎三原勇希)――以下は参考資料です。ジョン・バース(https://bit.ly/3yCaYjx )、トマス・ピンチョン(https://bit.ly/3gWNe3x )、ロバート・クーヴァー(https://bit.ly/3yDcZMy )、高橋源一郎(https://bit.ly/3t7o1s2 )、ドナルド・バーセルミ(https://bit.ly/3ijLzGf )、ガルシア・マルケス(https://bit.ly/3BC1Flu )、ミラン・クンデラ(https://bit.ly/38zA5sL )、マヌエル・プイグ(https://bit.ly/3o4eWzM )、フリオ・コルタサル(https://bit.ly/3CK2t8J )、レイモンド・チャンドラー(https://bit.ly/3nXJrY3 )、イタロ・カルヴィーノ(https://bit.ly/3yzk0xD )、橋本治(https://bit.ly/3tgYdKk )、Perfume(https://spoti.fi/2TSKIQ0 )、ももいろクローバーZ(https://spoti.fi/3hf4e5x )、鶴田浩二(https://bit.ly/3ph2tpq )、KREVA(https://spoti.fi/3oZsbzT )、村上龍(https://bit.ly/3tagE37 )、村上春樹(https://bit.ly/2DdunRi )、カート・ヴォネガット・ジュニア(https://bit.ly/2WGldWO )、吉本ばなな(https://bit.ly/3gQYZsr )、渡辺淳一(https://bit.ly/3jDCNE0 )、大塚英志(https://bit.ly/3yOThO1 )、東野圭吾『白夜行』(https://bit.ly/2WFEND7 )、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』(https://bit.ly/2YmLydl )、東野圭吾『容疑者Xの献身』(https://bit.ly/2WNCLAb )、原田マハ『楽園のカンヴァス』(https://bit.ly/3DGlFFy )、同じく『暗幕のゲルニカ』(https://bit.ly/3gV2kH1 )、山田詠美(https://bit.ly/3n3GlBg )、ドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )、中上健次(https://bit.ly/3jDGr0E )、綿矢りさ(https://bit.ly/3zG2UQe )、田山花袋『布団』(https://bit.ly/3jFOSsl )、村田沙耶香『コンビニ人間』(https://bit.ly/3DGHiFx )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 30

1 hr 16 min

自分にとって、新しい/刺激的な「小説」を何か一冊手に取って読んでみよう!という自らの判断を下す際に、皆さんの場合、何を参考にしてます? 芥川賞、直木賞、本屋大賞といったアワード? 老舗の文芸誌や、『ダ・ヴィンチ』のような書籍カタログ誌? 友人や恩師からのレコメンド? 書店の陳列やポップ? あるいは、Amazonのアルゴリズム? それともTwitterやTikTokのようなソーシャル・メディアの情報でしょうか? あるいは、小説や文学作品に何を求め、自分にとっての優劣をそこに見出す基準とは何なんでしょう?――アプリオリに存在するがゆえに、多くの現代人にとってはもはやその起源をどこに特定するかさえあやふやで、もしかすると、その起源や歴史については考えたこともないかもしれない「小説/文学作品」という摩訶不思議なアートフォーム。しかも、良くも悪くももはや文化的にも産業的にも一度は確立されてしまったがゆえに、その存在意義さえ誰にとってもまったくバラバラかもしれない。さて、ここには然るべき意味としてのポップは存在するのかしらん? 当番組が始まって以来、約2年半あまり、ホスト田中がずっと抱えてきた「そんなヌエのような掴みどころのないアートフォームを相手に一体全体どこから始めよう?」という逡巡を見事に解決してくれる最適なゲストを迎え、遂に「小説/文学作品回」をお届け致します。そんな救世主のようなゲストはポップ・カルチャー批評家のさやわか。今年6月から始まった、当番組のホスト田中宗一郎がホストを務めるもうひとつの番組「The Sign Podcast(https://spoti.fi/3l8xehV )」のシリーズ・エピソード「ゲーム文化の世界地図(https://spoti.fi/3yCYnNc )」でも明晰な視点を提供してくれています。かくして「小説/文学作品回」第一回としては過不足ないエピソードに相成りました。今回エピソードが「今どの作品が面白い?」という判断を下す前に今一度、「自分自身や、現在の日本語ネイティヴの社会にとって、小説/文学作品というアートフォームって何なの?」という場所に立ち戻っていただく契機になれば幸いです。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――日本の文学史の産業構造はポップ・カルチャーと同じ? 少なくとも高尚なものではない? 川上未映子がやっていることはテイラー・スウィフトとほぼ同じ? 今、熱心な小説読者以外にとってもっとも影響力のある文学賞は、本屋大賞? 文学賞は、文学コミュニティの外部へのチャンネル作り? 本屋大賞は文壇に対する書店の現場からのカウンターとして生まれた? 本屋大賞にはポピュリズムやプロモーションに偏り過ぎてしまうという弊害も? 今、影響力があるのはTikTokの小説レヴュー動画? 直木賞は大衆小説に与える賞? 芥川賞は大衆小説に対するカウンターとしての純文学に与える賞? 50年代以降、世相や現代の風俗を切り取った小説も芥川賞ではフックアップされる傾向に? その起源は石原慎太郎『太陽の季節』? それは2020年の受賞作、宇佐見りん『推し、燃ゆ』も同じ? 芥川賞は話題性重視? だから、有名人に受賞させることも? いわゆる五大文芸誌か、『早稲田文学』に掲載された作品でないと、そもそも芥川賞へのノミネート権がない? 現在の芥川賞と直木賞の違いは、物語の中に娯楽性があるかどうか? 二つのアワードの境界が現在のように曖昧になったのは、大衆小説の存在感が小さくなり、純文学との違いが溶解してきたから? 純文学という言葉には明確な定義がない? ここ最近、もっとも芥川賞受賞の意義があると感じられたのは円城塔? ラノベの台頭以降、文学の地図も大きく変わった? それまでサブジャンルと思われていたジャンルが力を増し、良くも悪くも中心が失われた? ここ20年、作家が意識的に芥川賞を取れるような作品を書こうとする傾向は確実にある? 音楽と較べて小説のハードルが高く感じられるのは、一つの作品を読むのに時間がかかるメディアだから? もはや漫画はデジタルでの消費がフィジカルを上回っている? おかげで連載打ち切りが少なくなった? でも、小説はいまだフィジカルが強い? 産業としていろいろ捻じれている? 最近の文学の世界での一番のムーヴメントは怪談?――以下は参考資料です。さやわか『僕たちのゲーム史』(https://bit.ly/3xshfOK )、川上未映子(https://bit.ly/3jCLIW7 )、テイラー・スウィフト(https://spoti.fi/3775CSH )、『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )、芥川龍之介(https://bit.ly/3BBYUAC )、直木三十五(https://bit.ly/2WMLJOp )、石原慎太郎『太陽の季節』(https://bit.ly/2YkVOmp )、宇佐見りん『推し、燃ゆ』(https://bit.ly/3gVim3q )、西加奈子『サラバ!』(https://bit.ly/3yATwMh )、又吉直樹『火花』(https://bit.ly/3kPPNFF )、村田沙耶香『コンビニ人間』(https://bit.ly/3DGHiFx )、円城塔(https://bit.ly/3mTvOc3 )、宮部みゆき(https://bit.ly/2WIpSaH )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 30

1 hr 11 min

カニエ・ウェスト最新作『ドンダ』(https://spoti.fi/3hgjCOT )を取り上げた前回エピソードに続き、今回は「ドレイク回」をお届け致します。ゲストは前回同様、ライター・翻訳家の池城美菜子、ライター磯部涼の二人。さて、皆さんは、ドレイク最新作『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(https://spoti.fi/3jVj7eV )をどんな風にお聴きになっていますか? ドレイクのラッパーとしての側面を打ち出した、非常にソフィスティケイトされた仕上がりの緻密なアルバム。微細なグラディエーションがありながらも、メロウかつメランコリックなトーンにほぼ統一されている――取り敢えずそんな風にも言えるかもしれません。前回エピソード冒頭では出演者の内、3人がカニエ最新作『ドンダ』に軍杯を上げると発言したものの、今回エピドード中盤辺りから意見を覆す者もいるようです。かくして今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――繰り返し聴いてしまうのは『ドンダ』ではなく『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』?『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』は正統派ヒップホップ・アルバム? いくつものレイヤーが緻密に重ねられた、噛めば噛むほどいろんなテイストが味わえるミルフィーユ・アルバム? リック・ロスリック・ロス(https://spoti.fi/3z7aMcx )とリル・ウェインリル・ウェイン(https://spoti.fi/3t3PZ7f )がヴァースを提供した“ユー・オンリー・リヴ・トゥワイス”(https://spoti.fi/3hYbp24 )はとても2021年の曲とは思えない? “パピーズ・ホーム”(https://spoti.fi/3nYVPqT )にしても、モンテル・ジョーダン1995年のヒット“ディス・イズ・ハウ・ウィ・ドゥ・イット”(https://spoti.fi/2Zpn83p )使いなんて今やる? グラミー賞にノミネートされる正式なスタジオ・アルバムだからこそ、ここまで緻密に作り込んできた? 『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』冒頭のサンプルはコーラス・グループ、ザ・シンガーズ・アンリミテッドによるビートルズの“ミッシェル”のカヴァー(https://spoti.fi/3CIr3H3 )? ドレイク新作は良く言うと統一感があり、悪く言うと単調? ドレイク新作の隠れテーマは、父としてちゃんとするつもりがあるという宣言? カニエ新作の隠れテーマはキム・カーダシアンへの謝罪? ドレイクの人気の秘訣は、誰もが抱えている孤独や虚しさを曲にするのが上手いから? ドレイクの魅力は、『モア・ライフ』に代表される編集的なセンスの鋭さ? プッシャ・Tも絡んだドレイクとカニエのビーフには流石にみんなウンザリした? ドレイクがトロントという北米のラップ・ミュージックの中心地から外れたところに拠点を置いていることは重要? ドレイクは様々な意味でマージナルな場所から出てきたからこそ、その曲には寂しさや虚しさが宿っている? ドレイクはスーパー・リッチであると同時にスーパー・ロンリー? それがねじれた共感を呼んでいる? ドレイク新作はこれまでで一番アルバムとしての完成度が高い? ドレイク新作もカニエ新作ももっとも聴かれているのはリル・ベイビー参加曲? ドレイク最初のヒット曲“ベスト・アイ・エヴァー・ハド” (https://spoti.fi/3d1dCI5 )が2008年にリリースされた時は誰もが「これ、何なの?」と面食らった? デビュー当初、シンプルなシング・ラップでオーディエンスを大合唱させたドレイクはやっぱり新しかった? でも、その影響で今はラップだけ出来る人の方が売れづらい? ドレイクはムカつくけど、それが癖になる? ドレイクやザ・ウィークエンドを生んだトロントはどんな街なのか、一度行って確かめてみたい? いくら売れても地元から出て行かないドレイクの税収が莫大なはずので、トロントはドレイクに感謝すべき?――以下は参考資料です。ドレイク『テイク・ケア』(https://spoti.fi/3nhu3W8 )、同じく『ノッシング・ワズ・ザ・セイム』(https://spoti.fi/3tsWAt1 )、同じく『ヴューズ』(https://spoti.fi/3uEOfSx )、同じく『モア・ライフ』(https://spoti.fi/3DYzuiP )、同じく“ホットライン・ブリング”(https://spoti.fi/3ndvs00 )、同じく“ワン・ダンス”(https://spoti.fi/3BSY4jc )、同じく“ホワッツ・ネクスト”(https://spoti.fi/2X5Hgqc )、同じく“トゥーシー・スライド”(https://spoti.fi/3tEMsxz )、同じく“ゴッズ・プラン”のMV(https://bit.ly/3zYJjuK )、令和GALSの愚か村(https://spoti.fi/3E2BIhd )、the sign podcast(https://spoti.fi/3l8xehV )、松岡正剛の千夜千冊(https://bit.ly/3nihxWu )、クエストラヴのポッドキャスト『Questlove Supreme』(https://spoti.fi/3yWkpKM )、クエストラヴ監督2021年映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』(https://bit.ly/3hg9h5C )、マライア・キャリー(https://spoti.fi/3jRquUx )、アレサ・フランクリン(https://spoti.fi/38TPvs4 )、キッド・カディ(https://spoti.fi/3mwy9XX )、カニエ・ウェスト“パワー”のMV(https://bit.ly/38S86Vl )、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )、スリー・6・マフィア(https://spoti.fi/3E2G9Zm )、『トップ・ボーイ』(https://bit.ly/3trGEHg )、リトル・シムズ(https://spoti.fi/2X10fTe )、プッシャ・T(https://spoti.fi/3yWvSde )、マリリン・マンソン(https://spoti.fi/3hgfhLL )、ファレル・ウィリアムス(https://spoti.fi/37r9a1u )、プッシャ・T『デイトナ』(https://spoti.fi/38QWyBF )、ポップカーン(https://spoti.fi/329IoIJ )、ビーニ・マン(https://spoti.fi/2RgPyIS )、モヴァド(https://spoti.fi/3loCFrJ )、ムスタファ(https://spoti.fi/3hTTSbD )、ザ・ウィークエンド(https://spoti.fi/3p6JqP7 )、エミネム(https://spoti.fi/3l4ZmRr )、リアーナ(https://spoti.fi/2MNkcaG )、ドナルド・グローヴァー脚本『アトランタ』(https://bit.ly/38KiNst )、21サヴェージ(https://spoti.fi/3yqeGh2 )、ブラック・コーヒー(https://spoti.fi/3jTuZy0 )、ギグス(https://spoti.fi/2X16xlO )、ジュース・ワールド(https://spoti.fi/3mtjhrG )、リル・ベイビー(https://spoti.fi/3ceJ0mt )、クリス・ブラウン(https://spoti.fi/2OyywF6 )、リル・ダーク(https://spoti.fi/38T4Tow )、ポロ・G(https://spoti.fi/2QhC8sa )、ニッキー・ミナージュ(https://spoti.fi/2Q6fxC6 )、ジェイ・ショーン(https://spoti.fi/3E4CKcC )、ビリー・アイリッシュ“パーティ・フェイヴァー”(https://spoti.fi/38Rkogu )、フューチャー(https://spoti.fi/3yV3uIz )、dvsn(https://spoti.fi/2X5DmNL )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、ティンバランド(https://spoti.fi/3tmhgBr )、ニール・ヤング(https://spoti.fi/2KcdXfr )、ザ・バンド(https://spoti.fi/3tpoS7E )、カニエ・ウェスト『イーザス』(https://spoti.fi/3EayrMX )、guca owl(https://spoti.fi/3EzII5a )、SHINGO★西成(https://spoti.fi/3aSDcxx )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 23

1 hr 15 min

カニエ・ウェストが最新作『ドンダ』(https://spoti.fi/3hgjCOT )を8月29日に、その翌週9月3日にはドレイクが最新作『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(https://spoti.fi/3jVj7eV )を相次いでリリース。パンデミック以前から世界中が心待ちにしていたビッグ・リリースが続いた2021年夏の終わり。皆さんはそれぞれのアルバムをどんな風にお聴きになっているでしょうか? もはやサプライズ・リリースが当たり前となった昨今ですが、当番組でも何とか出来うる限り最速で、今回の「カニエ回」「ドレイク回」2週連続エピソードを収録、配信と相成りました。ゲストは、ライター・翻訳家の池城美菜子、ライター磯部涼の二人。特に池城は今回のエピソード収録以前に、カニエ・ウェスト最新作『ドンダ』についての論考(https://bit.ly/3nhMcmD )も公開。こちらも併せてお楽しみ下さいませ。というわけで、今回の「カニエ回」は、「じゃあ、カニエとドレイク、この2枚のアルバムを比べると、どちらに軍杯が上がる?」というゲームを出演者全員に投げかけるところから始まります。そんなこんなで今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『ドンダ』は意外とラフでシンプル? う~ん、“Jail pt 2”(https://spoti.fi/39wydBm )でのマリリン・マンソン(https://spoti.fi/3hgfhLL )の参加はやっぱどうなの? カニエ・ウェスト『ドンダ』はこれまでと較べるとドラム・パターンが弱い? カニエとドレイクのアルバムがほぼ同時に出たことで、それぞれの作品の内容よりも、まずは両者の関係性やビーフにばかり脚光が当たってしまうのにはうんざり? カニエは常に常識を疑って再定義しようとしている? 今回の常軌を逸したアルバムのリスニング・イベントもそうした意識の延長線上? でも、延々と作品を完成させられないカニエに対して周囲のスタッフはキレている? 『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』(https://spoti.fi/3jUedi4 )は21世紀の最高傑作? 新作を出すと常にあのアルバムと比較されるカニエは少し可哀想? 『ドンダ』や『ライフ・オブ・ザ・パブロ』(https://spoti.fi/2WYR05s )は可能性の溺死体アルバム? 『ドンダ』にポップ・スモークがフィーチャーされているのは、カニエがドリル初のヒットが生まれるのに貢献したことをみんなに思い出してほしいから? 『ドンダ』の参加メンバーにはDMXの葬式に集まっていた人が多い? ミックステープやシングルが重視される傾向があるヒップホップの世界において、最初からアルバムというフォーマットで何かを証明しようとしていたカニエは異質だった? そもそもカニエはプロデューサーとしてすごい? ラッパーとしてはクスッと笑わせるようなことを言うのが上手い? 韻を踏むために同じ単語を繰り返すというプレイボーイ・カルティ(https://spoti.fi/3gXgHt4 )のナンセンスな手法は、むしろヒップホップの根源的な形? カニエの“ジュンヤ”(https://spoti.fi/3AypLgU )も同じ? リリース当時は不評だったプレイボーイ・カルティ『ホール・ロッタ・レッド』(https://spoti.fi/2YsqgYl )をひとつの発端として、レイジ・タイプ・ビートという新しい潮流が誕生? カニエにとって双極性障害は障害ではなくスーパー・パワー? そのようにポジティヴに言い切ったのはカニエの功績のひとつ? 黒人男性の弱さを見せるということをカニエやドレイクの前にやっていたのがキッド・カディ(https://spoti.fi/3mwy9XX )? カニエ新作についての海外メディアのレヴューはPC的、キャンセル的な視点から書かれているものが多い? 『ドンダ』でダベイビーとマリリン・マンソンを同列に見せてしまっているのはカニエのミステイク? カニエの作品は神をテーマにしていても、結局は一人称的? カニエのアイデンティティは創作そのものにある? 自分の大きすぎるエゴを何か別のものに置き換えることで生きてきた人? カニエはいろいろな騒ぎを起こしても、最終的にはそれをアルバムに回収し、カタルシスへと消化する? カニエは私たちであり、私たちはカニエである?――以下は参考資料です。カニエ・ウェスト『ザ・カレッジ・ドロップアウト』(https://spoti.fi/3tp4bsu )、同じく『グラデュエーション』(https://spoti.fi/3jU0LuE )、同じく『808s & ハートブレイク』(https://spoti.fi/3yWTvCv )、同じく『イーザス』(https://spoti.fi/3EayrMX )、同じく『ye』(https://spoti.fi/2WYU7KG )、同じく『ジーザス・イズ・キング』(https://spoti.fi/38OFwnQ )、エリック・クラプトン(https://spoti.fi/3BT1JgN )、ヴァン・モリソン(https://spoti.fi/2VpLcRY )、デスティン・ダニエル・クレットン2021年映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(https://bit.ly/3fTyDoX )、ケンドリック・ラマー(https://spoti.fi/3nuom4D )、R・ケリー(https://spoti.fi/3E1dBiL )、ダベイビー(https://spoti.fi/3iesOAX )、リック・ロス(https://spoti.fi/3z7aMcx )、アリーヤ(https://spoti.fi/3tq8zYh )、アンドレ3000(https://spoti.fi/3E2rzkD )、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )、リル・ダーク(https://spoti.fi/38T4Tow )、ハドソン・モホーク(https://spoti.fi/3ndKnqT )、ダフト・パンク(https://spoti.fi/3rT90tk )、ポップ・スモーク(https://spoti.fi/32EqywW )、チーフ・キーフ(https://spoti.fi/3l71CHP )、チャンス・ザ・ラッパー(https://spoti.fi/3aH9F97 )、DMX(https://spoti.fi/38PR36r )、ランDMC(https://spoti.fi/3hffwGW )、ジョン・レジェンド(https://spoti.fi/3yWUnXN )、コモン(https://spoti.fi/30yu9fu )、エリカ・バドゥ(https://spoti.fi/3nfnDXC )、テイラー・スウィフト(https://spoti.fi/3775CSH )、トリッピー・レッド&プレイボーイ・カルティ“ミス・ザ・レイジ”(https://spoti.fi/2Ywnncm )、J・コール(https://spoti.fi/2SDugGf )、タイラー・ザ・クリエイター(https://spoti.fi/2OgDoOD )、ビリー・アイリッシュ(https://spoti.fi/3gW8WU3 )、ドレイク『ヴューズ』(https://spoti.fi/3uEOfSx )、坂口恭平(https://bit.ly/2X0diEt )、ジェイ・Z & カニエ・ウェスト『ウォッチ・ザ・スローン』(https://spoti.fi/3zYTXS3 )、ビヨンセ(https://spoti.fi/3m9SBOg )、クリス・ブラウン(https://spoti.fi/2OyywF6 )、ブジュ・バントン(https://spoti.fi/3wEoV0r )、リアーナ(https://spoti.fi/2MNkcaG )、ザ・ウィークエンド(https://spoti.fi/3p6JqP7 )、プッシャ・T(https://spoti.fi/3yWvSde )、ルー・リード(https://spoti.fi/3l0NS16 )、ノエル・ギャラガー(https://spoti.fi/3juijvt )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 23

1 hr 11 min

音楽評論家はどいつもこいつも実家が太い――もしかすると、そんな方程式の外側で生きてきたことだけが、大規模音楽イヴェントVIVA LA ROCKを主催し、音楽雑誌『MUSICA』を発行する株式会社FACTの代表を務める今回のゲスト鹿野淳と、ホスト田中の共通点なのかもしれません。曰く「親のいる奴らは国へ帰れ(©︎寺山修司)」。今回は「食について語ろう!」という趣旨。だが、それにしても、かつては食獣の異名を取り、深夜のヴァラエティ番組でも大食いタレントとして名を馳せた鹿野と、「そもそも食は禍々しい」との自説を持ち、自らへの戒めとして豚の屠殺動画を見ながら食事をしたりするという常軌を逸した人格の田中に挟まれた三原勇希の運命やいかに? 食の話題から、互いの家庭の貧しさ自慢に発展する流れで、「いいよね、勇希ちゃんの育った家庭は裕福で」と心ない言葉を投げかけられる三原勇希の心中やいかに? そんな惨劇の中、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――食の禍々しさを文化や文明で覆い隠してきたのが人類の歴史? 捕食する人類の愚かさをどう肯定できるかが大事? そんな思想の持ち主、田中は人生を無駄にしている? 70年代、マクドナルドやファミレスは輝かしいアメリカ文化の象徴だった? いや、ファミレスは不良のたまり場? 鹿野にとって食とは質より量? 鹿野が大食いになった理由は実家が貧乏だったから? 世間の人たちは食べるために働くが、鹿野は食べることで生きていた? 食はそれぞれの出自やライフスタイルを如実にリプレゼントするもの? 田中が観ているCMの入るTV番組は『タモリ倶楽部』と『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association With CNN』だけ? 料理評論家の高山なおみのレシピはマジすごい? 高山なおみは食が持つダイナミズムや禍々しさを肯定する料理を提案している? 日本でエスニック料理が定着したのは気候が亜熱帯化したから? 世界で一番美味しい寿司が食べられるのはボストン沖? 鹿野は歳を取って頑固ジジイ化? 田中は歳を取って好々爺化した? 鹿野と田中がWOWOWぷらすと(https://bit.ly/3hC5Juz )で共演した後、鹿野は「二度と同じ番組に出ない!」とマジギレ?――以下は参考資料です。手塚治虫(https://bit.ly/3zDe8os )、石ノ森章太郎・平井和正『幻魔大戦』(https://bit.ly/2V6Z1EK )、トーキング・ヘッズ(https://spoti.fi/3lHVzJb )、『リメイン・イン・ライト』(https://spoti.fi/3kM1Dkh )、『おかえりモネ』(https://bit.ly/3mVc0ox )、高山なおみ(https://bit.ly/2V71nDC )、平野レミ(https://bit.ly/38z4tU5 )、ノエル・ギャラガー(https://spoti.fi/3juijvt )、アンダーワールド(https://spoti.fi/384nvSv )、トム・ヨーク(https://spoti.fi/3dcawiI )、BUMP OF CHICKEN“なないろ”(https://spoti.fi/3gUEOtD )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 16

1 hr 18 min

大規模音楽イヴェントVIVA LA ROCKを主催し、音楽雑誌『MUSICA』を発行する株式会社FACTの代表を務める鹿野淳をゲストに迎えての2連続エピソード第一回。ホスト田中とはかつて25年以上前には株式会社ロッキング・オンで同じ釜の飯を食った間柄ながら、「互いにまったく違うフィールドで活動しているように見える(©︎三原勇希)」がゆえに一部からは「混ぜるな、危険!」と思われているらしく。だが、「本当に彼のことは尊敬してるんです。音楽の話をし始めたら、まったく会話が成り立たないと思うけど(©︎田中宗一郎)」ということでもあるらしく。じゃあ、やっぱり当番組に出てもらわないと!と誰が言い出したのかはもはや藪の中ながら、最終的にお越しいただくことと相成りました。当初は「食とランニング」というテーマ設定があったものの、三原とも田中とも旧知の仲でもあるゲストがごく普通に雑談を始めたものだから、当初の予定はどこへやら。冒頭、パンデミック以降のVIVA LA ROCKの運営という話題から、自然と大規模音楽フェスティヴァルについての話題へと発展。その後、90年代から2000年代にかけての音楽雑誌裏話を経て、次第にゲスト鹿野淳のキャリア全般を再訪するという流れで今回の「超・雑談」は転がっていきます。因みに当番組のホスト田中は「the sign podcast(https://spoti.fi/3qTZRA7 )」、三原は「令和ギャルズの愚か村(https://spoti.fi/3E2BIhd )」という新たなポッドキャスト番組をローンチしたりもしておりますので、是非そちらもご贔屓に。そんなこんなで、今回もまた、「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――フジロックやVIVA LA ROCKなんて大規模音楽イヴェントを運営している奴らは皆んな馬鹿? パンデミック下でライヴやフェスの現場で大騒ぎしたい!という欲望はそもそも倫理的に間違っているが、その欲望自体が存在するとこと事実は認めないといけない? いわゆる邦ロックのファンダムは、自分たちの場所やアーティストやイヴェント主催者を守るという意識が高い? 名古屋のヒップホップ・シーンはエクストリームでワイルドで最高? 当番組に出演したことのあるロッキング・オン出身者は誰もがキャラ濃すぎ? 鹿野が編集長だった『BUZZ』という雑誌はそもそも田中のアイデア? 鹿野も田中もロッキング・オン社の社風にはまったく馴染んでいなかった? 当初、鹿野はくすぶっていて、田中は社畜だった? 90年代日本の海外ロック・リスナーのリテラシーは今では信じられないほど低かった? かつて西新宿の海賊盤屋はジミー・ペイジが来日するとタダで商品を持って行かれるので店を休みにしていた? 鹿野はロッキング・オン社を辞めて、『MUSICA』を始める前にサッカー雑誌をやっていた? 楽天がFCバルセロナとスポンサー契約をしたのは、そもそも鹿野がきっかけ? 『ムジカ』は書店流通せずにCD流通だけで販売していた雑誌だった? 今回、鹿野と田中の話が弾んだのは、音楽自体の話をしなかったから?――以下は参考資料です。VIVA LA ROCK(https://bit.ly/2WMUaJh )、FUJI ROCK FESTIVAL(https://bit.ly/3tcocSX )、SEAMO(https://spoti.fi/3t8hL3f )、TOKONA-X(https://spoti.fi/3gX2AoV )、MSC(https://spoti.fi/3w0POup )、JAGATARA“もうがまんできない”(https://spoti.fi/3jChrqn )、アンダーワールド(https://spoti.fi/384nvSv )、エアロスミス(https://spoti.fi/3mRKOXX )、レッド・ツェッペリン(https://spoti.fi/34vsMAK )、ビートルズ(https://spoti.fi/39Y5TZX )、オービタル(https://spoti.fi/2V6TpdE )、エイフェックス・ツイン(https://spoti.fi/3qWHZ6b )、KICK THE CAN CREW(https://spoti.fi/2QpjbXV )、ジミー・ペイジ(https://spoti.fi/3DCHkOR )、ダフト・パンク(https://spoti.fi/3rT90tk )、ナイン・インチ・ネイルズ(https://spoti.fi/2Gvw3Y6 )、森山直太朗(https://spoti.fi/3kPr18G )、宇多田ヒカル(https://spoti.fi/3uVF1ls )、BUMP OF CHICKEN(https://spoti.fi/37aZVlV )、ザ・ウィークエンド(https://spoti.fi/3p6JqP7 )、令和GALSの平成ポップ鬼語り(https://spoti.fi/3DDs703 )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 16

1 hr 13 min

MCU作品を心の底から愛するが故に、どこまでも辛辣な批判の言葉を使いながら、2021年になってから世の中にシェアされた映画『ブラック・ウィドウ』(https://bit.ly/33ZydXv )、TVシリーズ『ワンダヴィジョン』(https://bit.ly/2OcPqZf )、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(https://bit.ly/39yFRLZ )、『ロキ』(https://bit.ly/2XmoXNB )を肯定していこう!という趣旨の2連続エピソード最終回。今回もまた、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、indigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )佐藤栄太郎の二人をゲストに迎えてお送り致します。因みにホスト田中が、今現在すべてのMCUキャラクターの中でもっとも愛しているのはシャロン・カーターです。というわけで、今回もまた、「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――ジェームズ・ガン復帰作『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』は、キャンセル前とは作風は変えず、地雷だけは避けながらアクセルを踏み込んだ作品? 政治的にアウトで人気のないキャラクターばかり使った『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をヒットさせたジェームズ・ガンはMUCの幅と多角性を提示した? スカーレット・ヨハンソンがディズニーを提訴したのは、劇場とストリーミングの同時配信の時代に、出演者のギャラシステムの再定義を促した重要な問題定義? 『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』はアクション・シーンで泣ける? 『ジョーカー』はコメディ出身のトッド・フィリップス監督による、時代の空気に対する露悪的なジョーク? だからこそシリアスに受け止めてはいけない? 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はデリケートで難しい問題に果敢に挑んでいるが、最終的な帰着点が甘い? でも、美しく収めるエンディングの物足りなさはディズニーのカラーでもある? だからこそ、来るべき『デッドプール』新作が試金石? 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の素晴らしさはアフロ・アメリカンと国家の関係の歴史と、差別に対する世代間の違いや軋轢をきちんと描いたことに尽きる? 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のカーリーは、現代のデリケートな問題を表象させているがゆえに、もっと丁寧に描くべきだった? 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、誰もが体制や一部の富裕層に怒りを感じているが、それぞれ立場が違うため連帯できず、結局それぞれが傷つけ合っているという現代的な問題を扱っている? ただ、そこを少し雑に描いてしまったところが残念? 『ウォッチメン』や『ザ・ボーイズ』はMCU時代に対するカウンターとしての、メタなスーパーヒーローもの? 『ワンダヴィジョン』はMCUによる体制内メタ? MCU作品がワン・イシューで押し切れなくなっているのは、産業的かつ文化的に背負うものが大きくなりすぎたがゆえの弊害? ディズニー・プラスというストリーミング・プラットフォームを成功させるためにMCU作品はその犠牲になっている? ケヴィン・ファイギのようなストレス満載の人生は絶対に嫌だ? アイアンマンが抱える矛盾は人類の写し鏡? サノスが目指しているのは世界平和と平等の実現? キャプテン・アメリカもサノスも間違いなく狂人? キャプテン・アメリカは理想主義者で、アイアンマンは現実主義者? 今一番重要なテーマは「誰が弱者なのか?」 マスキュリティの塊=ソーには案外トキシックなところがない? ソーやスター・ロードやアントマンのような、「駄目でもいいじゃん」という価値観を象徴するキャラクターの存在こそが最重要? 彼らを愛せる空気が熟成されてこそ、いい世の中になる?――以下は参考資料です。ジェームズ・ガン2021年映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(https://bit.ly/37DtZaq )、同じく2014年映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(https://bit.ly/37C7rGW )、トッド・フィリップス2019年映画『ジョーカー』(https://bit.ly/37Xk1lo )、アジズ・アンザリ脚本『マスター・オブ・ゼロ シーズン3』(https://bit.ly/3pEIB1f )、マイケル・ジャクソン(https://spoti.fi/389qhGd )、デヴィッド・エアー2016年映画『スーサイド・スクワッド』(https://bit.ly/3m77ReU )、アンディ・サーキス2021年映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(https://bit.ly/3AsZlge )、『ウォッチメン』(https://bit.ly/3cMa36N )、『ザ・ボーイズ』(https://bit.ly/2YUvCMn )、デスティン・ダニエル・クレットン2021年映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(https://bit.ly/3fTyDoX )、クロエ・ジャオ2021年映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )、MARVEL STUDIOS TALK(https://spoti.fi/3isbTid )、エメラルド・フェンネル2020年映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(https://bit.ly/3whKZ0V )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 *本配信は8月12日(木)収録です。ゲストの佐藤栄太郎さんは8月18日(水)に新型コロナウィルス陽性と診断されましたが、現在佐藤さんは回復、復帰されております。 *収録現場においては、可能な限りの感染対策を徹底しておりました(入館時の体温測定、収録時のマスク着用、アクリル板の設置、手の消毒)。 *また、保健所から出演者・スタッフ含め、濃厚接触者にあたるという連絡は来ておらず、現場に関わった全ての方に体調不良者はいないこと、ご報告させていただきます。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 9

1 hr 14 min

今回のエピソードの大前提は「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)こそが2010年代を代表する、もっとも偉大なポップ・カルチャーだった」――そんな認識です。詳しくは、ポップ音楽や映画、TVシリーズの潮流から2010年代というディケイドの実相を紐解いた書籍『2010s』(https://bit.ly/34WV3QR )を読んで下さい。というわけで、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、当番組のMCU映画担当アベンジャーズでもあるindigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )の佐藤栄太郎の二人をゲストに迎えて、「じゃあ、現在のMCUはどうなの?」という問いかけから始まる2連続エピソード第一回です。いつもは様々なポップ・カルチャーのゲートウェイになることを心掛けている当番組ですが、今回の「超・雑談」は、少なくともMCU関係の映画、TVシリーズを一通り観ていないことにはチンプンカンプンになること必至の超絶ハイコンテクスト。ひたすら細かいディテールに踏み込み、容赦ない批判的な言説が吹き荒れます。そう、何かを猛烈に愛し、それを肯定しようという身振りは、誰もが見過ごしがちな細部に目を凝らすことと、辛辣な批判を常に伴うものなのです。というわけで、今回もまた、「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――『ホワット・イフ...?』はMCU作品としてカウントしなくてもOK? この一年半でディズニーがやってきたことは、一言で言うならリサーチ? そもそもロキはヒーローにもヴィランにも位置づけられないキャラクターであることが魅力だったのに、『ロキ』ではそれが台無しに? MCUのアクション・シーンは誰でも撮れてしまうようなスキームがある? だからこそ、ごく普通のシーンを撮れる監督を積極的に起用してきた? そういう意味からすれば、『ロキ』の監督は完全なミスキャスト? 『ワンダヴィジョン』は前半はとにかく最高? だが、最後の2話がとにかく酷すぎる? 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は6時間の間延びした映画? TVシリーズという形式に一番マッチしていたのは『ワンダヴィジョン』? 『ワンダヴィジョン』以降のMCU作品はどれも登場人物たちのセラピー的な側面があり、メンタルヘルスという現代的なテーマに向き合っている? 2010年代のMCU作品は社会問題を適切に取り込みつつも、それに気づかなくても楽しめた? しかし、2020年代のMCU作品はイシューが前景化し過ぎている? イシューを取り込むにしても、2010年代のMCUは誰よりも早かった? 映画『ブラック・ウィドウ』(https://bit.ly/33ZydXv )の良さは映画だから? 『ブラック・ウィドウ』は落下のアクションの映画? MCUのTVシリーズ3本は中途半端に映画的なスペクタクル性を取り込もうとしたのが失敗? 『デアデビル』(https://bit.ly/3iCeIwC )、『パニッシャー』(https://bit.ly/3fZypN8 )、『ジェシカ・ジョーンズ』(https://bit.ly/2VMPeDQ )といったNETFLIXと組んで作ったTVシリーズの方が、TVシリーズの形式を上手く活かしていた? MCU近作にケチをつけているのは田中と宇野と佐藤だけ? ファンはみんな喜んでいる? 『ワンダヴィジョン』はイースター・エッグ満載だったがゆえに、それ以降、みんながサプライズ・ジャンキーになってしまった? やっぱり何よりも期待が募るのはクロエ・ジャオ監督の『エターナルズ』?――以下は参考資料です。『ワンダヴィジョン』(https://bit.ly/2OcPqZf )、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(https://bit.ly/39yFRLZ )、『ロキ』(https://bit.ly/2XmoXNB )、『ホワット・イフ...?』(https://bit.ly/3yGbihT )、クロエ・ジャオ2021年映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )、ジェームズ・ガン2021年映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(https://bit.ly/37DtZaq )、『セックス・エデュケーション』(https://bit.ly/3jCM3pv )、ケイト・ショートランド2017年映画『ベルリン・シンドローム』(https://bit.ly/3xGJloQ )、クラクソンズ(https://spoti.fi/3hGyV2M )、スティーヴィー・ワンダー(https://spoti.fi/3iVMD28 )、アラン・テイラー2013年映画『マイティ・ソー ダーク・ワールド』(https://bit.ly/2VOOrCw )、ルッソ兄弟2014年映画『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(https://bit.ly/3jsdvpE )、ジョン・ワッツ2019年映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(https://bit.ly/2MBWRsM )、藤本タツキ『ルックバック』(https://bit.ly/3xABo4R )、ペイトン・リード2015年映画『アントマン』(https://bit.ly/3jlWXyX )、ティム・バートン(https://bit.ly/3jM7Qfv )、サム・ライミ(https://bit.ly/2Xo17kv )、山田洋次2021年映画『キネマの神様』(https://bit.ly/3xMeRSM )、MARVEL STUDIOS TALK(https://spoti.fi/3isbTid )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 *本配信は8月12日(木)収録です。ゲストの佐藤栄太郎さんは8月18日(水)に新型コロナウィルス陽性と診断されましたが、現在佐藤さんは回復、復帰されております。 *収録現場においては、可能な限りの感染対策を徹底しておりました(入館時の体温測定、収録時のマスク着用、アクリル板の設置、手の消毒)。 *また、保健所から出演者・スタッフ含め、濃厚接触者にあたるという連絡は来ておらず、現場に関わった全ての方に体調不良者はいないこと、ご報告させていただきます。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 9

1 hr 12 min

『ワイスピ』ってただのヤンキー映画でしょ?という偏見を払拭し、映画『Fast & Furious』シリーズ(以下、FFシリーズ)こそが現代のポップ・カルチャーを代表する存在であり、文化的にも非常に興味深いシリーズなんです。ということを証明するための2回連続エピソード最終回。今回も映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、indigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )佐藤栄太郎の二人をゲストに迎えつつ、次回からのMCU映画エピソードへの橋渡しをしていきます。MCU映画には夢中だけどFFシリーズは観たことがないというオーディエンスの皆さん、ホスト田中からのお勧めは第五作『Fast Five(邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX)』(https://bit.ly/3lTHw5N )からも始めること。もはやトム・クルーズの代表作『ミッション・インポシブル』シリーズがお好きなら絶対に楽しめます。というわけで、今回もまた、「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――FFシリーズはいろんなカルチャーや人種を繋ぐハブ? ポップ・カルチャーの始祖的存在『スター・トレック』シリーズの後継者? 映画としては別に大したことはないものの、1939年映画『オズの魔法使』(https://bit.ly/3AC0qlT )や1975年映画『ロッキー・ホラー・ショー』(https://bit.ly/34UTNwC )と同じく、それ以前は一般的ではなかった文化やライフスタイルを世界中に広めることに貢献した? 最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はカーディ・B(https://spoti.fi/3dhJLcZ )が出てくるシーンが最高にアガる? FFシリーズはベタだし、演歌だからこそ、グローバルに許容された? 2006年の3作目『The Fast and The Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT)』までに顕著な「走り屋カルチャー」は、これまで映画が扱ってこなかった分野? スポーツ・コンパクトやライス・ロケットと呼ばれる走り屋が好む日本車をスクリーンに乗せたことは画期的? 走り屋カルチャーは日本発祥? ただ速さを競うだけではなく、そこにある種の精神性を持ち込んだ? フランク・オーシャンも走り屋カルチャーに入れ込んでいる? ザ・ウィークエンドは『The Fast and The Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT)』に出てくるのと同じRX-7に乗っている? フランク・オーシャンとタイラー・ザ・クリエイターは色違いのBMWに乗っている? それは2人の絆の証? 外国人観光客が渋谷センター街で記念写真を撮るのはFFシリーズの影響? 脚本の整合感と、ロケーションの設定の広がりという点からすれば、FFシリーズ初心者はまず5作目『Fast Five(邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX)』から観るのがお勧め? で、6作目『Fast & Furious 6(邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION)』、7作目『Furious 7(邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION)』と続けて、そこから3作目『The Fast and The Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT)』へと進む? FFシリーズは登場人物たちの筋肉と表情がいい? 車好きの共通の敵はテスラ社のCEOイーロン・マスク? ガソリンを爆発させるのが楽しいから車を運転している車好きにとって、電気自動車の世界はディストピア? そもそも車産業というのはエネルギー問題と世界経済に直結した社会の根幹であるが故におぞましくもある? だが、その隙間から美しいものも生まれてきた? だから、やはり映画『フォード VS フェラーリ』は観るべき? POP LIFE: The PodcastではいつかWWE回をやりたい? もしWWEに代表されるスポーツ・エンターテイメントが存在しなかったら、ロックやポップはここまで文化として拡大することはなかった? 昔は車が一番威張っていたが、今は自転車が一番威張っている? いや、むしろ今本当の交通弱者は自転車? 「誰が弱者なのか?」という問いかけは今もっともアクチュアル? MCUシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のテーマの一つも「誰が弱者なのか?」という問い? 誰もが自分が被害者で弱者だと思っているという今の世の中を描いている? ガソリン車にしろ、公道での野良レースにしろ、今や絶滅の危機に瀕している文化を描いているのがFFシリーズ?――以下は参考資料です。ロブ・コーエン2001年映画『The Fast and the Furious(邦題:ワイルド・スピード)』(https://bit.ly/2VKzGRc )、ジョン・シングルトン2003年映画『2 Fast 2 Furious(邦題:ワイルド・スピードX2)』(https://bit.ly/3CJNCvu )、ジャスティン・リン2009年映画『Fast & Furious(邦題:ワイルド・スピード MAX)』、F・ゲイリー・グレイ2017年映画『Fast & Furious 8(邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK)』(https://bit.ly/3iCPz4T )、デビッド・リーチ2019年映画『Fast & Furious: Hobbs & Shaw(邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ)』(https://bit.ly/3CGpNVn )、ジャスティン・リン2020年映画『F9: The Fast Saga(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)』(https://bit.ly/3j60Jgy )、ロバート・ワイズ1979年映画『スター・トレック』(https://bit.ly/3420ZYe )、ジョージ・ルーカス1977年映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(https://bit.ly/33YMxQ5 )、バッド・バニー(https://spoti.fi/3fAuciR )、『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )、ウィズ・カリファ“シー・ユー・アゲイン feat. チャーリー・プース”(https://spoti.fi/2VHGNK2 )、しげの秀一『頭文字D』(https://bit.ly/37yQrkH )、フランク・オーシャン(https://spoti.fi/3akrRXx )、ザ・ウィークエンド(https://spoti.fi/3p6JqP7 )、タイラー・ザ・クリエイター(https://spoti.fi/2OgDoOD )、JP THE WAVY(https://spoti.fi/2CSgYOo )、Teriyaki Boyz”Tokyo Drift (Fast & Furious)”(https://spoti.fi/3lT2cep )、Dragon Ash feat. HIDE“Resound”(https://spoti.fi/3xDI4iE )、サウンドトラック『The Fast And The Furious: Tokyo Drift』(https://spoti.fi/3xH1OSv )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 *本配信は8月12日(木)収録です。ゲストの佐藤栄太郎さんは8月18日(水)に新型コロナウィルス陽性と診断されましたが、現在佐藤さんは回復、復帰されております。 *収録現場においては、可能な限りの感染対策を徹底しておりました(入館時の体温測定、収録時のマスク着用、アクリル板の設置、手の消毒)。 *また、保健所から出演者・スタッフ含め、濃厚接触者にあたるという連絡は来ておらず、現場に関わった全ての方に体調不良者はいないこと、ご報告させていただきます。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 2

1 hr 6 min

映画やTVシリーズは大好きだけど、別に『ワイスピ』は観なくてもいいと思ってる――そんな方は少なくないんじゃないでしょうか? 最新作『F9: The Fast Saga(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)』(https://bit.ly/3j60Jgy )も大ヒット上映中の『ワイルド・スピード』シリーズこと、『Fast & Furious』シリーズ(以下、FFシリーズ)ほど、好きな人は大好きだし、実際ある時期からここ日本でも大ヒット映画シリーズになってはいるものの、興味がない人はまったく興味がない――そんな映画はないんじゃないでしょうか。つまり、ここ日本では映画FFシリーズに対する偏見が存在するのではないか? だが、英語圏のみならず、世界中で愛されている映画FFシリーズこそが、良くも悪くも産業的も文化的にもいかがわしいものであることを義務づけされたポップ・カルチャーを代表するコンテンツなのではないか?――今回の企画の出発点はそこです。「え? そうなの?」というオーディエンスの皆さんはまずはシリーズ第四作『Fast & Furious(邦題:ワイルド・スピード MAX)』か、第五作『Fast Five(邦題:ワイルド・スピード MEGA MAX)』(https://bit.ly/3lTHw5N )からどうぞ。映画を撮ったのはどちらもアジア系映画監督ジャスティン・リンです。というわけで、FFシリーズをこよなく愛する映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、「え? これを観るんですか?」という反応が素直すぎて素敵な、当番組のMCU映画担当アベンジャーズでもあるindigo la End(https://spoti.fi/2EJ4Qjd )の佐藤栄太郎の二人をゲストに迎え、2回連続で「FF回」お届けしたいと思います。そんなこんなで今回もまた、「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――元ヤンキーの三原はFFシリーズと親和性が高い? FFシリーズはラテン・アメリカ・カルチャーの映画? そもそも西海岸のカスタム・カー・カルチャーはメキシコ移民が生み出した文化? 2001年の『ワイルド・スピード』一作目は、誰もが予想していなかった大サプライズ・ヒットだった? その理由は、ラテン系移民のアメリカ人から熱烈に支持されたから? 日本でFFシリーズが大ヒットになったのは、2015年の7作目『Furious 7(邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION)』から? 海外とは14年のタイムラグがあった? FFシリーズは西部劇? FFシリーズにおける車は西部劇における馬であり拳銃? FFシリーズにおける東京は、西部劇におけるメキシコ? だから東京の描写が間違っているという指摘は低レベル? 『F9: The Fast Saga(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)』のポイントは、何よりもまずジャスティン・リンの監督復帰? 多様な人種の監督や出演者が揃っているFFシリーズは、実はしっかりとマルチカルチュラリズムに向き合っている? マッチョな映画だと思われているが、女性の描き方も間違っていない? FFシリーズの世界において、バーベキューはほとんど宗教儀式? 2009年の第四作『Fast & Furious(邦題:ワイルド・スピード MAX)』からはもはや走り屋の映画ではなくなった? ほとんど『ミッション・インポッシブル』シリーズの別バージョン? FFシリーズは社会に居場所を持たず、車や友情、コミュニティの中にしか居場所がない人たちの物語? 4、5、6作目には社会から排除される犯罪者がどうやって社会復帰できるかというテーマがある? ドウェイン・ジョンソンはケンドリック・ラマーやザ・ウィークエンドの比ではない世界一のスーパースター? ドウェイン・ジョンソンがサモアにルーツを持っていることはFFシリーズにとって重要だった? シリーズのスピンオフ作品『ホブス&ショウ』はサモアのカルチャーと、その迫害を受けてきた歴史を描いた映画? 最新作でキャスティングされた、ドウェイン・ジョンソンと同じ元WWEのスーパースター、ジョン・シナが代表してきたのはアメリカ海兵隊の白人という、どちらかと言えば保守的な価値観? 最新作『F9: The Fast Saga(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)』はシリーズの中でも一、二を争う大駄作? 脚本がひどすぎ? 『F9: The Fast Saga(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)』は、人気キャラクター、ハンの復活を喜ぶための映画? ファンダムの要請に応えて作品の内容が変わってしまうのってどうなの? ただ、最新作におけるハンの復活劇は誰からも祝福されるものだった? ジャスティン・リンは『スター・トレック』シリーズを台無しにしたJ・J・エイブラムスと並ぶ大戦犯? ただ、ジャスティン・リンはFFシリーズやTVシリーズでの仕事は悪くない? サン・カン演じるハンというキャラクターは、ジャスティン・リンが初期に撮っていた映画『Better Luck Tomorrow』のキャラクター? ジャスティン・リン自身の投影?――以下は参考資料です。ロブ・コーエン2001年映画『The Fast and the Furious(邦題:ワイルド・スピード)』(https://bit.ly/2VKzGRc )、ジョン・シングルトン2003年映画『2 Fast 2 Furious(邦題:ワイルド・スピードX2)』(https://bit.ly/3CJNCvu )、ジャスティン・リン2006年映画『The Fast and The Furious: Tokyo Drift(邦題:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT)』(https://bit.ly/3iBzi0i )、ジャスティン・リン2013年映画『Fast & Furious 6(邦題:ワイルド・スピード EURO MISSION)』(https://bit.ly/3yI6Uz0 )、F・ゲイリー・グレイ2017年映画『Fast & Furious 8(邦題:ワイルド・スピード ICE BREAK)』(https://bit.ly/3iCPz4T )、デビッド・リーチ2019年映画『Fast & Furious: Hobbs & Shaw(邦題:ワイルド・スピード/スーパーコンボ)』(https://bit.ly/3CGpNVn )、ジョン・チュウ2021年映画『イン・ザ・ハイツ』(https://bit.ly/3xbjXb7 )、『ワンダヴィジョン』(https://bit.ly/2OcPqZf )、ジェームズ・ガン2021年映画『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(https://bit.ly/37DtZaq )、南勝久『なにわ友あれ』(https://bit.ly/3fW9OJe )、デッドマウス“フェイルベイト feat. サイプレス・ヒル”(https://spoti.fi/3yI9vce )、F・ゲイリー・グレイ2015年映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(https://bit.ly/3cNOWDf )、ケンドリック・ラマー(https://spoti.fi/3nuom4D )、ザ・ウィークエンド(https://spoti.fi/3p6JqP7 )、ザック・スナイダー2021年映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(https://bit.ly/3bepNiA )、ジョージ・ルーカス1977年映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(https://bit.ly/33YMxQ5 )、『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )、ジャスティン・リン2016年映画『スター・トレック BEYOND』(https://bit.ly/3iF3Ca9 )、同じく2002年映画『Better Luck Tomorrow』(https://bit.ly/3xEW8IF )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 *本配信は8月12日(木)収録です。ゲストの佐藤栄太郎さんは8月18日(水)に新型コロナウィルス陽性と診断されましたが、現在佐藤さんは回復、復帰されております。 *収録現場においては、可能な限りの感染対策を徹底しておりました(入館時の体温測定、収録時のマスク着用、アクリル板の設置、手の消毒)。 *また、保健所から出演者・スタッフ含め、濃厚接触者にあたるという連絡は来ておらず、現場に関わった全ての方に体調不良者はいないこと、ご報告させていただきます。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Sep 2

58 min 25 sec

Spotifyを筆頭に全世界的に音楽ストリーミング・サービスの普及もあって、2010年代に巻き起こった「北米を中心とした文化的グローバリゼーション現象」の反動なのか、2020年代を迎えてからというもの、ポップ・ミュージックに限るのなら、この島国だけでなく、どの国でもガラパゴス化が進んでいる気配が濃厚。だが、にもかかわらず、今もグローバル全体で熱狂的に聴かれている作家たちが存在する。その筆頭は間違いなくオリヴィア・ロドリゴ(https://spoti.fi/31zDRim )。そして、彼女に続く名前をあげるとするなら、イタリア国内での何年かの下積みを経て、欧州の伝統的な歌謡祭『ユーロヴィジョン』での優勝をきっかけにいきなり世界的ブレイクを果たした4ピース・バンド、マネスキン(https://spoti.fi/3irjUDK )だ。こうした捩れ現象の背景には何があるのか? そこで今回は2016年に刊行された『ヒットの崩壊』(https://bit.ly/38dd92k )の著者でもある音楽ジャーナリストの柴那典をゲストに迎え、「超・雑談」の中から「2020年代的グローバル・ポップの見取り図」を浮かび上がらせてみよう! そんな趣旨の下に今週8月最終週の「超・雑談」は渾身の1エピソード配信でお送り致します。でもって、今回もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――今や英語のポップ音楽とスペイン語のポップ音楽は、世界的にほぼ同等の人気を誇っている? バッド・バニーを筆頭にラテン圏の音楽はもはやグローバル・ポップ的存在? Spotifyチャートでマネスキンがトップ10に入らなかった国を見つける方が難しい? マネスキンはロック・バンド? それともインディ・バンド? マネスキン人気が全世界に飛び火したのはTikTokがきっかけ? TikTokでのヴァイラルで曲が瞬間的に人気を集めることはあっても、そのアーティストへの継続的な注目や人気に繋がることは少ない? マネスキンはその常識を飛び越え、TikTokでのヴァイラルをきっかけにアーティストとしての支持が広がりつつある? マネスキンのグラマラス&グリッターなテイストはむしろ今っぽい? オリヴィア・ロドリゴと並べると同時代感が際立つ? で、日本ではどういう人がマネスキンを聴いているの? マネスキンはロックの復権を象徴する存在ではなく、ひとつの特異点? 誰もがワールド・ツアーが出来ない今の時代、国境を越えるのはTikTokとYouTubeとCovid-19だけ? TikTokはアルゴリズムで動いているので文脈が生まれない? 2017年に始まったTikTokが2020年代を定義する? 映画は映像メディアに音がついているもの? TVシリーズは音源メディアに映像がついているもの? YouTubeはSNS的なメディア? いや、YouTubeは自分を写す「鏡」? 映画やテレビとYouTubeには連続性がないが、YouTubeとTikTokには連続性がある? TikTokの動画を撮るのは楽しいが、誰でも上手く作れてしまうところがつまらない? ツイッターやYouTubeはフォロワーやチャンネル登録者0人だと基本的に誰にも届かないが、TikTokはフォロワー0人でも誰かしらに届くアルゴリズムになっている? TikTokに上げる動画は1本作るだけでもかなり時間がかかって大変? でも、これまで自分がリーチしてこなかった人にまで届く可能性があるのは楽しい? TikTokは「リーン・バック」のメディア? ただ回ってくる動画を何も考えずにスワイプしながら見るだけの脳を働かせないプラットフォーム? そういった独自のアルゴリズムだからこそ、今やグローバル・ポップの発火点になった? TikTokの正しい使い方は何かをアウトプットすることではなく、流れに乗ること? TikTokの特徴のひとつはエモーションの共有? カップルの思い出ムーヴィーのBGMとしてヴァイラル? indigo la End“夏色のマジック”はその需要にマッチしてヴァイラルした? オリヴィア・ロドリゴのリリックはTikTokで「私の思い出ムーヴィー」を作るのに最適? オリヴィア・ロドリゴがTikTokでヴァイラルしたのは、彼女のリリックはどこを切り取ってもフックがあるから? ミュージッキングって何? TikTokはミュージッキングの一番新しい形? 2022年は田中宗一郎が曲を作り、三原がその曲を使ってTikTokの動画をあげて、思い切りヴァイラルする? 演奏家がライヴ・サーキットによって地道に実力を培う機会が失われている今、TikTok中心の状況は作家にとって不健康? 今はリアル・ヴァイラルとヴァーチャル・ヴァイラルの両方が世界を駆け巡っている? 切り取り動画とか推奨しているやつ、マジどうにかしろよ?――以下は参考資料です。ドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )、ビリー・アイリッシュ(https://spoti.fi/3gW8WU3 )、BTS(https://spoti.fi/3no9DrM )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、エド・シーラン(https://spoti.fi/2ViN27p )、星野源(https://spoti.fi/34kRYd7 )、デュア・リパ(https://spoti.fi/2ZhUVYX )、バッド・バニー(https://spoti.fi/3fAuciR )、J・バルヴィン(https://spoti.fi/37l4REW )、ラウ・アレハンドロ“Todo De Ti”(https://spoti.fi/37iXhuN )、ロザリア(https://spoti.fi/3CjcLx3 )、ダディ・ヤンキー“ガソリーナ”(https://spoti.fi/37nCw12 )、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(https://spoti.fi/3tes2uD )、レッド・ツェッペリン(https://spoti.fi/34vsMAK )、アークティック・モンキーズ(https://spoti.fi/3ogxdIq )、トラヴィス・スコット(https://spoti.fi/387YNjg )、マネスキン“ベギン”(https://spoti.fi/3ChcVF3 )、ブランコ“MI FAI IMPAZZIRE”(https://spoti.fi/3irU3v2 )、Rkomi“タクシー・ドライヴァー”(https://spoti.fi/37pQFe5 )、キッド・ラロイ(https://spoti.fi/3fAZqGJ )、ポスト・マローン(https://spoti.fi/3ntsjGI )、モトリー・クルー(https://spoti.fi/37t9FrT )、オジー・オズボーン(https://spoti.fi/3luTF0Z )、フー・ファイターズ(https://spoti.fi/3jsG4oa )、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(https://bit.ly/3ClAkp2 )、『ゲーム・オブ・スローンズ』(https://bit.ly/3ig8saF )、坂元裕二(https://bit.ly/3gGxXRo )、木下恵介(https://bit.ly/2XkC0eY )、山田太一(https://bit.ly/2EFuplv )、リル・ナズ・X(https://spoti.fi/3wFMQfN )、Indigo la End“夏夜のマジック”(https://spoti.fi/37rhsq8 )、テイラー・スウィフト(https://spoti.fi/3775CSH )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 26

1 hr 11 min

Spotifyで独占配信されている新進気鋭の人気ポッドキャスト番組〈奇奇怪怪明解辞典〉(https://spoti.fi/37ls1LB )のホスト二人――MONO NO AWARE(https://spoti.fi/2TUrpcG )の玉置周啓とDos Monos(https://spoti.fi/2LLGqJx )のTaiTanをゲストに迎えた番組クロスオーバー後編です。願わくばそれぞれの番組のオーディエンスが少しは混じり合うことで、世界平和への道が少しでも近付きますように。なので、是非それぞれの番組をフォーローしていただいて、聴く時間がない時は音量を消したまま流しっぱなしにして下さい。いつまでも、あると思うな、親とポッドキャスト。そんなこんなで、ポッドキャスター4人による今回の「超・雑談」もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――誰もが時間のコスパを気にする時代に、倍速でも聴けるポッドキャストは最適? 三原は暴力的? 自意識によって自らの暴力性を抑制しないのが魅力? 映画『アメリカン・ユートピア』(ht tps://bit.ly/3fxv0FT )は白人男性がアポロジェティックにならざるを得ない現状が過剰に透け出している? いや、あれはインディペンデントであることの格好良さを体現した映画? 基本的に編集権が話し手にあるポッドキャストのインディ性にも通じる魅力? ライヴハウスでの会話は大体問いの立て方がおかしい? TaiTanは型にハメられることを拒むタイプ? 玉置は自分のやりたいことと周囲からの要請の理想的な帰着点を見つけたい? 何かしらの制約を課せられる方が可能性がシャープになり、視界がクリアになる? そもそも最初から「言いたいこと」なんて存在しない? 外界との摩擦で何かしらのリアクションをしているだけ? やはり自由意志など存在しない? 愛されているより嫌われている方が楽? オーディエンスが共感したり溜飲を下げたりするのではなく、オーディエンス自ら問いを立てざるを得なくなるポッドキャストこそが理想? 何かしらの意見や視点に賛同することで安心を得るというメカニズムとは真逆のことがしたい? 声は発話者とオーディエンスを結び付ける力が非常に強いからこそ、閉じたサロンになる危険性を秘めている? メディアとは結局のところコミュニティ作り? だが、コミュニティの純度が高まりすぎると外界との間に壁が出来てしまう? 大事なのは、いかにオーディエンスの能動性を掻き立てられるか? かつての『スヌーザー』読者は「POP LIFE:The Podcastのタナソーはタナソーじゃない」と言いがち? 何年も前のツイートに「いいね」がついて自分の目に入ると、恥ずかしくて消したくなる? むしろ何年経っても自分は変わってないなと開き直ってRTする? そもそも生きることは恥ずかしいこと? すべてのツイートは恥ずかしい? 今後、フォント化された過去のテキストをどう扱うべきか?という問題は、社会全体でしっかりと議論すべき? ポッドキャストもツイッターみたいに一人1アカウント持って、みんな気軽にやった方がいい? ポッドキャストでラジオの真似事をやると痛い目にあう? POP LIFE: The Podcastが必ず番組説明から始まるのは、これから出会うかもしれない人たちのために最初の入り口を作っておきたいから? 奇奇怪怪明解辞典はオープニング・トークや番組説明をせず、いきなり本題から入るスタイル? POP LIFE: The Podcastの当初のコンセプトはハウスのパーティ? 5時間の会話で流れを作りながら寛容さと信頼のある空間を作りたいと考えていた? でも、2年も続けると誰もがそれに慣れてくるので、今後はまた違った形を模索していきまっしょい!――以下は参考資料です。鈴木敏夫のジブリ汗まみれ(https://spoti.fi/3irH2lw )、デヴィッド・バーン(https://spoti.fi/3ey5K04 )、ASIAN KUNG-FU GENERATION(https://spoti.fi/3r27OC6 )、ODD Foot Works(https://spoti.fi/2VVFjwc )、Tempalay(https://spoti.fi/3COUaJv )、荘士it(https://bit.ly/3fua81p )、ウディ・アレン2012年映画『ローマでアモーレ』(https://bit.ly/3iP9fTw )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 19

1 hr 4 min

皆さんPodcast楽しんでますか?――ここはつい先日の東京オリンピック開会式で聖火ランナーを務めた偉大なる長嶋茂雄終身名誉監督の声で再生して下さい。と思わず読み手がどう受け取っていいのか不安に暮れるような書き出しで始めてしまいましたが、巷の噂を聞いてもどうやら今は新たなPodcastの時代がやってきたらしい。だが、果たして実際のオーディエンスはどんな風に感じているのかさっぱりわからない。と同時に、ポッドキャストの作り手たちは普段からどんなことを考え、どんな意図や目的意識を持って、番組を制作しているのだろう?と思ってらっしゃるオーディエンスもいるに違いない。というわけで、今回はSpotifyで独占配信されている新進気鋭の人気ポッドキャスト〈奇奇怪怪明解辞典〉(https://spoti.fi/37ls1LB )のホスト二人――MONO NO AWARE(https://spoti.fi/2TUrpcG )の玉置周啓とDos Monos(https://spoti.fi/2LLGqJx )のTaiTanをゲストに迎えた番組クロスオーバー。ポッドキャスター4人による「超・雑談」――アベンジャーズ・アッセンブルと相成りました。併せて、Dos Monosの荘士it(https://bit.ly/3fua81p )と、なみちえ(https://bit.ly/3CYCxa2 )が出演してくれた4連続エピソード(#095 なみちえと荘子it、芸術と文化の境界で https://spoti.fi/2HvVJUq )も聴いていただければより楽しいこと請け合い。そんなこんなで今回の「超・雑談」もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――もはやツイッターは地獄の覗き穴? だからこそ、自由な雑談が許容されるポッドキャストという場は魅力的? いや、ポッドキャストという場はパブリックとプライベートの狭間という新たな場所? 名前をつけるという行為は暴力的でおこがましい? どんな難しい話をしていても2人の友達ノリがベースにあるのが奇奇怪怪明解辞典の魅力? 奇奇怪怪明解辞典が自らに課しているのはルサンチマン的にならないこと、カルチャー・ジャンキーっぽさを出さないこと、トーンポリシング的にならないこと? 奇奇怪怪明解辞典には必ず「お前、死んじゃえよ」というセリフが出てくる? 言葉の意味は、その場の関係性によって規定される? 特定の関係性やコミュニティ内だからこそ成立する言葉と意味の関係が存在することを奇奇怪怪明解辞典は証明している? 文脈が剥ぎ取られて炎上する近年のソーシャル・メディアの在り方とは正反対? ポッドキャストに何かしらの形で触発されたオーディエンスには、自分の周りの人間とそれを発端とした議論や会話を始めてほしい? ポッドキャストはテキストと比べて拡散性が低い? 切り抜かれて炎上しにくい? でも今の世の中では音声コンテンツでさえ切り抜かれて炎上する可能性もある? 敢えて一歩踏み込んだ会話をキャプチャーしたポッドキャストの存在によって「自分も委縮せずに話していいんだ」と思えるオーディエンスが一人でも増えることが大事? 何よりもニュアンスが重要という点では、玉置の「そうね」はMONO NO ARAREの音楽性と近い? インタヴューを受けると、インタヴュアーが求める回答を発してしまいがち? そのせいで嫌になる? 想定された会話から零れ落ちてしまうものに自覚的でありたい? 同じ質問に対して違う答えをしても全然構わない? つか、本当の答えとかあんのかよ? インタヴュアーが「うんうん」と納得してくれた瞬間が一番危ない? インタヴューを受けるときのコツは、相手の質問を無視すること? インタヴューはゲームであり、互いにそのゲームの規則の中でパフォーマンスをするもの? ただ、読者にはインタヴューはゲームだという種明かしは積極的にはしたくない? インタヴューの目的は、それを読んだオーディエンスが作品や作家に対する能動性を掻き立てること?――以下は参考資料です。ブラック・ミディ、魚豊『ひゃくえむ』(https://bit.ly/3fACV4u )、同じく『チ。-地球の運動について-』( https://bit.ly/3z6J3cM )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 19

1 hr 3 min

一人で見る夢は夢でしかない。だが、誰かと一緒に見る夢は必ず現実となる(A DREAM YOU DREAM ALONE IS ONLY A DREAM. A DREAM YOU DREAM TOGETHER IS REALITY.)――こんなアティチュードを持っていながら、自らを「TheSoloist.」と名乗っている。この矛盾こそがファッション・デザイナー宮下貴裕が宮下貴裕たる所以なのかもしれません。カニエ・ウェストやケンドリック・ラマー、グリーン・デイが彼の服を着ようが、まったくお構いなし。作りたいものを作るだけ。ただ、パンデミック以降、ファンションの世界もまた、いろんな分岐点に差し掛かっているのは誰もが知るところ。英語圏のZ世代からは衣料ロスや環境問題に配慮し、洋服は古着やリメイクしか着ないという声も上がっています。そんな時代の分岐点にあって、世界的なファッション・デザイナーのひとり宮下貴裕は何を考えているのか? そんな企画趣旨がありながらも、もはや泥酔状態に陥った宮下貴裕と、THE ALEXX(https://spoti.fi/3woIGrC )の杉浦英治の二人をゲストに迎えた「超・雑談」は絶え間ない冗談混じりで、今回のまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――宮下はとにかくいろんなものに対してクソ頭に来ている? 服を作ることは環境破壊に繋がる? ただ一方で、ポリティカル・コレクトネスがマーケティングの道具にされている? 音楽にしろファッションにしろ売れるために何かやるのはもうダサい? 売れるものをデザインしようなんていう考え方はナンセンス? ホスト田中はフォー・テットのミュージック・ヴィデオに出演? Z世代は「エモい」? 宮下はファッション・デザイナーとして、格好いい人をさらに格好よくしたいだけ? 格好悪い人に何か着せたいなんて思わない? 表現にとって大事なのは「ズレ」? 必ずしも本人が狙ったわけではないところに魅力が生まれてしまうこと? そこにこそ可能性が宿っている? アーティストやデザイナーがやるべきなのは、ビートルズ“トゥモロー・ネヴァー・ノウズ” (https://spoti.fi/3ABacWp )のように誰もの度肝を抜くような革新的なものを作ること? ポップ産業にしろファッションにしろ、出来上がったアートや表現がどんなに素晴らしいものであっても、その背景にあるシステムが必ずしも政治的に正しいとは限らない? そして、その表現と背景にあるシステムをわけて考えることは最早できない? メイド・イン・ジャパン、メイド・イン・USAというところに価値を感じるのはくだらない? モノが良ければ誰がどこで作ろうと関係ない? ファッションはもっと自由じゃないといけない? 今は縛りつけられている? 宮下は小瀬村晶(https://spoti.fi/3hnhFkc )の音楽と出会っていなければ、イタリアのピッティ・ウオモでのショーはできなかった? 宮下が今作っている服のスタイルは、楽器で言うと鍵盤? 宮下はグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングに世界で一番ジーンズを作った男? ベックやヴェルヴェット・アンダーグラウンドのように、最初は何が何だかわからないが、実は革新的という存在がジェネレーションZの中から生まれてほしい?――以下は参考資料です。TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(https://bit.ly/2Gc7xef )、ジェイソン・エヴァンス(https://bit.ly/3xpN8I8 )、カリブー『サドンリー』(https://spoti.fi/36mUiRm )、フォー・テット『ゼア・イズ・ラヴ・イン・ユー』(https://spoti.fi/2UvhJp8 )、レディオヘッド(https://spoti.fi/3bZJyKF )、クラクソンズ(https://spoti.fi/3hGyV2M )、レイト・オブ・ザ・ピア(https://spoti.fi/36n9wpG )、ニルヴァーナ(https://spoti.fi/3qXUzCm )、デペッシュ・モード(https://spoti.fi/3jThJKb )、ニュー・オーダー(https://spoti.fi/3uqSXmS )、ザ・キュアー『ザ・キュアー』(https://spoti.fi/3xuo4im )、同じく『ディスインスティグレーション』(https://spoti.fi/2VmS2bb )、同じく『ウィッシュ』(https://spoti.fi/3s0OwhE )、同じく『ブラック・フラワーズ』、ナンバーガール(https://spoti.fi/3j2Wovb )、スリップノット(https://spoti.fi/3fD1VZ6 )、佐野元春『VISITORS』(https://spoti.fi/2SFCzO4 )、ストーン・ローゼズ(https://spoti.fi/2I9I4Dh )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、ヒョゴ(https://spoti.fi/34Q2ton )、ウディ・アレン(https://bit.ly/32f9oXy )、ビル・エヴァンス(https://spoti.fi/2Vpl1Ls )、ゲット・アップ・キッズ(https://spoti.fi/3rZm40v )、ジョニー・サンダース(https://spoti.fi/3rZZTa8 )、ベック(https://spoti.fi/3baOGvF )、ウディ・ガスリー(https://spoti.fi/2VsIBqo )、グリーン・デイ(https://spoti.fi/3nSBiC3 )、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(https://spoti.fi/36KMklN )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 12

1 hr 7 min

宮下貴裕にも石野卓球にも宇川直宏にも菊地成孔にも(ついでにおまけに田中宗一郎にも)称賛されているバンド、それがTHE ALEXX(https://spoti.fi/3woIGrC )です。低域のキック、中域のスネア、高域のハットを的確に配置したディープなダンス・ミュージック・マナーの漆黒のポップ・ソングという出発点から、よりサウンドの幅を広げた2ndアルバム『God Bless You』(https://spoti.fi/2X1slNI )を上梓したばかりの3ピース・バンド。バンドの中核メンバー杉浦英治(a.k.a. SUGIURUMN https://spoti.fi/3da8Iaa )と、彼が2021ssのコレクション・ムーヴィー(https://bit.ly/3jLorPq )に劇伴音楽を提供した〈TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.〉のデザイナー宮下貴裕の二人をゲストに迎えたエピソード#111(デザイナー宮下貴裕の頭の中 https://spoti.fi/3fYk1VE )は、当番組史上他に類を見ない究極の泥酔回。今回からの2連続エピソードもまた、誰が受け止めてくれるのか定かではない、ホスト田中が毛嫌いしているNetflixシリーズ『全裸監督』の主人公、村西とおるオマージュの冗談が全体のトーン&マナーを成しているという泥酔モード。シリアスかつエモーショナルに陥ってしまうことの危険性を誰よりも知っているからこそ、汚濁のような会話の濁流の中にきらりと光る本音と真実、金言が浮かび上がる「超・雑談」――と言えば聞こえはいいが、基本的にはこれまでもこれからも決してテキスト化されることのないだろう酔っ払いの会話です。これはポッドキャストでしかやらないよねー。という儚いエクスキューズを残しながらも、今回の「超・雑談」もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――フィッシュマンズの初ツアーは、杉浦最初のバンドElectric Glass Balloon(https://spoti.fi/2TR2VRv )とのダブル・ヘッドライナー・ツアーだった? しかも今、中期以降のフィッシュマンズ(https://spoti.fi/3erI6CJ )・サウンドの功労者、ZakがTHE ALEXXのサウンドを手掛けている? THE ALEXXは「フジロックの深夜のレッド・マーキーで演奏するバンド」? 『God Bless You』は近年の日本で屈指の音がいいレコード? データではなくヴァイナルで聴きたい? THE ALEXXのライヴァルはロスト・ガールズ(https://spoti.fi/2TNruyP )とロレイン・ジェイムス(https://spoti.fi/3hQhRr2 )? THE ALEXX『God Bless You』には、TheSoloist.のショーの音楽を杉浦が手掛けるようになった影響が出ている? 杉浦はTheSoloist.のショーの音楽を手掛ける際、宮下から高いハードルを課せられるようになったことでさらに成長した? 『God Bless You』はビートにも曲がもたらすフィーリングにも以前より幅が出て、以前のようにダンス・ミュージックが軸というより、ポップ・ソングを作ろうというトライアルが感じられる? THE ALEXXの音楽で大事なのは偶然の閃きをいかにキャプチャーするか? 頭で考えて作れるような音楽は驚きがなくてつまらない? WINO(https://spoti.fi/36qqSBK )の2ndアルバム『WINO』は宮下が曲順を決めた?WINOのベスト・アルバム『THE BEST OF WINO - Volume 1』(https://spoti.fi/3qU5gqY )は田中が選曲し、宮下がアートワークを担当した? 宮下の音楽のテイストは、常に内省的でダーク、繊細さと暴力性が同居してる? 宮下が最近注目している音楽はクラシックと他ジャンルとのクロスオーヴァー? ゴーゴー・ペンギンがジャズの敷居を下げてくれた? だが、ゴーゴー・ペンギンがやっていたことは、くるりが何十年も前からやっていた? 天才という言葉を使うのは、その相手に対する冒涜? アートには完成なんてものは存在しない?――以下は参考資料です。TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(https://bit.ly/2Gc7xef )、FUZE「宮下貴裕×田中宗一郎対談。産業に抑圧されたアートの役割は、パンデミック以降生まれ変わるか?」(https://bit.ly/2Fb0ty5 )、THE ALEXX『VANTABLACK』(https://spoti.fi/3hmxg3t )、『全裸監督』(https://bit.ly/3hmxbgb )、ケミカル・ブラザーズ(https://spoti.fi/3bhbuey )、アンダーワールド(https://spoti.fi/384nvSv )、デペッシュ・モード(https://spoti.fi/3jThJKb )、フォルカー・シュレンドルフ1979年映画『ブリキの太鼓』(https://bit.ly/3vby6Uc )、マーティン・スコセッシ1973年映画『ミーン・ストリート』(https://bit.ly/3wpEg3K )、同じく2013年映画『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』(https://bit.ly/30YcFd9 )、マッシヴ・アタック(https://spoti.fi/35xQIDI )、オアシス(https://spoti.fi/3kHZ6at )、シャーラタンズ『テリング・ストーリーズ』(https://spoti.fi/2TLRJpn )、ジェイミーxx(https://spoti.fi/3qE2uG9 )、The xx(https://spoti.fi/3AeHXfQ )、ソウルワックス(https://spoti.fi/3hJIfDa )、ビートルズ“トゥモロー・ネヴァー・ノウズ”(https://spoti.fi/3ABacWp )、ステレオラブ(https://spoti.fi/3xuDaVN )、カン(https://spoti.fi/3jUsrQw )、ゴーゴー・ペンギン(https://spoti.fi/2TNsCT5 )、くるり『天才の愛』(https://spoti.fi/3xsJxZE )、同じく『THE PIER』(https://spoti.fi/2UzgUeF )、フィッシュマンズ『Neo Yankees' Holiday』(https://spoti.fi/3iSBQaX )、同じく“WALKING IN THE RHYTHM”(https://spoti.fi/36mnRTm )、同じく“感謝(驚)”(https://spoti.fi/36jsldp )、同じく『ORANGE』(https://spoti.fi/3iXodHl )、ジーザス・アンド・ザ・メリー・チェイン(https://spoti.fi/30KQerF )、ジョン・レノン(https://spoti.fi/3nseisB )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 12

1 hr 2 min

もしあなたが東京オリンピック/パラリンピック開催に伴っていろんな場所から巻き起こるさまざまな意見の衝突に少しばかり疲れているなら今回のエピソードは超お薦めです。現実は一つではありません。現実には様々な世界線が存在する。人という生き物はそうした様々な平行世界を自由に行き来することが出来る、現実を拡張することが出来る生き物です。スーパーオーガニズム(https://spoti.fi/3kq1stb )のフロントパーソン、Oronoと彼女の仲間たちが今年の夏アメリカ西海岸を気ままにロードトリップした際の、極上の体験をオーディエンスの皆さんと一緒に追体験しよう!という2連続エピソード後半戦。出来れば、Oronoたちが旅先で撮った写真を集めたフォト・アルバム(https://bit.ly/37bbRnY )を眺めながら聴いて下さい。併せて、アメリカ各地で彼らが聴いていた旅のサウンドトラックをOronoが編纂してくれたプレイリスト(https://spoti.fi/3ACB6gv )や、彼らが旅先で観た映像作品――鈴木清順1966年映画『東京流れ者』(https://bit.ly/3wpJZqc )、Netflixオリジナル作品『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』(https://bit.ly/3hkiTfX )、ビヨンセ『ホームカミング』(https://bit.ly/2VeoY4Z )も楽しんで下さい。「今回のエピソード、大失敗なんじゃないの?」という不安が一瞬、脳裏を過ぎるものの、「つか、積極的に失敗していけよ! 普段から『一流の作家にしか失敗作は作れない』とか言ってんの、俺じゃねーかよ!」などとエクスキューズを用意しながら、今回の「超・雑談」もまた以下のような文脈を紡ぎ出していくのです――ポートランドに行ったらお勧めはブードゥー・ドーナツではなくブルースター・ドーナッツ? ドージャ・キャット(https://spoti.fi/3yr21Ki )もお気に入りのジンジャー・ショットは超お薦め? ハリウッド・サインを見たいなら、グリフィス天文台ではなくレイク・ハリウッド・パークに行くべき? 鈴木清順1966年映画『東京流れ者』はタランティーノやデイミアン・チャゼル2016年映画『ラ・ラ・ランド』(https://bit.ly/3ordGE8 )にも影響を与えている? オロノはいつか自分でレーベルを立ち上げて、ボア・コンストリクターズ(https://spoti.fi/2VsXLfj )をビッグにしたい? やっぱりビヨンセは神? Netflixオリジナル作品『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』は現代のコメディが置かれた難しい状況に向き合った作品? ただ同時に、だからこそ白人男性の表現ががんじがらめで苦しくなっていることを感じさせる? デヴィッド・バーンの『アメリカン・ユートピア』(https://bit.ly/3fxv0FT )はどこまでもスマートでシャープなアイデア満載だがアポロジェティックでパワフルさが足りない? トーキング・ヘッズ全盛期の映画『ストップ・メイキング・センス』(https://bit.ly/3dWker9 )はもっとチアフルかつユーモラスだった? その違いは今の白人男性が置かれた状況の難しさを象徴している? 今は白人男性が表現の中にパッションを取り込むのが難しい? 大事なのはエモくならずシリアスにならず、自分の愚かさを客体化して、如何にユーモラスにアウトプットできるか? その突破口のヒントはメインストリームより、むしろアンダーグラウンドにあるかも? 面白いのは100ゲックス? それとも、やっぱりジ・アームド『ウルトラポップ』(https://spoti.fi/3xbF51g )?――以下は参考資料です。リアム・リンチ2006年映画『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』(https://bit.ly/3hub73r )、マリーナ(https://spoti.fi/3wpoq9p )、ドン・シーゲル1979年映画『アルカトラズからの脱出』(https://bit.ly/3dSGL8c1 )、アレン・ギンズバーグ(https://bit.ly/3dR4Z2D )、ウィリアム・バロウズ(https://bit.ly/3dWAN6l )、バロウズ『裸のランチ』(https://bit.ly/3dXIWaC )、ジャック・ケルアック(https://bit.ly/3xDo80d )、ケルアック『ビッグ・サーの夏―最後の路上』(https://bit.ly/3edyBYz )、エレイン・メイ1971年映画『おかしな求婚』(https://bit.ly/2UsKumc )、ディーン・パリソット2005年映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(https://bit.ly/2UvWNy6 )、クエンティン・タランティーノ(https://bit.ly/35kDPgh )、テーム・インパラ(https://spoti.fi/37sVQL3 )、ジャネール・モネイ(https://spoti.fi/3yzQJUa )、100ゲックス(https://spoti.fi/3AETmpk )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 5

1 hr 13 min

エピソードを聞き始める前にまずはこのフォト・アルバム(https://bit.ly/37bbRnY )に目を通して下さい。今回からの2連続エピソードはスーパーオーガニズム(https://spoti.fi/3kq1stb )のフロントパーソン、Oronoと彼女の仲間たちが今年の夏アメリカ西海岸を気ままにロードトリップした際の、極上の体験をオーディエンスの皆さんと一緒に追体験しよう!という趣旨。「東京オリンピック/パラリンピック開催期間中は出来ることなら、それとはまったく別な世界線で生きていたい、自分以外にもそんな風に考えている人はいるのではないか?」と考えたホスト田中が「旅行中のご機嫌なヴァイブスがOronoの体内に残っている間に――アメリカから帰国するなり出演してよ」と彼女にオファーすることで実現した次第。併せて、エピソード内にも出てくる彼らが旅先で観た映像作品――キタオ・サクライ2020年映画『バッド・トリップ どっきり横断の旅』(https://bit.ly/3jTO5o1 )、ジェフ・トレメイン2002年映画『ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版』(https://bit.ly/3jSJCSq )、ラリー・チャールズ2006年映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(https://bit.ly/3dUvm8d )や、アメリカ各地で彼らが聴いていた旅のサウンドトラックをOronoが編纂してくれたプレイリスト(https://spoti.fi/3ACB6gv )も楽しんで下さい。果たして今回からの2エピソードはPOP LIFE: The Podcast史上もっともひたすらユルすぎるくらいユルい内容となりました。「これ、大丈夫か?」と言いつつも、今回の「超・雑談」は以下のような文脈を紡ぎ出してもいくのです――アメリカだとドラッグストアやスーパーで気軽にワクチンが打てる? U2のアルバムでも有名なヨシュア・ツリー国立公園の景色はスピリチュアル? 気温が50度近くあるデスバレーはさらにスピリチュアル? デスバレーで聴くユーミンとM.I.A.は最高? 死の恐怖に直面すると日常的な社会的不安はすべて幻想だと感じるようになる? デスバレーの真っ白な砂丘の光景はクロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』みたい? もしウィーザーが『ピンカートン』ではなく幻のアルバム『ソングス・フロム・ザ・ブラックホール』をリリースしていたら、もっとすごいことになっていた? ドッキリ映画『バッド・トリップ』は『ジャッカス』の現代版? 女性が悪ふざけする側にいるのがいい? アメリカの日本文化が好きなナードたちは、〈PCミュージック〉的な、いわゆるハイパーポップが好き? 今敏2001年映画『千年女優』はアシッド・ムーヴィー? カニエ・ウェスト“クローズド・オン・サンデイ”のリリックに登場するファストフード店で売っているチキン・サンドウィッチは衝撃的な美味さ?――以下は参考資料です。ラナ・デル・レイ“サマータイム”のMV(https://bit.ly/2TOOGNd )、U2『ザ・ヨシュア・ツリー』(https://spoti.fi/3lbzUeN )、松任谷由実(https://spoti.fi/2OmsnLP )、M.I.A.(https://spoti.fi/3AE5TcB )、フランク・ロッダム1979年映画『さらば青春の光』(https://bit.ly/3jTVtzD )、ファットボーイ・スリム(https://spoti.fi/3AA9AQR )、クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )、ジャド・アパトー2015年映画『トレインレック(邦題:エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方)』(https://bit.ly/3ACk4yV )、マイリー・サイラス(https://spoti.fi/36kJpQ7 )、デュア・リパ(https://spoti.fi/2ZhUVYX )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、ウィーザー『ピンカートン』(https://spoti.fi/3AIIIhE )、同じく『OKヒューマン』(https://spoti.fi/3lamy2m )、同じく『ヴァン・ウィーザー』(https://spoti.fi/378F6YD )、今敏2001年映画『千年女優』(https://bit.ly/2VjcxoF )、同じく1998年映画『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(https://bit.ly/3hmpKpi )、カニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )、大林宣彦1977年映画『HOUSE ハウス』(https://bit.ly/2Uy7UXu )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Aug 5

1 hr 6 min

今回エピソードの収録は7月1日。東京オリンピック/パラリンピック開催中の未来に向けて古き良き時代からお届け致します。今回の「超・雑談」の主なモチーフは、音楽雑誌『MUSICA』編集長、有泉智子からのレコメンド――ブラック・ミディの2ndアルバム『カヴァルケイド』(https://spoti.fi/2UfV0Nw )を筆頭に、2010年代半ばからライヴ中心のシーンとして活況を呈し、今年2021年になってからも次々と傑作、佳作を生み出し続けている英国サウス・ロンドンのインディ・ロック(その概要についてはこちらの記事を参照のこと→https://bit.ly/3l9zAgk )。そして、そこからの派生として日本語ネイティヴ世界のシーンについても会話は広がっていきます。音楽雑誌『MUSICA』編集長、有泉智子と音楽・映画ライター木津毅と、ホスト二人を合わせた出演者全員が、2021年上半期にリリースされた作品からレコメンド作品を持ち寄り、当番組のオーディエンスの大半に「これはヤバい!」と思ってもらえるように個々の作品をしっかりと言語化していこう!――という趣旨の4連続エピソード最終回。オーディエンスの皆さんからドネーションを募って、三原勇希と田中宗一郎二人でロンドン取材に行きたいなーなどとアホな夢も見たりもしつつ、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていくのです――2021年に入って、サウス・ロンドン・シーンの熱気はイギリス全土や北米に飛び火し始めている? サウス・ロンドンのバンドが次々と全英トップ10入りする中、ブラック・ミディはチャートに入りたくないから、わざとヴァイナル・レコードが集計されないようにした? サウス・ロンドンはずっとライヴ中心のシーンだった? その理由はストリーミング・サービス以降の状況に対する抵抗? ブラック・ミディの1st(https://spoti.fi/3xc4GHp )はインプロやジャム・セッション主体だったが、2nd『カヴァルケイド』はかなり構築的? そうなった理由はパンデミック? でも結局、ジ・アームドの『ウルトラポップ』(https://spoti.fi/3xbF51g )さえあれば、サウス・ロンドンのバンドはいらない? サウス・ロンドンのバンドは良くも悪くもソニック・ユース的? 裕福で教育を受けた人たちが作る音楽? でも、日本にはあまりにソニック・ユース的なバンドを受け入れる土壌がなさすぎた? ジ・アームドのメンバーは世代も人種も性別もバラバラ? コンヴァージ(https://spoti.fi/3xnOEup )やディリンジャー・エスケープ・プラン(https://spoti.fi/3xaolHZ )のメンバーもいる? ジ・アームドはポスト・ハードコアという出自がありながらも、敢えてシンプルなことをやろうとしている? サウス・ロンドンのバンドにはイギリス特有のダークネスが感じられるが、ジ・アームドに感じられるのは陽光燦々としたフィーリングと圧倒的な高揚感? 三原の言う通り、まさに夏? ブラック・ミディ今作のヴォーカリゼーションはスコット・ウォーカー(https://spoti.fi/3kVnd4G )やレナード・コーエン(https://spoti.fi/389uaKs )そのもの? 欧州的エレガンスを湛えた初期スコット・ウォーカーではなく、どこまでもアヴァンギャルドな後期スコット・ウォーカーを継承している作家はブラック・ミディだけ? 音楽的に画一的だったゼロ年代のポストパンク・リヴァイヴァルと比べると、現在のサウス・ロンドンのシーンはより野放図? 情報がハレーションを起こしたようなサウンドという点で、ブラック・ミディとDos Monos(https://spoti.fi/2LLGqJx )は似ている? ポストジャンル化の果てに北米メインストリームは画一化に進んだ? でも、サウス・ロンドンのシーンはポストジャンルの波を受けて、むしろそれぞれのシグネチャーが際立つようになった? そうしたサウス・ロンドン特有の状況は、現地の空気感に触れれば一発で理解できるはず? だから、ザ・サイン・ポッドキャスト(https://spoti.fi/3l8xehV )でドネーションを募ってロンドンで公開収録したい? ジ・アームドの音楽はデトロイトっぽい? デトロイトはテクノ誕生の地であると同時に、ストゥージズやホワイト・ストライプスといった荒んだガレージ・ロックを生んだ街? ジェントリフィケーションの影響が音楽と文化に反映されている街の今の音がジ・アームド? サウス・ロンドンで起こっているようなことが2010年代末の東京でも起こっていた? しっかりと音楽的教育を受けたアーティストたちがポストジャンル的な感性でポップを更新させるという姿勢はKing Gnu(https://spoti.fi/3p3HgPU )やmillennium parade(https://spoti.fi/373dOTF )に通じる? 米津玄師が芸大作曲科の首席だった坂東祐大とタッグを組み始めたのもやはり同じ時代の潮流を受けてのこと? サウス・ロンドンのシーンがジェントリフィケーションに対する応答だとしたら、日本からはオリンピック以降のディストピアに対する音楽からの回答があって然るべき? millennium parade、Dos Monos、yahyel(https://spoti.fi/3hq9Hpd )、D.A.N.(https://spoti.fi/3rw7Y6k )など、ディストピアをテーマにしたアーティストは既に日本から出てきている? 日本からも政治的であると同時にユーモアがあるマシュー・ハーバート(https://spoti.fi/3zqbVMC )のようなアーティストが出てきてほしい? 今のところ荘子it(https://bit.ly/378lF1W )がその最右翼? 佐野元春&THE COYOTE BAND(https://spoti.fi/3zMuPNR )が5月に緊急事態宣言が出る直前に出したシングル“街空ハ高ク晴レテ” (https://spoti.fi/3rwcXE4 )は理想的なポップ・ソング? 結局、すごいのはボブ・ディラン(https://spoti.fi/3mrMpQc )と佐野元春?――以下は参考資料です。シェイム(https://spoti.fi/3xaOtSW )、フォンテインズDC(https://spoti.fi/3jza1o7 )、スクイッド(https://spoti.fi/3l7Owf3 )、ブラック・カントリー・ニュー・ロード(https://spoti.fi/2Vlsyu3 )、ドライ・クリーニング(https://spoti.fi/3h5jbXX )、サンズ・オブ・ケメット(https://spoti.fi/3h6qqPt )、マキシモ・パーク(https://spoti.fi/3AgFBgs )、チック・チック・チック(https://spoti.fi/3dyLewS )、ソニック・ユース(https://spoti.fi/3mQPxH2 )、パール・ジャム(https://spoti.fi/3dvZkiq )、スコット・ウォーカー&サン O)))『サウスト』(https://spoti.fi/2TpTmZF )、ジェイペグマフィア(https://spoti.fi/35DuUaQ )、ロレイン・ジェイムス(https://spoti.fi/3jymd8U )、キング・クルール(https://spoti.fi/3qCP9hv )、トム・ミッシュ(https://spoti.fi/3w9rmHc )、ガンズ・アンド・ローゼズ(https://spoti.fi/2ZOMox6 )、W.A.S.P.(https://spoti.fi/3jxviyx )、プライマル・スクリーム(https://spoti.fi/3fw4Dyp )、Cornelius(https://spoti.fi/30RBSpa )、アリス・コルトレーン(https://spoti.fi/3h5pKd8 )、小袋成彬(https://spoti.fi/2LvD25L )、ネイオ(https://spoti.fi/3Ab9pLo )、ボン・イヴェール(https://spoti.fi/39znIhO )、ストゥージズ(https://spoti.fi/3o0miBD )、ホワイト・ストライプス(https://spoti.fi/3cGbi99 )、菊地成孔(https://spoti.fi/366ZPLW )、Suchmos(https://spoti.fi/3aXFo6d )、中村佳穂(https://spoti.fi/2UhFlNC )、ロバート・グラスパー(https://spoti.fi/2TnYgWY )、折坂悠太(https://spoti.fi/365tF3j )、米津玄師(https://spoti.fi/3h9hvNl )、リドリー・スコット1982年映画『ブレードランナー』(https://bit.ly/3qY0yab )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 29

1 hr 9 min

東京オリンピック/パラリンピック開催の折り、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今回エピソードの収録は7月1日。開催直前の各種すったもんだなどいまだ想像の範疇でしかなかったタイミングながら、「きっと想像もしない酷いことが次々と起こるに違いない。では、そうした過酷な現実にはいかに向き合うか?」という話題から今回の「超・雑談」は始まります。ただ、主な趣旨は、ゲストの二人――音楽雑誌『MUSICA』編集長、有泉智子と音楽・映画ライター木津毅と、ホスト二人を合わせた出演者全員が、2021年上半期にリリースされた作品からレコメンド作品を持ち寄り、当番組のオーディエンスの大半に「これはヤバい!」と思ってもらえるように個々の作品をしっかりと言語化していこう!――そんな4連続エピソード第3回です。今回の「超・雑談」の主たるモチーフは、ホスト三原からのレコメンド作品――①アーロ・パークス『コラプスド・イン・サンビームズ』(https://spoti.fi/3ycQkXC )と、木津からのレコメンド作品――②ムスタファ『ホウェン・スモーク・ライジズ』(https://spoti.fi/3wcxa2q )。どちらもR&Bテイストは確かにあるものの、現在のポストジャンル時代だからこそ生まれたエクレクティックなサウンド。方や英国はロンドン、方やカナダはトロントからのニュー・カマーによる1stアルバムです。アーロ・パークス『コラプスド・イン・サンビームズ』についてはザ・サイン・マガジン掲載レビュー(https://bit.ly/2V35Jf5 )も参考にして下さい。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていくのです――アーロ・パークス『コラプスド・イン・サンビームズ』には痛みを共有することでオーディエンスと繋がりを生み出そうという意図がある? 内面の揺らぎや疼きを描いたアーロ・パークスのリリックは生々しい? 親密? ナラティヴ化され、適度な距離感がある? 現在の英国シーンはいろんなジャンルがクロスオーヴァーしてる? と同時に、それぞれが明確な個性を持ち、全体のクオリティが明らかに底上げされている? アーロ・パークスやセレステのアルバムはその象徴? アーロ・パークスやセレステのアルバム(https://spoti.fi/3frASjt )からは、ゼロ年代の北米を経由した後、イギリスの若い世代がレディオヘッドからの反響を取り入れるようになった歴史が垣間見れる? レディオヘッドの1stアルバム(https://spoti.fi/3rIcPBB )とアーロ・パークスのアルバム、それぞれのヴァルネラヴィリティ/傷つきやすさの表現を比べると、遥かに後者は洗練されている? セクシュアリティに対するアプローチもまた然り? アーロ・パークスのアルバムは理想的かつオールマイティな日常のサウンドトラック? サーペントウィズフィートの“セイム・サイズ・シュー”(https://spoti.fi/3l6sfOP )は「パートナーと靴のサイズが一緒」ということを歌った、クィア文脈のとてもナチュラルなラヴ・ソング? 極論すれば、音楽はテクノさえあればいい? トロントと言えばドレイク(https://spoti.fi/3iULQyd )? ジャマイカン・コミュニティもあるいろんなカルチャーが混ざり合った都会? リベラルで文化的に豊かな都市? でもやっぱり家賃が高い? ムスタファはそんなトロントの貧民街から出てきたストリートの詩人? ムスタファはギャングスタとして貧しい公営住宅で育った青年の歌をフォーク・ミュージックで歌うところが新しい? ジェイムス・ブレイク(https://spoti.fi/2H2XqIP )のプロデュースによって、2010年代のオルタナティヴR&Bの成果も反映されている? ムスタファはカミラ・カベロ“ハヴァナ”(https://spoti.fi/3i8AOXt )を手掛けたフランク・デュークスの片腕的存在? ムスタファ自身もカミラの“リアル・フレンド”(https://spoti.fi/3labS3Q )を共作? フランク・デュークスは著作権の問題でサンプリングが難しくなったことを踏まえ、バッドバッドノットグッド(https://spoti.fi/367u0SZ )らと生演奏でサンプリング・ソースのアーカイヴを作って、ソングライティングとサンプリングの新しい関係を築いた新たなタイプのプロデューサー? ムスタファはスフィアン・スティーヴンス『キャリー&ローウェル』(https://spoti.fi/3qElGnb )に影響を受けている? 人の死を美しい芸術作品に昇華しているという意味で、ギャングスタの抗争で命を落とした仲間に何かを残そうとしているムスタファとスフィアンのアルバムは近い? 人の死が日常化すると悲しみがヒエラルキーになる? ムスタファは仲間の死が常態化したギャングスタの日常を歌っているが、それは今世界で起こっている悲劇とどう向き合うか、ということのアナロジーになっている? アーロ・パークス、ムスタファ、そしてバイデンの就任式で詩を朗読したアマンダ・ゴーマンと、今はリリシストが台頭してきている? ムスタファのアルバム1曲目“ステイ・アライヴ”(https://spoti.fi/3iXmccJ )は筒美京平(https://spoti.fi/3zP1liA )の曲みたい? 自分のルーツであるエジプト音楽のサンプルを使いつつも、ムスタファ本人は西洋音楽のメロディを歌っている? 田中は小林武史とサンファのピアノが苦手? アーロ・パークスやムスタファの親密さと温かみを感じさせる音像は、パンデミック以降の空気感を反映したもの? と同時に、サンプル主体のヒップホップ・ビートの流行を経ての、親密さを演出できるギター・サウンドへの回帰? 田中が予言していた通り、ジョニ・ミッチェルと初期ブルース・スプリングスティーンの時代が来た? 現在のジョニ・ミッチェル(https://spoti.fi/2NJYS6j )再評価の理由って? 表現にとって感傷/センチメンタリズムは大事? それとも害悪? その答えは90年代のR.E.M.(https://spoti.fi/3lEddgb )を聞けばわかる?――以下は参考資料です。鶴田浩二主演1978年ドラマ『大空港』(https://bit.ly/3dAnQ26 )、レディオヘッド『アムニージアック』(https://spoti.fi/2NmZ773 )、チャーリー・ミンガス(https://spoti.fi/2NwxbNZ )、Nujabes(https://spoti.fi/3vvFx8T )、ジョセフ(https://spoti.fi/3xgruWM )、ロイル・カーナー(https://spoti.fi/3jB6INk )、砂原良徳『LOVEBEAT』(https://spoti.fi/3dz2GRJ )、サーペントウィズフィート『ビーコン』(https://spoti.fi/3hb9VkY )、ベーシック・チャンネル(https://spoti.fi/3y9bc1R )、プラスティックマン(https://spoti.fi/3xd4tUp )、マイルス・デイヴィス『イン・ア・サイレント・ウェイ』(https://spoti.fi/2UNWdfe )、ギャラクシー・2・ギャラクシー(https://spoti.fi/3h7jJfP )、DJロランド“ナイト・オブ・ジャガー”(https://spoti.fi/3qIzk8T )、ジェイミーxx(https://spoti.fi/3qE2uG9 )、ファックト・アップ(https://spoti.fi/3wddcEK )、レナード・コーエン(https://spoti.fi/389uaKs )、リッチー・ヘヴンス(https://spoti.fi/3qGa9DP )、ウータン・クラン(https://spoti.fi/3x9qCTK )、細野晴臣(https://spoti.fi/3wfTEB1 )、松任谷由実(https://spoti.fi/2OmsnLP )、サンファ(https://spoti.fi/3hsXe4h )、スクリッティ・ポリッティ(https://spoti.fi/3ybOLcb )、ブルース・スプリングスティーン(https://spoti.fi/3iUxRbV )、シャロン・ヴァン・エッテン&エンジェル・オルセン“ライク・アイ・ユーズド・トゥ”(https://spoti.fi/36cDwUR )、マーティン・スコセッシ2019年映画『ローリング・サンダー・レヴュー マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』(https://bit.ly/3Ak8qsk )、コートニー・ラヴ(https://spoti.fi/3ufsdpg )、フリートウッド・マック(https://spoti.fi/3w5Qb6S )、ジョーン・バエス(https://spoti.fi/3h7n7Yc )、ブラック・ミディ『Cavalcade』(https://spoti.fi/2UfV0Nw )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 29

1 hr 7 min

今回の4連続エピソードのゲスト二人――音楽雑誌『MUSICA』編集長、有泉智子と音楽・映画ライター木津毅と、ホスト二人を合わせた出演者全員が、2021年上半期にリリースされた作品からレコメンド作品を持ち寄り、当番組のオーディエンスの大半に「これはヤバい!」と思ってもらえるように個々の作品をしっかりと言語化していこう!――という趣旨の4連続エピソード第2回。もし宜しければ、当エピソードを楽しんでいただく前に、2021年3rdクオーターにおけるグローバル・ポップ・シーンを総括した、ホスト田中が所属するザ・サイン・ファクトリー(https://bit.ly/3isVBE4 )が編集と執筆を担当する〈ローリング・ストーン・ジャパン誌〉の連載記事(https://bit.ly/2Uzysb6 https://bit.ly/3eJ8Uzc https://bit.ly/3eKfKEx https://bit.ly/3iyMC4n https://bit.ly/3rrZxZL https://bit.ly/3hXFn6E )にも目を通して下さい。今回の「超・雑談」における主たるモチーフは木津からのレコメンド作品――①ロスト・ガールズ『Menneskekollektivet』(https://spoti.fi/3AgtLTB )と、有泉からのレコメンド作品――②ロレイン・ジェイムス『リフレクション』(https://spoti.fi/3dugDk8 )という、どちらもディープかつダークなクラブ・ミュージック・マナーの二作品。どちらも今のような世知辛い世の中に向き合う力と、束の間でもそこから逃避する場所の両方を与えてくれる傑作。とにかく気持ちいいのでまずは是非聴いて下さい。エピソードの後半ではホスト田中からのレコメンドであるラナ・デル・レイ”テキスト・ブック”(https://spoti.fi/3hlPMb3 )や、リル・ナズ・X(https://spoti.fi/3wFMQfN )“モンテロ(コール・ミー・バイ・ユア・ネーム)”、あるいは、そのヴィデオ(https://bit.ly/3yZQiT2 )にも会話は広がりつつ、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていくのです――ロスト・ガールズ『Menneskekollektivet』は以下にもピッチフォークやエレキングが好きそうな音楽? いやいや、ディープで実験的だが、同時にフィジカルに強く働きかけるところが素晴らしい? ディープかつ心地よいが、その基盤には怒りや切迫感があるという意味において、ドゥルッティ・コラム1979年の傑作アルバム『ザ・リターン・オブ・ドゥルッティ・コラム』(https://spoti.fi/3AlfVzw )を思わせる? 雑誌『スヌーザー』が2004年に編纂したディスクガイド(https://bit.ly/3xYIP6T )のカヴァー・デザインはジョイ・ディヴィジョン『スティル』(https://spoti.fi/3xbukfA )へのオマージュ? 『ザ・リターン・オブ・ドゥルッティ・コラム』のアートワークは世間一般のつまらないレコードをボロボロにするという目的からサンドペーパーで包まれていた? ジェニー・ヴァル(https://spoti.fi/3xdoOZG )のソロ作がテーマにしていた2010年代的なフェミニズムを経て、『Menneskekollektivet』はそこから更に一歩進んだ「生きることのシュールさ」がテーマ? 何かを創作するとはどういうことか、という問題をメタ視点でテーマにしている? ロスト・ガールズ然り、ジャガ・ジャジスト(https://spoti.fi/3xmxJYM )然り、コズミック・ディスコ然り、ノルウェーからぶっ飛んだ音楽がよく出てくるのは何故? ロスト・ガールズやスメーツ(https://spoti.fi/36SBw4Q )といった近年の北欧勢はビョーク(https://spoti.fi/38QWS3I )の新世代的な展開? ロンドンのPCミュージック周りのサウンドはエクストリームであると同時に、いい意味で馬鹿っぽさがあるが、ノルウェーのサウンドはエキセントリックかつシリアス? 北欧勢はエキセントリックかつアヴァンギャルドだが、同時にポップでもあるというバランス感覚がちょうどいい? ガール・イン・レッドの“セロトニン”( https://spoti.fi/2W8Li0v )を聴くと、フィニアス(https://spoti.fi/3hlxyq5 )のプロデューサーとしての偉大さがわかる? 間違いなくメインストリーム・ポップがロック・サウンドを再定義する兆しが訪れている? その理由のひとつはシンプルさへの回帰? 今はガット・ギターやアコースティック・ギターではなくノイジーなエレクトリック・ギター・サウンドが新鮮? 2010年代的な分離のいいサウンドではなく、ジ・アームド『ウルトラポップ』(https://spoti.fi/3xbF51g )みたいに全部が真ん中に固まってグチャっとしたサウンドが新しい? 『ウルトラポップ』は休日の午前中に聴きたい? 「夏キター!」というアルバム? 何もかもが嫌になった時、ロスト・ガールズをヘッドホンで聴くのがオススメ? ロレイン・ジェイムス『リフレクション』は絶対に夜向け? 心身を整えてくれる音楽? まるで感情が整体されていくような感覚はフィッシュマンズ“LONG SEASON” (https://spoti.fi/3zCqiOJ )に近い? 『リフレクション』の折衷的な音楽性は、刺激的なジャンル・クロスオーヴァーが起こっている今のイギリスの音楽シーンを象徴している? ロレイン・ジェイムスやロティック(https://spoti.fi/2V0HRsh )など、最近はIDMにクィアのアーティストが増えている? それはIDMの実験性とジェンダーの拡張というテーマの親和性が高いから? オウテカ(https://spoti.fi/366nQCQ )は自分たちの音楽で何も感情やメッセージを表現しないことにより、聴き手を選別することを意識的に拒否していた? だからこそ、クィアのアーティストからも支持された? ロレイン・ジェイムスが、クラブ・ミュージックの中でメンタルヘルスの問題やブラック・ライヴス・マターやトランス・ライヴス・マターに対するメッセージを発しているのは新世代的? ゼロ年代半ばにダブステップが「レイヴ音楽への鎮魂歌」という位置づけで登場し、2010年代にダブステップ→ブロステップ→EDMというダンス・ミュージック商業化の流れを経て、そこから更にもう一回転して出てきた新世代がロレイン・ジェイムス? ラナ・デル・レイ“テキスト・ブック”は1パートごとにビートやBPMが変わる、とんでもない曲? 普通であれば相容れないはずの異なる価値観を意識的に混ぜ合わせて歌っている? “テキスト・ブック”は父親殺しの曲? 古き美しきアメリカに憧れてしまうノスタルジアがありつつも、そこを乗り越えようという意識がある? ラナ・デル・レイは歌の中で答えを提示するようなことはしない? テイラー・スウィフト(https://spoti.fi/3775CSH )、リル・ナズ・X(https://spoti.fi/3wFMQfN )、カントリーに接近している最近のラナ・デル・レイなど、今はカントリーが再定義される兆しがある? リル・ナズ・Xのようなブラックのクィアのアーティストがこれだけのメガ・ヒットを飛ばすことは、20年前だったらありえなかった? やはり時代は確実に前進している!――以下は参考資料です。リンドストローム(https://spoti.fi/3w7cJDZ )、プリンス・トーマス(https://spoti.fi/3duxL9q )、ロバート・アシュリー(https://spoti.fi/3h7bDE0 )、チャーリー・XCX(https://spoti.fi/364CkD9 )、A.G.クック(https://spoti.fi/3AfBa5F )、ソフィー(https://spoti.fi/2ThTTgo )、コード9(https://spoti.fi/3w3WUhu )、アーロ・パークス(https://spoti.fi/3xayunX )、セレステ(https://spoti.fi/3hasW7r )、アルカ(https://spoti.fi/2FwaK7Z )、デス・キャブ・フォー・キューティ(https://spoti.fi/3AgXyeT )、ブリアル(https://spoti.fi/3AjuVxK )、ムスタファ(https://spoti.fi/3hTTSbD )、ジェイムス・ブレイク(https://spoti.fi/2H2XqIP )、ジェイミーxx(https://spoti.fi/3qE2uG9 )、サンファ(https://spoti.fi/3hsXe4h )、ウィルコ(https://spoti.fi/3dzWbOD )、ビリー・レイ・サイラス“アーチー・ブレイキー・ハート”(https://spoti.fi/3hnbefQ )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 22

1 hr 7 min

2021年上半期のポップ・ミュージック・シーンをふんわりと総括しつつ、当エピソード収録時における必聴アルバムの筆頭――タイラー・ザ・クリエイター『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』(https://spoti.fi/3AiFnVZ )についても触れながら、出演者それぞれのレコメンド作品8作品の魅力やポジションについてじっくり言語化していこう!――という趣旨の4連続エピソード第一回。もし宜しければ、当エピソードを楽しんでいただく前に、2021年3rdクオーターにおけるグローバル・ポップ・シーンを総括した、ホスト田中が所属するザ・サイン・ファクトリー(https://bit.ly/3isVBE4 )が編集と執筆を担当する〈ローリング・ストーン・ジャパン誌〉の連載記事(https://bit.ly/2Uzysb6 https://bit.ly/3eJ8Uzc https://bit.ly/3eKfKEx https://bit.ly/3iyMC4n https://bit.ly/3rrZxZL https://bit.ly/3hXFn6E )にも目を通して下さい。今回の4連続エピソードの一人目のゲスト――音楽雑誌『MUSICA』編集長、有泉智子のレコメンドは①ロレイン・ジェイムス『リフレクション』(https://spoti.fi/3dugDk8 )、②ブラック・ミディ『カヴァルケイド』(https://spoti.fi/2UfV0Nw )。もう一人のゲスト、音楽・映画ライターの木津毅からのレコメンドは③ロスト・ガールズ『Menneskekollektivet』(https://spoti.fi/3AgtLTB )、④ムスタファ『ホウェン・スモーク・ライジズ』(https://spoti.fi/3wcxa2q )。ホスト三原勇希のレコメンドは⑤アーロ・パークス『コラプスド・イン・サンビームズ』(https://spoti.fi/3ycQkXC )、⑥Daichi Yamamoto『WHITECUBE』(https://spoti.fi/3jtbfS0 )。ホスト田中宗一郎のレコメンドは⑦ジ・アームド『ウルトラポップ』(https://spoti.fi/3xbF51g )、⑧ラナ・デル・レイ”テキスト・ブック”(https://spoti.fi/3hlPMb3 )です。ミーゴス(https://spoti.fi/3jsPkud )、ジャパニーズ・ブレックファースト(https://spoti.fi/3qQ1LC9 )、アイスエイジ(https://spoti.fi/367TXSq )、ピエール・ボーン(https://spoti.fi/2U9HURX )、シェリーFKAドラーム(https://spoti.fi/3wanJQY )――以上の作家たちの最新作にも軽く触れつつ、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていきます――2021年上半期のMVPはオリヴィア・ロドリゴとBTSとJ・コール? アイスエイジの最新作はブリットポップ前夜、93年UKのインディ・ロックみたい? タイラー・ザ・クリエイターの新作はストリーミング・サービス以前のミックステープ・カルチャーに対するトリビュート? かつてヒップホップはギークやナードの最も美しい形だった? でも、アプリで簡単にビートが買えるようになった今、良くも悪くもヒップホップはギークでなくても作れるようになった? 2010年代はヒップホップがラップになった時代だったが、タイラー・ザ・クリエイターの新作はやはりヒップホップ? Daichi Yamamoto(https://spoti.fi/3rsKA9V )を始めとした近年の日本のヒップホップから感じられるウェルメイドさやクリアなビート感は日本的なシグネチャー? その対極にいるのがDos Monos(https://spoti.fi/2LLGqJx )?Daichi Yamamotoの魅力はコンシャスな部分があるだけではなく、ちゃんと表現に色気が感じられるところ? KID FRESINO『20,Stop it.』(https://spoti.fi/3iSZa6h )はテクノロジーを駆使してサウンド的に新しいことをやろうとしていたという意味ではポスト・ロックにも通じると? 今、日本のアンダーグラウンドの現場で一番エキサイティングなのは、レイヴの現場とヒップホップの現場? 一方で、メインストリームの大きな現場は必然的に相互監視社会化してしまっている? 『大豆田とわ子と三人の元夫』のサントラをSTUTS(https://spoti.fi/2TrM1sx )がプロデュースし、気鋭のラッパーたちが参加して、ゴールデンタイムのお茶の間に曲が流れたことは、どれくらいヒップホップのシーンに還元されるのか? 日本のヒップホップ・シーンからも、J-POPのフィルターを通さず、音楽性もアティテュードもそのままでビッグになるロール・モデルがそろそろ登場してほしい? いや、むしろKOHHやBAD HOPより次世代の日本のラッパーたちは、ビッグになりたいという野心をそれほど持っていないことが新世代的? ビッグにならなくても自分たちが楽しければいい、という意識の浸透がカルチャーの裾野を広げることに繋がる?――以下は参考資料です。タイラー・ザ・クリエイター『イゴール』(https://spoti.fi/3AfEiOQ )、エメラルド・フェンネル2020年映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(https://bit.ly/3whKZ0V )、パリス・ヒルトン(https://spoti.fi/2TgzFnf )、ブリトニー・スピアーズ(https://spoti.fi/3wgzA1b )、チャーリー・XCX“ボーイズ”(https://spoti.fi/3wfyJNm )、西村ツチカ(https://bit.ly/3jjweXa )、スフィアン・スティーヴンス(https://spoti.fi/3b6Fn0y )、カーディ・B(https://spoti.fi/3dhJLcZ )、オリヴィア・ロドリゴ(https://spoti.fi/31zDRim )、BTS(https://spoti.fi/3no9DrM )、J・コール(https://spoti.fi/2SDugGf )、ドージャ・キャット『プラネット・ハー』(https://spoti.fi/3hnn4GK )、シェッド・セヴン(https://spoti.fi/3yaD0Tp )、ロード“ソーラー・パワー”(https://spoti.fi/3625fI5 )、プレイボーイ・カルティ(https://spoti.fi/3gXgHt4 )、サマー・ウォーカー(https://spoti.fi/3x8PJ9e )、H.E.R.(https://spoti.fi/3d1QSYC )、エリカ・バドゥ(https://spoti.fi/2UN024i )、セレーナ・ゴメス(https://spoti.fi/3n0hrz6 )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、ラナ・デル・レイ“ケムトレイルズ・オーヴァー・ザ・カントリー・クラブ”(https://spoti.fi/36jrGcc )、ビリー・アイリッシュ(https://spoti.fi/3gW8WU3 )、DJドラマ(https://spoti.fi/3huxiVY )、リル・ウェイン(https://spoti.fi/3t3PZ7f )、リル・ナズ・X(https://spoti.fi/3wFMQfN )、BAD HOP(https://spoti.fi/3hmTrGZ )、ゆるふわギャング(https://spoti.fi/3bnLldy )、JP THE WAVY(https://spoti.fi/2CSgYOo )、舐達麻(https://spoti.fi/3uOrPi0 )、KOHH(https://spoti.fi/3gkH2z6 )、KREVA(https://spoti.fi/3oZsbzT )、KID FRESINO『20,Stop it.』、ボン・イヴェール(https://spoti.fi/39znIhO )、Tohji(https://spoti.fi/3AgwP1T )、Deep Leaf(https://spoti.fi/3hnKdc1 )、STUTS & 松たか子 with 3exes『Presence』(https://spoti.fi/2UjdHQj )、『大豆田とわ子と三人の元夫』(https://bit.ly/2Qgynac )、SEEDA(https://spoti.fi/3tN6Bj3 )、MSC(https://spoti.fi/3w0POup )、般若(https://spoti.fi/3AiOTZd )、Creepy Nuts(https://spoti.fi/3dLw5JE )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 22

55 min 51 sec

ここ日本でもおそらく年内に公開されるだろう期待の映画作品の筆頭、ウェス・アンダーソン(https://bit.ly/33mC7cY )の『The French Dispatch』(https://bit.ly/3pGZ852 )。この映画公開の前に、改めて彼の作家的シグネチャーを浮き彫りにしつつ、若い世代のオーディエンスがこれまでの彼のフィルモグラフィにアクセスし、新作への期待を高まらせることの手助けをしたい!という趣旨のリミテッド・エピソード。ゲストは前回同様、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と映画・音楽ライターの木津毅の二人。ウェス・アンダーソン新作が公開されたら必ず観に行きたい!という三原勇希と、ウェス・アンダーソン2012年映画『ムーンライズ・キングダム』(https://bit.ly/3pPSklH )に公開時に出会ったことで、15年ぶりに映画文化に対する愛着と興味を取り戻した田中宗一郎という布陣でお送り致します。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていくのです――ウェス・アンダーソン映画はサイレント時代の偉大な映画作家/コメディアン=バスター・キートン(https://bit.ly/3cPnQuP )映画の系譜にある? 2016年映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(https://bit.ly/3xGuFqF )はウェス・アンダーソンが撮れば歴史的傑作になったはず? 90年代、ウェス・アンダーソンやソフィア・コッポラの映画試写はファッション業界人ですぐにいっぱいになった? ウェス・アンダーソン映画から感じられる少年性ってダメじゃね? いや、少年性という言葉は適切じゃないでしょ? 2004年映画『ライフ・アクアティック』(https://bit.ly/2TKfnSH )や2007年映画『ダージリン急行』(https://bit.ly/3zdU38p )はウェス・アンダーソンの停滞期? 『ファンタスティック Mr.FOX』(https://bit.ly/3ggkkdu )には少年性を保ったまま「父になる」というテーマがある? ウェス作品はどれもファニーでスウィートに見えて、実はとてつもなくグロテスク? 社会を拒否せざるを得ないトラウマを抱えた人たちの物語? ウェス・アンダーソンの箱庭的な画面の作り込みは世界に対する拒絶? ウェス映画の世界観は65年から69年くらいまでのザ・フー(https://spoti.fi/3rXKTJa )そのもの? ウェス・アンダーソン1998年映画『天才マックスの世界』(https://bit.ly/3iw2iac )で使われていたザ・フー“ア・クイック・ワン(ホワイル・ヒーズ・アウェイ)” (https://spoti.fi/2TMUwhC )のタイトルってどういう意味? ウェス・アンダーソンはラッパー人気が絶大? タイラー・ザ・クリエイター(https://spoti.fi/2OgDoOD )もカニエ・ウェスト(https://spoti.fi/3akg9fC )もフランク・オーシャン(https://spoti.fi/3akrRXx )もSZA(https://spoti.fi/3gcu3mC )もウェス映画の大ファン? ウェス・アンダーソンの作家的シグネチャーはシンメトリーな画面作りだけでなくカメラや役者の横移動、高速でパンするカメラ、そして、役者に演技をさせないこと? ウェス・アンダーソンは出来損ないの父親、失敗している父親をずっと撮っている? ウェス作品の登場人物は、女性のヴァリエーションはそんなに多くないが、中年男性のヴァリエーションはかなり多い? 作家としてウェス作品に惹かれる人でも2018年映画『犬ヶ島』(https://bit.ly/3ghonq8 )の前では降参? そもそもアニメと実写はまったく別のカルチャー? だがウェス・アンダーソンだけはその二つを横断した優れた作品を作れる? ウェス最高傑作は『ムーンライズ・キングダム』ではなく、アニメ作品『ファンタスティック Mr.FOX』? ウェス・アンダーソンはずっと駄目な父親と息子の話を描いてきた? 最高傑作と言われる2014年映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(https://bit.ly/2JKyTtU )はそこに対する一つの回答? 小沢健二(https://spoti.fi/2NZw2PL )は2001年の時点でウェス・アンダーソンにハマっていた? 小沢健二には天才マックス感がある? スティーリー・ダン(https://spoti.fi/3csULF6 )のドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、ウェス・アンダーソンへのねじれた愛情表現の表出として、ウェスの映画での音楽の使い方に駄目出しするオープン・レターを連名で発表している? ヴァンパイア・ウィークエンド(https://spoti.fi/3qJcYDL )は2008年の1stアルバム『ヴァンパイア・ウィークエンド』(https://spoti.fi/3yXaGV2 )のアートワークやMVでウェスにオマージュを捧げている? 同世代のウェス・アンダーソンとポール・トーマス・アンダーソン(https://bit.ly/2SDtfKI )は、将来的にどちらが映画史の中心に位置づけられることになるのか問題って? ウェス作品はどこまでも人も動物も世界もすべてをドライに突き放している? それこそがまさに映画というアートフォームの特性じゃね? ウェス・アンダーソン近作は、作り込まれ、閉ざされた世界を舞台にしながら、世界全体やその歴史に対する眼差しがある?――以下は参考資料です。ウェス・アンダーソン1996年映画『アンソニーのハッピー・モーテル』(https://bit.ly/3gmDMWe )、同じく2001年映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(https://bit.ly/3craDbh )、クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ2020年映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/2GbcSCl )、フランク・ハーバート『デューン 砂の惑星』(https://bit.ly/3vaGcfY )、ティモシー・シャラメ(https://bit.ly/3wfs0DU )、ルカ・グァダニーノ2017年映画『君の名前で僕を呼んで』(https://bit.ly/3nekzc2 )、相米慎二(https://bit.ly/3eWKjpY )、マイク・ミルズ(https://bit.ly/2P8gdGt )、ソフィア・コッポラ(https://bit.ly/3vBUBTO )、ダーレン・アロノフスキー(https://bit.ly/3veZXmy )、ミシェル・ゴンドリー(https://bit.ly/33hJnH1 )、デヴィッド・フィンチャー(https://bit.ly/2I9YLOD )、クエンティン・タランティーノ(https://bit.ly/35kDPgh )、アルフォント・キュアロン(https://bit.ly/3iAQdjR )、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(https://bit.ly/3gcs7KS )、ギレルモ・デル・トロ(https://bit.ly/3pGVIyR )、ラース・フォン・トリアー(https://bit.ly/3zj6PTl )、ミヒャエル・ハネケ(https://bit.ly/3zq4TbN )、フォルカー・シュレンドルフ1979年映画『ブリキの太鼓』(https://bit.ly/3vby6Uc )、ローリング・ストーンズ『ロックンロール・サーカス』(https://bit.ly/3zfnSWc )、ジョン・カーペンター(https://spoti.fi/3vamNvy )、黒沢清(https://bit.ly/3gabcID )、庵野秀明(https://bit.ly/3xaLQA3 )、セイント・エティエンヌ(https://spoti.fi/354zVYL )、レッド・ツェッペリン(https://spoti.fi/34vsMAK )、PJハーヴェイ(https://spoti.fi/3ltLxf8 )、アキ・カウリスマキ(https://bit.ly/3gkNkkE )、蓮實重彦(https://bit.ly/3zjuQJG )、マーティン・スコセッシ(https://bit.ly/3zq8W7Z )、ポール・トーマス・アンダーソン2007年映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(https://bit.ly/3pCY7uy )、タイカ・ワイティティ2019年映画『ジョジョ・ラビット』(https://bit.ly/2SpKpPp )、ルカ・グァダニーノ監督ドラマ『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』(https://bit.ly/2SndgnC )、ロバート・アルトマン1970年映画『バード★シット』(https://bit.ly/3jGRGD1 )、スティーヴン・ソダーバーグ(https://bit.ly/2TWOOdh )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 15

1 hr 16 min

ゲストの二人、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と映画・音楽ライターの木津毅からのレコメンド作品を肴にしながら、2021年上半期6ヶ月間に上映/配信された映画とTVシリーズ作品を俯瞰しつつ、年後半の注目作品や動きにも期待を高まらせていこう!――という趣旨の4連続エピソード第3回。今回は宇野維正レコメンド作品を中心に。①ルッソ兄弟プロデュース、チャドウィック・ボーズマン主演、ブライアン・カーク監督2019年映画『21 ブリッジ』(https://bit.ly/3g5vIKy )、②エメラルド・フェンネル2020年映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(https://bit.ly/3whKZ0V )、③ジョン・チュウ2021年映画『イン・ザ・ハイツ』(https://bit.ly/3xbjXb7 )の三作品です。そんなこんなで今回の「超・雑談」も、以下のような文脈を浮き上がらせていきます――『21 ブリッジ』はMCU映画でブラックパンサーをデビューさせたルッソ兄弟が、チャドウィック・ボーズマンという役者を再度フックアップすべく用意した舞台? 黒人のヒーローを意識的に演じてきたチャドウィック・ボーズマンが、最後の主演作で警官役を選んだのは重要? 『21 ブリッジ』は『ダーティハリー』のような「警察の内部告発もの」という70年代に数多く作られたジャンル・ムーヴィの系譜にもある? 『21ブリッジ』の背景にあるのは、警察の給料ではマンハッタンに暮らせないという現代的な格差の問題? ベルリンでさえ、お金を持っていないアーティストに優しい街ではなくなってきた? ジョーイ・バッドアス以降、ニューヨークからストリート感があるラッパーが出てこなくなったり、インディ・ロックのシーンが衰退したりしたのも、地価の高騰が関係している? 『隔たる世界の2人』は、黒人と警察は分かり合えないという2020年のBLMに対する結論の一つ? 一番肩身が狭い思いをしているのは黒人の警官? チャドウィックとルッソ兄弟はそこを切り捨てなかった? そもそもアメリカの警察は逃亡奴隷を追いかける組織が発展したもの? 黒人に対する偏見を最初から孕んでいた? BLM以降、いわゆる警察モノの映画は以前とは同じようには作れない? 人気ミュージカルの実写化である『イン・ザ・ハイツ』は、世界的ヒットとなった『ハミルトン』のクリエイター、リン=マニュエル・ミランダの出世作? プエルトリカンのクリエイターが、ラテン系の不法移民のコミュニティがあるワシントン・ハイツを舞台に描いたミュージカル? 『イン・ザ・ハイツ』のミュージカル日本版はKREVAがラップの日本語詞を担当している? 『ゴジラvsコング』の全米ヒットで証明されたのは、ストリーミングと同時公開でも、劇場で観たいタイプの作品はみんな劇場に観に行くということ? その流れの中で、『イン・ザ・ハイツ』はパンデミック後の「劇場に行こう」というムードの駄目押しになる? 今やミュージカルでいきなり役者が歌い出しても不自然に感じない? それは現実の街を舞台に非現実的なことが起こるスーパーヒーロー映画の浸透によって、観客の意識が変わったから? 『イン・ザ・ハイツ』は劇中で流れるラテン音楽がとにかく最高? 『イン・ザ・ハイツ』で描かれる差別や格差やジェントリフィケーションの問題は、原作から10年以上の時を経た今、よりヴィヴィッドになっている? 『21 ブリッジ』と『イン・ザ・ハイツ』はジャンルは違うが、現代ニューヨークの問題を描いているという意味では同じ? 『イン・ザ・ハイツ』、そして今年12月に控えているスピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』と、映画の復活はミュージカルと共にやってくる? トッド・フィリップスの次作は、『ウエスト・サイド・ストーリー』の作曲家でもあるレナード・バーンスタインの伝記映画? POP LIFEアベンジャーズのひとり柴那典が昨年年末に当場組のエピソード(https://spoti.fi/3yZO3iN )で残した「2021年はユーフォリックな年になる」という予言は正しかった? 『プロミシング・ヤング・ウーマン』を撮ったエメラルド・フェンネルは、『キリング・イヴ』シーズン2のショー・ランナーを務め、『ザ・クラウン』には女優として出演している、今最も注目の新進気鋭クリエイター? 『プロミシング・ヤング・ウーマン』は女性の視点からMeTooをある種のブラック・コメディとして描いている? 『プロミシング・ヤング・ウーマン』はブリトニー・スピアーズやチャーリー・XCXなど音楽の使い方も絶妙? ウェス・アンダーソン以降の作り込んだセット美術を踏襲している? 『イン・ザ・ハイツ』や『プロミシング・ヤング・ウーマン』はテーマは重いが、それをきちんと対象化し、面白さや楽しさが感じられる優れたエンタテイメント作品へと昇華しているところが素晴らしい? 宇野が持ってきた推し作品は、どれもパンデミックの次のフィーリングをキャッチしたもの?――以下は参考資料です。『WE ARE WHO WE ARE RADIO 』立田敦子ゲスト回(https://spoti.fi/3v9lgpH )、ジョージ・C・ウルフ2020年映画『マ・レイニーのブラックボトム』(https://bit.ly/2UKIBRP )、スパイク・リー2020年映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』(https://bit.ly/3e9kUcL )、ライアン・クーグラー2018年映画『ブラックパンサー』(https://bit.ly/3j0cgxM )、ルッソ兄弟2016年映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(https://bit.ly/3g7Vyxl )、ドン・シーゲル1971年映画『ダーティハリー』(https://bit.ly/3k1IyrO )、ポール・トーマス・アンダーソン2014年映画『インヒアレント・ヴァイス』(https://bit.ly/2Lo8cLY )、カルロス・ロペス・エストラーダ2018年映画『ブラインドスポッティング』(https://bit.ly/3cvKqIB )、ブルハン・クルバニ2020年年映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』(https://bit.ly/3cvgvAq )、ジョーイ・バッドアス(https://spoti.fi/2RIA2pK )、トレイボン・フリー、マーティン・デズモンド・ロー2020年映画『隔たる世界の2人』(https://bit.ly/3cPgKqb )、S・クレイグ・ザラー2018年映画『ブルータル・ジャスティス』(https://bit.ly/3msWsoj )、トーマス・カイル2020年映画『ハミルトン』(https://bit.ly/2TUiZlk )、KREVA(https://spoti.fi/3oZsbzT )、アダム・ウィンガード2021年映画『ゴジラvsコング』(https://bit.ly/3gkBc36 )、デイミアン・チャゼル2016年映画『ラ・ラ・ランド』(https://bit.ly/3ordGE8 )、アリアナ・グランデ(https://spoti.fi/3p5dFWB )、スティーヴン・スピルバーグ2021年映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(https://bit.ly/356y59z )、ジェイ・ローチ2019年映画『スキャンダル』(https://bit.ly/3pJexl5 )、『キリング・イヴ/Killing Eve シーズン2』(https://bit.ly/3cw8drW )、『ザ・クラウン』(https://bit.ly/2WnaxJ9 )、フローリアン・ゼレール2020年映画『ファーザー』(https://bit.ly/3rIvs6N )、ブリトニー・スピアーズ“トキシック”(https://spoti.fi/3x8MKx2 )、チャーリー・XCX(https://spoti.fi/3pCWwoH )、オリヴァー・ストーン(https://bit.ly/3va4ert )、クロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 15

58 min 9 sec

2021年1stクオーターと2ndクオーターを合わせた上半期に上映/配信された映画とTVシリーズ作品全般を総括しよう! コンテンツ過剰配給の今、総括は出来なくとも少なくとも当番組のオーディエンス間における共通項を見い出していこう!――という趣旨の4連続エピソード第二回。では、まずゲストである映画・音楽ライターの木津毅と映画・音楽ジャーナリストの宇野維正の二人からのレコメンド作品をご紹介。結局、我々オーディエンスが取り敢えず最初に出来ることと言えば、優れた作品をしっかりと鑑賞すること。まあ、それもまた、フォード vs フェラーリ世界(https://spoti.fi/3dU3lNI)の罠なんですけど! hahaha!(©︎スヌーピーとウッドストック)。木津レコメンド作品➡︎前回エピソードのトピックだった①バリー・ジェンキンス2021年Amazon製作のTVシリーズ『地下鉄道 ~自由への旅路~』(https://bit.ly/3vg0Vza)、②ブルハン・クルバニ2020年年映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』(https://bit.ly/3cvgvAq)、③アジズ・アンサリ脚本ドラマ『マスター・オブ・ゼロ』(https://bit.ly/3pEIB1f)。宇野レコメンド作品➡︎①ルッソ兄弟プロデュース、チャドウィック・ボーズマン主演、ブライアン・カーク監督2019年映画『21 ブリッジ』(https://bit.ly/3g5vIKy)、②エメラルド・フェンネル2020年映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(https://bit.ly/3whKZ0V)、③ジョン・チュウ2021年映画『イン・ザ・ハイツ』(https://bit.ly/3xbjXb7)。そして、宇野レコメンドの邦画作品も付記しておきます。併せてどうぞ。①児山隆2021年映画『猿楽町で会いましょう』(https://bit.ly/3zecGJx)、②白石和彌2021年映画『孤狼の血 Level 2』(https://bit.ly/3v8CXFT)、③永井聡2021年映画『キャラクター』(https://bit.ly/3g9wPcg)、④吉田恵輔2021年映画『BLUE/ブルー』(https://bit.ly/3isJecD)の四作品です。そんなこんなで、今回の「超・雑談」も以下のような文脈を浮き上がらせていきます。デジタル技術の進歩により、明確な創作イメージを持っている監督がキャリア初期から優れた映画を撮りやすくなった? ブルハン・クルバニ2020年年映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』は、もはや神格化された古典、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー1980年映画『ベルリン・アレクサンダー広場』を現代の移民の物語に置き換えた意欲作? 近年はヨーロッパ映画にも移民をテーマにした話が増えている? 『ベルリン・アレクサンダープラッツ』は、まともに生きようとする移民がどうあがいても悪の道に引きずり込まれてしまう物語? 『マスター・オブ・ゼロ』は、アメリカの移民第二世代が第一世代より豊かな自分たちに向けた自己批判やアイロニーが秀逸? 『マスター・オブ・ゼロ』シリーズはどれもリレーションシップが壊れていく話? それがアジズ・アンザリの作家性? 『マスター・オブ・ゼロ』シーズン3にアジズ・アンザリ演じるデフの出番が少ないのは、アジズ本人のキャンセル騒動が関係している? 『マスター・オブ・ゼロ』シーズン3は、アジズ本人曰く小津安二郎の影響大? でも、そんなに小津感はない? アジズ・アンザリもルカ・グァダニーノも最新作の影響源に挙げている、シャンタル・アケルマン監督1975年映画『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン』(https://bit.ly/3xgiNvt)は密かなブームが到来している? ホン・サンス2019年映画『逃げた女』(https://bit.ly/3gropvy)は、坂元裕二脚本ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』と語り口が近い? アジズ・アンザリには移民を被害者として描かないという倫理がある? アジズ・アンザリがゲリラ的に行った来日公演には小沢健二、坂元裕二、町山智浩、宇野維正と、重要な人は大体来ていた? 『マスター・オブ・ゼロ』シーズン3は、人と人のリレーションシップの新しい形を最後に提示している?――以下は参考資料です。木津毅がプライド月間に際して選曲したSpotify公式プレイリスト「DISCOVER OUR SPACE」(https://spoti.fi/3xgX9XH)、トーマス・カイル2020年映画『ハミルトン』(https://bit.ly/2TUiZlk)、ジョン・チュウ2018年映画『クレイジー・リッチ!』(https://bit.ly/353SRqo)、トッド・フィリップス2010年映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(https://bit.ly/3wiwOJ6)、ペドロ・アルモドバル2019年映画『ペイン・アンド・グローリー』(https://bit.ly/3r4SMfR)、ラジ・リ2019年映画『レ・ミゼラブル』(https://bit.ly/2SnqMYo)、マティ・ディオプ2019年映画『アトランティックス』(https://bit.ly/36btnbd)、サフディ兄弟2019年映画『アンカット・ダイヤモンド』(https://bit.ly/3cS7pwc)、ブルハン・クルバニ2014年映画『ロストックの長い夜』(https://bit.ly/3gf0UqZ)、ルカ・グァダニーノ2018年映画『サスペリア』(https://bit.ly/34fuR2F)、アラン・ヤン2020年映画『タイガーテール -ある家族の記憶-』(https://bit.ly/3qLgmyn)、『アジズ・アンサリの“今”をブッタ斬り!』(https://bit.ly/3qLMhyN)、小津安二郎1953年映画『東京物語』(https://bit.ly/3hdPh3H)、エドワード・ヤン2000年映画『ヤンヤン 夏の想い出』(https://bit.ly/3wg7uSH)、マイク・ニコルズ1966年映画『バージニア・ウルフなんかこわくない』(https://bit.ly/3hepoRu)、小津安二郎1959年映画『浮草』(https://bit.ly/2UjXjiE)、同じく1949年映画『晩春』、チャールズ・バーネット1979年映画『Killer of Sheep』(https://bit.ly/3hOEaO7)、タル・ベーラ2011年映画『ニーチェの馬』(https://bit.ly/2SPKYm2)、(https://bit.ly/3At2HRe)、イングマール・ベルイマン1974年映画『ある結婚の風景』(https://bit.ly/2UldKvg)、ホン・サンス2015年映画『正しい日 間違えた日』(https://bit.ly/3dJzUhA)、同じく2014年映画『自由が丘で』(https://bit.ly/3xg10og)、坂元裕二脚本ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(https://bit.ly/2Qgynac)。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 8

52 min 8 sec

結局、オリンピック/パラリンピック開催期間中は緊急事態宣言発動するんでしょ? ふざけんな!と憤ってらっしゃるオーディエンスの皆さま、こんにちわ。今回エピソードからは「2021年1stクオーターと2ndクオーターを合わせた上半期に上映/配信された映画とTVシリーズ作品全般を総括しよう!」という趣旨の4連続エピソード第一回でございます。世相を反映してか、今回は大荒れ回です。映画・音楽ジャーナリストの宇野維正と、映画・音楽ライターの木津毅の二人をゲストに迎え、それぞれ2021年上半期におけるレコメンド作品や、これから公開予定(それもどうなるか分からんけどな!)のレコメンド作品をピックアップしてもらい、2021年全体を俯瞰した地図を浮き彫りにしていく所存です。ところが、年明けからずっとPOP LIFE: The Podcastとは別の、完全DIY体制で製作するThe Sign Podcast(https://spoti.fi/3qTZRA7 )ローンチのための準備と、世相に対するネガティヴな感情をソーシャルにぶちまけてしまうことを抑えるがゆえのイライラ、そこにROLLING STONE JAPAN誌連載(https://bit.ly/3hOM4qs )の編集/執筆の〆切が重なったものだから、もはや完全に緊張マックス状態のホスト田中。件の連載執筆を終わらせた直後の収録にあたり、前述のイライラはそのままに、ほんの束の間の開放感に包まれたものだから、完全躁状態で、四方八方に向けて八つ当たりモード炸裂。特に、ルカ・グァダニーノ監督HBO TVシリーズ『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』(https://bit.ly/2SndgnC )の紹介/解説を目的に、宇野がホストを務め、木津がゲストとして出演したポッドキャスト番組(https://spoti.fi/3g9GtLL )の内容を何度も何度も「つまらない」と連呼。そんな、すっかり荒廃したムードの中、当エピソードで主に取り上げるのは、バリー・ジェンキンス2021年Amazon製作のTVシリーズ『地下鉄道 ~自由への旅路~』(https://bit.ly/3vg0Vza )です。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、以下のような文脈を浮き上がらせていきます。乞うご期待!――ジェームズ・マンゴールド2019年映画『フォードvsフェラーリ』(https://bit.ly/3i2NSdB )もクロエ・ジャオ2020年映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )のどちらも夕暮れ時、いわゆるマジック・アワーの絵が最高? 日本で『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』を観ている人が極端に少ないのは配信プラットフォームの問題? 『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』は何の陰影もない照明の当て方がむしろ新しい? 鈴木則文(https://bit.ly/3dGYnDU )みたい? 『Mank/マンク』(https://bit.ly/34lkwTG )然り、『ROMA/ローマ』(https://bit.ly/3pF41LH )然り、最近モノクロ映画が増えているのはデジタル・カメラの進化が一因? ただ、そのせいで、世界的に画面の質が均質化してしまった? クロエ・ジャオ監督によるMCU映画『エターナルズ』(https://bit.ly/3gJ2lyp )はトレーラーを観ただけで大興奮? aiko(https://spoti.fi/38UAaHZ )のライヴのアンコールは往年のザ・クラッシュ(https://spoti.fi/3rUAaid )を彷彿とさせる? 配信プラットフォームの乱立と配給の問題によって、重要な作家の新作が観られないケースが急増中? 日本国内で黒人の映画作家の作品をしっかり配給とプロモーションをするのはAmazonとNETFLIXだけ? シャカ・キング2020年映画『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(https://bit.ly/3m8x1db )公開は見送り、『ハミルトン』(https://bit.ly/2TUiZlk )に日本語字幕をつけずに配信とか有り得ない? 白人の肌が美しく見えるように調整されていた映画の照明は、ブルーの光を黒人の肌に当てたバリー・ジェンキンス2016年映画『ムーンライト』(https://bit.ly/2Gtt4iU )以来、黒人の肌を美しく映す方向に変わった? アジズ・アンサリの『マスター・オブ・ゼロ』(https://bit.ly/3pEIB1f )、ブルハン・クルバニ『ベルリン・アレクサンダープラッツ』(https://bit.ly/3cvgvAq )もまた、黒人の肌を美しく映す照明に意識的? 現代は映画も音楽もポスト・プロダクションありき? 良くも悪くももはやそれがデフォルト? 『大豆田とわ子と三人の元夫』(https://bit.ly/2Qgynac )は、海外の優れたTVシリーズ『アトランタ』(https://bit.ly/38KiNst )や『マスター・オブ・ゼロ』のような、エピソードごとにトーン&マナーが変わる面白さがある?――以下は参考資料です。三原勇希がホストを務めるポッドキャスト番組『MARVEL STUDIOS TALK』(https://spoti.fi/3isbTid )、セレーナ・ゴメス(https://spoti.fi/3n0hrz6 )、プレイボーイ・カルティ(https://spoti.fi/3gXgHt4 )、ポン・ジュノ2019年映画『パラサイト 半地下の家族』(https://bit.ly/3pDGTfx )、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(https://bit.ly/3l46fRj )、フィッシュマンズ(https://spoti.fi/3gr6W6q )、miida(https://spoti.fi/3wbgDNb )、鈴木則文1975年映画『トラック野郎 御意見無用』(https://bit.ly/3hfQOX3 )、同じく1984年映画『パンツの穴』(https://bit.ly/3jGx5Sf )、宇野維正・田中宗一郎『2010s』(https://bit.ly/34WV3QR )、宮崎大祐(https://bit.ly/3ixchvB )、永井聡2021年映画『キャラクター』(https://bit.ly/3g9wPcg )、絢香“三日月”(https://spoti.fi/3gkfJY4 )、くるり(https://spoti.fi/3g7NcWt )、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、テイラー・シェリダン脚本2015年映画『ボーダーライン』(https://bit.ly/3wfKlQq )、小西康陽(https://spoti.fi/3pFOKdq )、アマゾン・オリジナル・ドラマ『ゼム』(https://bit.ly/3pCj2xQ )、バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』(https://bit.ly/2Tf9DjR )、ケイシー・レモンズ2019年映画『ハリエット』(https://bit.ly/3x8sVWE )、エリック・ロメール『緑の光線』(https://bit.ly/3ga6ydL )、ビクトル・エリセ(https://bit.ly/3b8pjvb )、ニコラス・ブリテル(https://spoti.fi/3ish0yV )、『メディア王~華麗なる一族~』(https://bit.ly/2GUCqnt )、クレイグ・ギレスピー2021年映画『クルエラ』(https://bit.ly/2TktM7O )、同じく2017年映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』(https://bit.ly/3pCtxBr )、『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(https://bit.ly/2Rvcl3E )、新海誠2016年映画『君の名は。』(https://bit.ly/3preHN8 )、『ブレイキング・バッド』(https://bit.ly/3j0Aw2c )、椎名林檎(https://spoti.fi/3cy4VEt )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 8

1 hr 2 min

もし佐藤伸治存命のまま、今現在もフィッシュマンズ(https://spoti.fi/2TN3gEm )が活動を続けていたとしたら、フジ・ロックのヘッドライナーは勿論のこと、英国グラストンベリーや米国コーチェラ・フェスのメイン・ステージの舞台に登っていたに違いない――歴史に「IF」は存在しないとわかっていながら、そんな思いが消せないオーディエンスの皆さんもいるに違いありません。7月9日から全国で公開される『映画:フィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gAPzkZ )を契機に「フィッシュマンズ(https://spoti.fi/2TN3gEm )音楽の魅力と、その時代」を紐解いていこうという趣旨の「フィッシュマンズ回」4連続エピソード最終回。前回エピソードと同様、所謂「世田谷三部作」――96年の『空中キャンプ』(https://spoti.fi/2Sa8aef )、『LONG SEASON』(https://spoti.fi/3zCqiOJ )、97年の『宇宙 日本 世田谷』(https://spoti.fi/3gCdnFd )レコーディング当時、所属レーベルの担当ディレクターを務めた佐野敏也(https://bit.ly/3x5gsmW )、そして、書籍『永遠のフィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gDJtAo )をele-king編集長=野田努と共同編集、これから先の人生の大半をフィッシュマンズ音楽の布教に捧げることになるに違いない(涙)三田格の二人がゲスト。オリジナル・メンバー活動期の「気合いと根性のバンド=フィッシュマンズ」、その歴史の内側からの声をお届けしたいと思います。以下は参考資料です。フィッシュマンズ『Go Go Round This World!』(https://spoti.fi/3hm1l1W )、同じく『98.12.28男達の別れ』(https://spoti.fi/3qAj4Xy )、同じく『若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOM』(https://amzn.to/35Zt7ft )、同じく『8月の現状』(https://spoti.fi/3gBigyi )、同じく“MAGIC LOVE”(https://spoti.fi/3AgYLmC )、同じく“いかれたBaby”(https://spoti.fi/3js2ozX )、同じく“ナイトクルージング”(https://spoti.fi/3qbBn5d )、同じく“WEATHER REPORT”( https://spoti.fi/35xQegS )、ジェイムス・ブラウン(https://spoti.fi/2URYHJH )、山本リンダ(https://spoti.fi/3w4L72r )、忌野清志郎(https://spoti.fi/3gBZR4i )、デ・ラ・ソウル(https://spoti.fi/3w3sL1L )、高木完(https://spoti.fi/3jqZgUS )、cero(https://spoti.fi/371nPkp )、戸川純(https://spoti.fi/3zwgOVg )、マーティン・スコセッシ2005年映画『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』(https://bit.ly/35Zw1Rp )、マディ・ウォーターズ(https://spoti.fi/3hjDtvL )、チャック・ベリー(https://spoti.fi/3w1oqvX )、ローリング・ストーンズ“スタート・ミー・アップ”MV(https://bit.ly/3ydkIBb )、ザ・フー『ライヴ・アット・リーズ』(https://spoti.fi/3x6kIml )、ジ・オーブ(https://spoti.fi/2Ue3wwm )、フリートウッド・マック『ルーモアズ』(https://spoti.fi/3w5Qb6S )、クイーン(https://spoti.fi/3k6eg84 )、レディオヘッド(https://spoti.fi/3bZJyKF )、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(https://spoti.fi/365AjGR )、ラブ・アンド・ロケッツ(https://spoti.fi/3h5EpFf )、Merzbow(https://spoti.fi/3qHLpLB )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 1

1 hr 3 min

『映画:フィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gAPzkZ )が7月9日から全国で公開されることを契機に「フィッシュマンズ(https://spoti.fi/2TN3gEm )音楽の魅力と、その時代」を紐解いていこうという趣旨の、「フィッシュマンズ回」4連続エピソード第3回からは、所謂「世田谷三部作」――96年の『空中キャンプ』(https://spoti.fi/2Sa8aef )、『LONG SEASON』(https://spoti.fi/3zCqiOJ )、97年の『宇宙 日本 世田谷』(https://spoti.fi/3gCdnFd )レコーディング当時、所属レーベルの担当ディレクターを務めた佐野敏也(https://bit.ly/3x5gsmW )を新たなゲストに迎えて、リスタート。書籍『永遠のフィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gDJtAo )をele-king編集長=野田努と共同編集、これから先の人生の大半をフィッシュマンズ音楽の布教に捧げることになるに違いない(涙)三田格も引き続き登場してくれます。当時のメンバーの素顔は? 彼ら特有のユーモアのセンスって? エンジニアZak筆頭にメンバーと周囲との当時の関係は? 幻の企画『LONG SEASON』ボックスの行方は? いまだ秘蔵のレコーディング・マテリアルは残っているのか? 99年の『98.12.28男達の別れ』(https://spoti.fi/3qAj4Xy )、2016年の『LONG SEASON’96~7 96.12.26 赤坂BLITZ』(https://spoti.fi/3w412xR )、 2021年の『若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOM』(https://amzn.to/35Zt7ft )以外にもライヴ・レコーディングは現存するのか? そのリリースの予定は?――そんな疑問にも答えてもらうべく今回の「超・雑談」は進んでいきます。『映画:フィッシュマンズ』撮影時と同様、どうしてもフィッシュマンズ物語にまとわりつきがちな神格化や悲劇性を避けようと、敢えて会話に陽性のヴァイブスを持ち込もうとする佐野のおかげで、「もうこの場所から逃げ出したい!」とひたすらゴネ続けるホスト田中も少しばかり落ち着きを見せていきます――以下は参考資料です。フィッシュマンズ『Neo Yankees' Holiday』(https://spoti.fi/3iSBQaX )、同じく『Oh! Mountain』(https://spoti.fi/3jw5YZQ )、同じく『若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOM』DVD版(https://amzn.to/3xjv0zi )、同じく“BABY BLUE”(https://spoti.fi/3y4Vd4Q )、同じく“ナイトクルージング”(https://spoti.fi/3qbBn5d )、同じく“すばらしくてNICE CHOICE”(https://spoti.fi/3qBFFTz )、『公式版 すばらしいフィッシュマンズの本』(https://bit.ly/3hiMCVx )、渡辺香津美(https://spoti.fi/2TiAH1K )、宗次郎(https://spoti.fi/2Tkipxg )、山崎まさよし(https://spoti.fi/35z16eb )、RCサクセション『RHAPSODY』(https://spoti.fi/3Ab6pPh )、スピッツ(https://spoti.fi/3qSaIsQ )、葡萄畑(https://spoti.fi/3yluFwv )、パール兄弟(https://spoti.fi/3qxzsbm )、ジミ・ヘンドリックス(https://spoti.fi/3mq3dbo )、ザ・フー(https://spoti.fi/3rXKTJa )、沢田研二(https://spoti.fi/2GfnvEi )、SION(https://spoti.fi/3hmNesX )、ボブ・ディラン(https://spoti.fi/3mrMpQc )、ゴング(https://spoti.fi/2UH24D1 )、忌野清志郎(https://spoti.fi/3gBZR4i )、バッファロー・ドーター(https://spoti.fi/3iWrdnk )、ノイ!(https://spoti.fi/2UdAKMo )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。  Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jul 1

1 hr 17 min

フィッシュマンズの音楽はマイルス・デイヴィス(https://spoti.fi/3oPZx2U )やビートルズ(https://spoti.fi/38fczCu )を超えた?――近年YouTubeやストリーミング・サービスを媒介に、単に北米にとどまらず英語圏以外の海外各地の若い世代の音楽ファンの間でフィッシュマンズ(https://spoti.fi/2TN3gEm )の音楽に対する熱狂的な評価と支持が広がり続けていることをもしかするとあなたも聞いたことがあるかもしれない。どうやらその認知と支持の発端は、オリジナル・メンバー最後のライヴ・パフォーマンスを収録、佐藤伸治が夭折した後の99年にリリースされた『98.12.28 男達の別れ (Live)』(https://spoti.fi/3vAcotv )。特にそこに収録された“LONG SEASON”のライヴ・バージョン(https://spoti.fi/3d8RZoV )ということらしい。オリジナル・アルバムとしては96年の『LONG SEASON』(https://spoti.fi/3zCqiOJ )と、97年の『宇宙 日本 世田谷』(https://spoti.fi/3gCdnFd )に人気が集中しているという。彼らのキャリアを収めた『映画:フィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gAPzkZ )が7月9日から全国で公開されることを契機に「フィッシュマンズ音楽の魅力と、その時代」を紐解いていこうという趣旨の、「フィッシュマンズ回」4連続エピソード第二回は、書籍『永遠のフィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gDJtAo )をele-king編集長=野田努と共同編集、これから先の人生の大半をフィッシュマンズ音楽の布教に捧げそうな勢い(涙)の三田格と、自身がもっとも夢中になり、自分にもっとも影響を与えた音楽としてフィッシュマンズの名前を挙げる、現在はmiida(https://spoti.fi/3zyzB2t )名義で活動するマスダミズキの二人をゲストに迎え、フィッシュマンズ音楽に向き合うのが嫌で、「もうこの場所から逃げ出したい!」とひたすらゴネる田中宗一郎と、それを白い目で見つめる三原勇希、その四人の布陣でお送り致します。そして、今回の「超・雑談」もまた、以下のようないくつもの文脈を浮かび上がらせていくのです――全世界的にフィッシュマンズの認知が高まっている証拠に彼らのウィキペディアは8ヶ国語も存在する? 海外ではフィッシュマンズはドリーム・ポップと括られている? それって日本語の歌詞が理解できないからじゃね? 海外で評価が高いアルバムは『男たちの別れ』、『LONG SEASON』、『宇宙 日本 世田谷』、『空中キャンプ』(https://spoti.fi/2Sa8aef )の順? 『空中キャンプ』が低いのはやはり言葉の問題? フィッシュマンズの一番の魅力は歌詞? フィッシュマンズのライヴは日本の一般的なロックのライヴとは違った? 日本で「ライヴで踊る」という価値観を作ったのはボ・ガンボス(https://spoti.fi/3bUZboi )? フィッシュマンズは誰かと共有して聴くというよりも、一人で聴くもの? フィッシュマンズの音楽は自然が似合う? 街が似合う? 佐藤伸治のスタイリングは下北ヒッピー的スタイリングとは絶妙に違っている? フィッシュマンズ音楽にはドリーム・ポップとは対極の「厳しさ」がある? イギリス人はフィッシュマンズにあまり反応しない? それはイギリスにはダブを取り入れた音楽がたくさんあるから? 夭折したアイコンという意味合いも含めて、アメリカでのフィッシュマンズの受容はジョイ・ディヴィジョンに似ている? 田中はフィッシュマンズをボアダムス(https://spoti.fi/2Ujg1af )やバッファロー・ドーター(https://spoti.fi/3iWrdnk )と並べて聴いていた? ボアダムス『SUPER ROOTS 5』(https://amzn.to/3wSF81Z )は『空中キャンプ』のヒントのひとつ? ボアダムスの音楽は感情表現ではなく、感情を自分から切り離すための音楽? それはコリン・ウィルソンが言うところの「積極的フィードバック」に近い? 同じ97年にリリースされた『宇宙 日本 世田谷』とレディオヘッド『OKコンピューター』に共通するのは、すべてにイライラした焦燥感? 『空中キャンプ』には、うんざりするような世の中に生きる中で、それを聴いているときだけ安らかになれるような感覚がある? 佐藤伸治曰く、空中キャンプとは「旅をした」という意味? フィッシュマンズの音楽はスピリチュアリティに足を取られることなく日常にしっかりと根差している? そこが『空中キャンプ』のすごさ? 『宇宙 日本 世田谷』には、オウムや酒鬼薔薇聖斗の事件が起こった当時の殺伐としたムードが背景に感じられる? 佐藤伸治の書く歌詞は井原西鶴(https://bit.ly/3vA2CHG )や夏目漱石(https://bit.ly/3cTkOFC )に匹敵する? フィッシュマンズ曲の和声は浮遊感を与えるサブドミナント始まりが多い? トニックがまったく出てこず、一度も解決しないままの曲も多い? 求められるヒット曲を書こうとした“100ミリちょっとの” (https://spoti.fi/3cT1d8N )はコーラス(サビ)が2つあるという異常な曲構成? サブドミナントを中心としたフィッシュマンズの曲には、帰りたいけど帰れない、もしくは帰りたくないけど結局は帰ってしまうという感覚をリスナーに与える? JAGATARA(https://spoti.fi/3iTbyoY )、ボ・ガンボス、初期フィッシュマンズに共通するのは、自分自身が社会的な存在として規定されることに対する違和感? フィッシュマンズの音楽は、苦しいけどハッピー、悲しいけど嬉しいというフィーリングの両義性を内包している? フィッシュマンズの音楽には、そもそも人とのコミュニケーションとはすれ違いでしかないということを改めて気づかせるような作用がある?――以下は参考資料です。アリアナ・グランデ(https://spoti.fi/3p5dFWB )、ジャスティン・ビーバー(https://spoti.fi/34jlcsE )、BTS”Butter”(https://spoti.fi/3wI3aN9 )、リル・ナズ・X(https://spoti.fi/3wFMQfN )、24kゴールデン(https://spoti.fi/2UkmvWj )、セレーナ・ゴメス(https://spoti.fi/3n0hrz6 )、ハリー・スタイルズ(https://spoti.fi/3vHUJjv )、シャキーラ(https://spoti.fi/3iT6tgc )、東京スカパラダイスオーケストラ(https://spoti.fi/3q8R3pP )、フィッシュマンズ『Corduroy's Mood』(https://spoti.fi/3q81v0K )、同じく『8月の現状』(https://spoti.fi/3gBigyi )、同じく”SUNNY BLUE”( https://spoti.fi/3cT3Jf6 )、同じく“WEATHER REPORT”( https://spoti.fi/35xQegS )、同じく”バックビートにのっかって”(https://spoti.fi/35z4tSu )、同じく”ナイトクルージング”(https://spoti.fi/3qbBn5d )、レネゲート・サウンドウェイヴ(https://spoti.fi/2S9n8Be )、マッシヴ・アタック(https://spoti.fi/35xQIDI )、コールドカット(https://spoti.fi/3gBhS2O )、ジョイ・ディヴィジョン(https://spoti.fi/3d7GLzI )、サイプレス・ヒル(https://spoti.fi/3xzgC5O )、コリン・ウィルソン(https://bit.ly/3yabN4f )、レディオヘッド『OKコンピューター』(https://spoti.fi/2MOvyuS )、モービー(https://spoti.fi/3xwsiWV )、新井英樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』(https://bit.ly/3gNXPwO )、北野武1997年映画『HANA-BI』(https://bit.ly/3qehUkf )、小沢健二(https://spoti.fi/2NZw2PL )、ボ・ガンボス”魚ごっこ”(https://spoti.fi/3qm0VwJ )、忌野清志郎『RAZOR SHARP』(https://spoti.fi/3q81cDj )、RCサクセション”可愛いリズム”(https://spoti.fi/3vK4FZM )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 24

1 hr 8 min

文字通り、時を超える音楽――それこそがフィッシュマンズ(https://spoti.fi/2TN3gEm )の音楽なのかもしれません。彼らの音楽特有の空中を浮遊するアンビエンスと、地表に張り付いたかのようなベースライン、その間に存在するすべての楽器と声、言葉――そこから生まれる静かな爆音と音の隙間がもたらす、まるで時間の外側に誘われる稀有な体験は間違いなく時を超えている。また、オリジナル・メンバーが音源を残したのが91年から98年というたった7年に過ぎないのにいまだ世界中で熱狂的なファンを増やし続けているという意味においても、彼らの音楽は時を超えていると言うほかにない。現実と楽園、日常と非日常、街の雑踏と一人の部屋、安らぎと孤独、喜びと切なさ、天井知らずのユーフォリアと底なしの闇、意識と無意識、二人とひとり、陶酔と覚醒、そのどちらでもなくどちらでもあるようなマージナルな場所――つまり、「今ここ」というどこにも属さない場所で、ただひたすら(前にも後ろにも)歩き続ける宇宙サウンド。街の雑踏の中での孤独にも似た、喜怒哀楽すべての感情が静かに湧き上がるようにも、感情のすべてが消え失せたようにも、誰とも何とも繋がっていないにも関わらず、まるですべてに繋がっているかのような体験を我々オーディエンスに与えてくれる不思議な音楽。と取り敢えず必死に言葉を尽くしてはみたものの、いまだフィッシュマンズの音楽は「永遠の謎」です。凡百のバンドには決して鳴らせないビートが、アンビエンスが、歌詞が、耳と腰とハートにダイレクトに訴えかけてくるのは間違いないのに、その魅力を語ろうとした途端どんな言葉を口にしても、その隙間からフィッシュマンズの音楽はすり抜けていく。また、特にリアルタイム世代のファンからすると、99年に33歳の若さで夭折した「佐藤伸治の不在」という事実とフィッシュマンズの音楽を切り離すことはとても難しい。だからこそ、ある特定の人々にとっては、フィッシュマンズの音楽を聴くことも、語ることも、誰かに勧めることも苦痛以外の何ものでもないのです。だが、佐藤伸治の夭折から20年余り、彼らのキャリアを3時間を超える音と動画で切り取った『映画:フィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gAPzkZ )がこの7月9日に公開されます。そこで何を血迷ったか、よせばいいのに当番組のホスト田中はフィッシュマンズ回を企画してしまいました。今回からの4連続エピソードを通してのゲストは、96年の5thアルバム『空中キャンプ』(https://spoti.fi/2Sa8aef )でフィッシュマンズを発見して以来、彼らの音楽に接すること、解読すること、広めることに全身全霊を捧げてきた三田格(ホスト田中が尊敬する大先輩ながら、ご本人は編集者やライターといった肩書きはお気に召さないようです)。そして、今回からの2回は、リアルタイムでは彼らの活動を知る由もない世代ながら、自身がもっとも夢中になり、自分にもっとも影響を与えた音楽としてフィッシュマンズの名前を挙げる、現在進行形の音楽家の代表として、かつては、ねごと(https://spoti.fi/3qaOa87 )のソングライター/ギタリストとして、現在はmiida(https://spoti.fi/3zyzB2t )名義で活動するマスダミズキをゲストに迎えてお送り致します。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、いくつもの文脈を浮かび上がらせていきます――村上隆が初めて音楽で感動したのはフィッシュマンズの『空中キャンプ』? マスダミズキが同時期に夢中になったフィッシュマンズと後期スーパーカーは、日本のポスト・レイヴの空気感をバックグラウンドとして共有していた? 90年代半ばまで日本のロック雑誌はフィッシュマンズを全然プッシュしていなかった? フィッシュマンズに対する第一印象はPIL? 『空中キャンプ』という作品の魅力と可能性の中心を言語化することが出来た書き手はいまだ誰一人も存在しない? 活動後期のフィッシュマンズが残した96年の『空中キャンプ』、『LONG SEASON』(https://spoti.fi/3zCqiOJ )、97年の『宇宙 日本 世田谷』(https://spoti.fi/3gCdnFd )を示す「世田谷三部作」という区切り方は間違っている?『Neo Yankees' Holiday』(https://spoti.fi/3iSBQaX )、『Orange』(https://spoti.fi/3iXodHl )、『空中キャンプ』を三部作と捉えるべき? 『空中キャンプ』が傑作になった一因は、バンドのプライベート・スタジオであるワイキキ・スタジオが小さくて一人ずつしかブースに入れない作りだったから? フィッシュマンズのように90年代に活動していたバンドと今のバンドの違いは、良くも悪くも今の方が関わる利害関係者が少なく、意志決定が簡単になっていること? バンドを取り巻く関係者が奇跡的なバランスで集まっていたという意味では、フィッシュマンズはビートルズと似ている? フィッシュマンズは「ビートルズになり損ねたバンド」? ブートレグで聴くことの出来る初期のフィッシュマンズ音源はまるでザ・クラッシュ(https://spoti.fi/3rUAaid )? 三田が『噂の真相』で15年間続けていた連載「今月聴かなかったCD」で、唯一ボロクソに書かないで褒めたのがフィッシュマンズだった? 三田が「今月聴かなかったCD」の連載を続ける中で、唯一「負けた」と思ったアーティストはどんと? JAGATARA(https://spoti.fi/3iTbyoY )の江戸アケミ、ボ・ガンボス(https://spoti.fi/3bUZboi )のどんと、フィッシュマンズの佐藤伸治は、「世間の当たり前からハミ出す人たち」? 佐藤伸治からすると、「小室哲哉の歌は説教臭い」?――以下は参考資料です。忌野清志郎(https://spoti.fi/3gBZR4i )、ソニック・ユース(https://spoti.fi/3gHeJNS )、スマッシング・パンプキンズ(https://spoti.fi/3vzzkJi )、スーパーカー(https://spoti.fi/3wFNSZl )、MUTE BEAT(https://spoti.fi/3vERvxd )、PIL(https://spoti.fi/3wLgrEA )、セックス・ピストルズ(https://spoti.fi/2SgC5BK )、戸川純(https://spoti.fi/3zwgOVg )、Seiho(https://spoti.fi/3iWk7iG )、『永遠のフィッシュマンズ』(https://bit.ly/3gDJtAo )、ジ・オーブ“ブルー・ルーム”(https://spoti.fi/3gJIWvE )、マッシヴ・アタック(https://spoti.fi/35xQIDI )、RCサクセション(https://spoti.fi/3zNUarM )、井上陽水(https://spoti.fi/3vH8WNJ )、大瀧詠一『LONG VACATION』(https://spoti.fi/2TNmzO9 )、安室奈美恵(https://spoti.fi/3p00DJl )、ローザ・ルクセンブルク(https://spoti.fi/3iUdbCz )、石野卓球(https://spoti.fi/3gGnmcM )、スピッツ(https://spoti.fi/3qSaIsQ )、山崎まさよし(https://spoti.fi/35z16eb )、宇多田ヒカル(https://spoti.fi/3uVF1ls )、ベック『オディレイ』(https://spoti.fi/3gJ8hWD )、レイ・ハラカミ(https://spoti.fi/3vDtPul )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 24

1 hr 3 min

禁酒法時代のシカゴにおけるイタリアン・マフィアの抗争をモチーフに、巨匠ハワード・ホークスが1932年に撮った古典的傑作映画『暗黒街の顔役』(https://bit.ly/3w8gt8Z )。著作『令和元年のテロリズム』(https://bit.ly/3eJhuys )を上梓したばかりのライター磯部涼をゲストに迎え、「ポップ・カルチャーと犯罪」をテーマにお送りする4連続エピソード最終回は、アル・パチーノを主役に配し、ブライアン・デ・パルマがこの作品をリメイクした1983年映画『スカーフェイス』(https://bit.ly/33GfJeM )が主なモチーフです。『君の名前で僕を呼んで』(https://bit.ly/3nekzc2 )や『サスペリア』(https://bit.ly/34fuR2F )、HBOシリーズ『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』(https://bit.ly/2SndgnC )でもお馴染みルカ・グァダニーノ(https://bit.ly/3lKCrd3 )が、また新たなリメイクを手がけるというニュースが飛び交う中、この映画の存在感は今も増し続けていると言えるかもしれません。しかし、それにしても、ナズ1994年の傑作1stアルバム『イルマティック』(https://spoti.fi/3iNGiYg )収録曲“ザ・ワールド・イズ・ユアーズ”(https://spoti.fi/3y91iOj )での引用をひとつの契機に、この作品が何故こんなにも世代や民族、時代を超え、人々を惹きつけてきたのか? どうやらその理由は、この作品が持つ一筋縄ではいかない多角性にあるようです。今回の「超・雑談」ではまず、90年代半ば以降のラップ・コミュニティを中心としてこの映画が「聖典」化してきたその理由と魅力をいろんな角度から見ていくことから始まり、いくつもの文脈を浮かび上がらせていきます――犯罪映画はモノクロ・トーキー映画黎明期からの一大ジャンル? 黒澤明の時代劇映画『七人の侍』(https://bit.ly/385NNn9 )が西部劇映画『荒野の七人』(https://bit.ly/3tNAOyC )にリメイクされたように、映画は筋書きが同じでも舞台設定を変えることで新しいものになる? トニー・モンタナのような複雑さを抱えるアンチ・ヒーローがラッパーの間で神格化されること自体が、ギャングスタ・ラップの複雑性を象徴している? 『スカーフェイス』は教訓物語? ラッパーが成り上がっていく過程の「ハウ・トゥもの」として受容されている? トニー・モンタナの魅力は社会的に悪とされていることをしていても、自分の中での善悪の基準がハッキリとしているところ? どれだけ成り上がっても垢抜けないところが魅力的? 『スカーフェイス』は当時の移民問題を絡めながら構造的差別をちゃんと描いているからこそ、ラッパーの間で共感を集めた? 黒人が構造的差別に巻き込まれていくことを理論化したのがアンジェラ・デイヴィス(https://bit.ly/3ygQazl )? アンジェラ・デイヴィスの反資本主義的な思想と、まさに資本主義的であるラップを接続することは難しい? ヒップホップのサンプリングという発想は資本主義的な消費文化から逸脱していた? だが、歴史が進むにつれてヒップホップはまさに資本主義的で消費主義的な音楽だと証明されたというねじれがある? チャイルディッシュ・ガンビーノ(https://spoti.fi/3r6SZzi )のようにヒップホップの資本主義的な価値観を遠巻きに眺める存在は面白い? それとも退屈? ギャングスタは働き者? ギャングスタ・ラップは法の外側で独自のエコ・システムを築き、ある程度の富を蓄えたら、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )のように法の内側で起業する? マーダー・バラッドが題材にしてきたサイコパスやシリアル・キラーがラップではあまりテーマになっていない理由は、経済的ではないから? 『スカーフェイス』は教訓物語として受容できると同時に、その滅びの美学こそが魅力? そのような二面性を同時に抱えていることはギャングスタ・ラップにも通じる? 『令和元年のテロリズム』で取り上げている犯罪者たちは、誰もがトニー・モンタナに近い複雑さを抱えている? 『令和元年のテロリズム』はその複雑さに向き合うための本? ラナ・デル・レイ“ホワイト・ドレス” (https://spoti.fi/3rBaqXG )やクロエ・ジャオ映画『ノマドランド』(https://bit.ly/3u68lEK )もそうした現実の複雑さに向き合った作品? すべての犯罪は個人の問題ではなく社会全体の問題だという考え方は、自由意志と決定論に行き着く? 人々は凶悪事件に興奮し、それを消費するというメカニズムがある? 「他人の血が見たい」という意味では、それはポップ・アイコンを生み出すメカニズムと同じ?『令和元年のテロリズム』は付き合って半年くらいの恋人にプレゼントするのに最適? この本が無理という人とはパートナーになれない?――以下は参考資料です。磯部涼『ルポ川崎』(https://bit.ly/3y0M8L4 )、文庫版『ルポ川崎』(https://bit.ly/3hjmN9m )、アル・パチーノ(https://bit.ly/3hjDvW8 )、フューチャー“トニー・モンタナ”(https://spoti.fi/3fcqzPf )、ジュース・ワールド(https://spoti.fi/3mtjhrG )、高倉健(https://bit.ly/3uSGpWe )、鶴田浩二(https://bit.ly/3ph2tpq )、安藤昇(https://bit.ly/3y6PKLC )、アンジェラ・デイヴィス『監獄ビジネス―グローバリズムと産獄複合体』(https://bit.ly/3oaMhqW )、チャイルディッシュ・ガンビーノ、“ディス・イズ・アメリカ”(https://spoti.fi/30tY5tM )、同じく『3.15.20』(https://spoti.fi/38a6HIZ )、デイヴィッド・ミーアマン・スコット&ブライアン・ハリガン『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(https://bit.ly/3bnMq54 )、ロバート グリーン『恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる 50セント成り上がりの法則』(https://bit.ly/3hnZ7kb )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 17

56 min 14 sec

私の人生は犯罪とは関係ない!――多くの人々がおそらくはそんな風に感じていることでしょう。だが、同時に、「音楽や映画は執拗なまでに犯罪を描いてきた」という歴史が存在します。しかも、多くのオーディエンスがそうした作品に惹きつけられてきた。それは何故なのか? そこには明確な理由があるはずです。ひとつには、音楽や映画はそこでの主人公たちの悲喜こもごもの生活や想いを描くことを通して、同時に「社会」を描いてきたから。もし仮に「犯罪」というものが「社会の歪み」から生じるものだとすれば、犯罪を描いた音楽や映画にアクセスすることは、今現在の社会を知り、すぐに凝り固まりがちな我々の視界を広げてくれることに繋がります。また、時代の変化に伴って芽生えた「新たな価値観」が旧来の、どこか不完全で不平等な社会システムや常識からハミ出してしまう必然として「法の外側」に存在する、それがゆえに「犯罪」と認定される――そんなメカニズムを実感として理解することが出来るかもしれない。つまり、犯罪を描いた音楽や映画は、現在の社会や時代を理解する上での最良のメディアとなり得るのです。そうした意味からすれば、90年代初頭の北米から生まれた「ギャングスタ・ラップ」こそが最適なサンプルのひとつかもしれない。というわけで、著作『令和元年のテロリズム』(https://bit.ly/3eJhuys )を上梓したばかりのライター磯部涼をゲストに迎え、「ポップ・カルチャーと犯罪」をテーマにお送りする4連続エピソード第3回の主たるモチーフは「ギャングスタ・ラップ」。果たして今回の「超・雑談」は、またこんな風にいくつもの文脈を浮かび上がらせていくのです――今ほどネット上で人々がコミュニケーションを取り、それがアーカイヴされている時代はない? しかも、それが以前だったらなかったような形で人々を追い詰めるメカニズムが出来上がってしまった? 日本語ネイティヴの世界ではギャングスタ・ラップのイメージや歴史はほぼされていない? ギャングスタ・ラップの元祖はスクーリー・D(https://spoti.fi/3vXpjWI )? 「ポップ・カルチャーと犯罪」という2つのテーマが直接的に結びついた音楽がギャングスタ・ラップ? レーガン政権の麻薬取り締まりで黒人が狙い撃ちにされた? だが、そのことが「ドラッグについて歌うことはヤバい」という価値観がで広まった? ギャングスタ・ラップにとって、CDに「ペアレンタル・アドバイザリー」のステッカーが貼られることはむしろ名誉だった? その反権力的な魅力で地方の白人の若者から支持を集めることになったのがNWA? アメリカでのポップ音楽の規制は福音派からの票集めのために行われた? ギャングスタ・ラップは白人の若者にウケた一方、黒人コミュニティ内部から批判の声も上がった? ギャングスタ・ラップは、黒人は暴力的な犯罪者だというステレオタイプを助長する危険性がある? いや、チャック・Dが「ヒップホップはゲットーのCNNだ」と言ったように、ただ身の回りに起きている現実を歌っているだけ? 今日本で注目なのは半グレ・ラップ? ギャングスタ・ラップは最新型のフォーク・ミュージック? ギャングスタ・ラップの重要グループ、NWA(https://spoti.fi/3uIdALK )のアイス・キューブ(https://spoti.fi/3eI79T7 )はギャングスタではなかった? 観察者の視点からリリックを書いている? 映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(https://bit.ly/3cNOWDf )はギャングスタ・ラップの入門編として最適? いや、歴史修正主義的な作品? ギャングスタ・ラップは単純な「権力対反権力」という構図には収められない? アイス・キューブ“ブラック・コリア” (https://spoti.fi/2RTo2RK )にはマイノリティ同士の争いという問題が表象されている? アイス・T(https://spoti.fi/3uLjprw )の曲は事実をテーマにしつつ、あくまでもフィクション? つまり、ヤクザ映画みたいなもの? ギャングではなく、ギャングの友達の抗争に巻き込まれてしまう「グッド・キッド」という傍観者の視点を表現したからこそケンドリック・ラマーは新しかった? 当事者と傍観者の狭間というマージナルな視点を描いたという意味では、ケンドリック・ラマー『グッド・キッド、マッド・シティ』(https://spoti.fi/3fiZ0Ur )とアークティック・モンキーズの1stアルバム(https://spoti.fi/33CL6XK )はそっくり? アイス・キューブしかり、ケンドリック・ラマーしかり、そもそもギャングスタ・ラップというジャンル自体が歴史的にグッド・キッド的な視点から生まれた? ギャングスタ・ラップに惹かれるメカニズムというのは、不良に憧れているからではなく、この狂った社会を描いてくれる音楽だから? 半径5メートルの世界から最新型の常識を誰よりも早くキャプチャーするという役割がギャングスタ・ラップの魅力? ギャングスタ・ラップの最新形態は、ネット犯罪について歌うスキャム・ラップ? ギャングスタ・ラップがフィクショナルなものではなく、あくまでリアルにこだわるようになった転換点はどこ? 舐達麻(https://spoti.fi/3uOrPi0 )のような作家が許容されるようになったのは、日本でもマリファナというドラッグに対する理解が進んだことの現れ? 今やアメリカではマリファナにカウンター・カルチャーとしてのクールな記号性はない? もはやスタートアップ企業のビジネスでしかない? 日本では「路上飲み」が最新型のカウンター・カルチャー? 舐達麻がマリファナを称揚することに商品性があるのは、日本という環境ならでは? 舐達麻はYouTubeを中心に広まっているローファイ・ヒップホップのムーヴメントに共振している? そこにギャングスタ的なイメージを掛け合わせているところに独自性がある? 舐達麻の系譜を辿っていくとNujabes(https://spoti.fi/3vvFx8T )に行き着く?――以下は参考資料です。磯部涼『ルポ川崎』(https://bit.ly/3y0M8L4 )、文庫版『ルポ川崎』(https://bit.ly/3hjmN9m )、KREVA(https://spoti.fi/3oZsbzT )、テイラー・スウィフト(https://spoti.fi/3775CSH )、N.W.A.“ファック・ザ・ポリス”(https://spoti.fi/2RN2uXh )、パブリック・エネミー(https://spoti.fi/3huhxj4 )、SEEDA(https://spoti.fi/3tN6Bj3 )、ツィギー(https://spoti.fi/33CItVJ )、REAL-T“SERENA”(https://spoti.fi/3fiZ6v6 )、イージー・E(https://spoti.fi/3vZrdWY )、スヌープ・ドッグ(https://spoti.fi/3y76emR )、アンジェラ・デイヴィス(https://bit.ly/3ygQazl )、ソーレン・ベイカー『ギャングスター・ラップの歴史 スクーリー・Dからケンドリック・ラマーまで』(https://bit.ly/2SCmqfF )、鶴田浩二(https://bit.ly/3ph2tpq )、ティージェイエックス6(https://spoti.fi/3tNsFdw )、ジュース・ワールド(https://spoti.fi/3mtjhrG )、ゆるふわギャング(https://spoti.fi/3bnLldy )、サイプレス・ヒル(https://spoti.fi/2RNGBXF )、ジジ・マシン“クラウズ”(https://spoti.fi/3ya0mJy )、ローファイ・ヒップホップYouTubeライヴ(https://bit.ly/3w3YMr6 )、Nujabes“ラティテュード feat. Five Deez”(https://spoti.fi/3eK9qgS )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 17

1 hr 13 min

悪意は伝染していく。――帯にそんな少しばかりショッキングなコピーが印刷された著作『令和元年のテロリズム』(https://bit.ly/3eJhuys )を上梓したばかりのライター磯部涼をゲストに迎え、「ポップ・カルチャーと犯罪」をテーマにお送りする4連続エピソード第二回。ここからは『令和元年のテロリズム』における問題提起を出発点にしながら、デヴィッド・フィンチャー監督『マインドハンター』(https://bit.ly/2KCG2MD )、スティーヴン・キング原作ドラマ『アウトサイダー』(https://bit.ly/3y6xIZW )、ブルース・スクリングスティーン82年の6thアルバム『ネブラスカ』(https://spoti.fi/3uLpMer )、タイマーズ(https://spoti.fi/33Bw7gO )と、より具体的な音楽作品、映像作品を例にとりながら、ポップ・カルチャーと犯罪の関わりを探りつつ、「犯罪とはすなわち社会の歪みの成せる技なのでは?」という仮説を検証していきます。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、いくつもの文脈を浮かび上がらせていくのです――凶悪事件には思わず取り憑かれてしまうところがある? 『マインドハンター』は凶悪犯罪者の悪意が伝染していく話? 19世紀イギリスの殺人鬼ジャック・ザ・リッパーは「快楽殺人」を世に知らしめた? 凶悪犯罪は社会全体ではなく個人の資質に原因があると考えられるようになった契機のひとつ? 『マインドハンター』は70年代に科学の進歩によって、凶悪犯罪の背景には社会的な問題があると考えられるようになった転換期をキャプチャーしている? 『令和元年のテロリズム』を書いているとき、磯部にも犯罪者の悪意が伝染していた? 凶悪犯罪に関する証言は、簡単にディフォルメされて物語化されてしまう危険性がある? 経済的な理由で週刊誌報道のタームが短くなっているがゆえに、対象と時間をかけて向き合うルポルタージュという手法には意味がある?『令和元年のテロリズム』は犯罪ルポルタージュであると同時に、「犯罪論」論でもある? 学生運動の時代は凶悪犯罪に共感する意見が多勢を占めていた? その象徴が連続射殺魔の永山則夫(https://bit.ly/3pF6Xry )? ブルース・スプリングスティーンのアルバム『ネブラスカ』は、犯罪を生み出してしまう社会背景に目を向けた作品? スプリングスティーンはデビューからアルバムを重ねるごとに、半径5メートルの物語から国家全体へと視野を広げていき、ひたすら暗い現状認識を深めていった? ブルース・スプリングスティーン80年のアルバム『ザ・リヴァー』(https://spoti.fi/33HSv86 )はかなわなかった夢に押し潰されてしまう人々の物語? 日本語ネイティヴの世界で犯罪と社会の関係を歌っていた代表的アーティストは三上寛(https://spoti.fi/2RjjNz0 )? 70年代の演歌は日本社会の奥底に流れる負の感情をキャプチャーしていた? 今のJ-POPが漂白されてポジティヴなことしか歌わないのに対し、社会に漂う負の感情をキャプチャーした表現が多いのがボカロ? 犯罪と社会の関係を表現している現行の音楽はやはりギャングスタ・ラップ? マーダー・バラッドが犯罪者について歌う歌だとしたら、ギャングスタ・ラップは犯罪者が歌う歌? SEEDA(https://spoti.fi/3tN6Bj3 )やMSC(https://spoti.fi/3w0POup )のような2000年代半ばの日本のハスラー・ラップは、当時社会問題化していた非正規雇用労働者の問題ともリンクしていた? タイマーズの優れたユーモアとアイロニーは、今より恵まれた時代の経済的な余裕を背景にして成り立っていたもの? より切羽詰まった時代の表現として台頭したのがハスラー・ラップ?――以下は参考資料です。磯部涼『ルポ川崎』(https://bit.ly/3y0M8L4 )、文庫版『ルポ川崎』(https://bit.ly/3hjmN9m )、矢沢永吉『成りあがり』(https://bit.ly/3hjMqH6 )、ジョニー大倉『キャロル 夜明け前』(https://bit.ly/3y1ajZQ )、コリン・ウィルソン(https://bit.ly/3yabN4f )、永山則夫『無知の涙』(https://bit.ly/3hjwqF3 )、深作欣二1973年映画『仁義なき戦い』(https://bit.ly/3tNgEVs )、ブルース・スプリングスティーン『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』(https://spoti.fi/3bpk8Hj )、アビー・ホフマン『この本を盗め』(https://amzn.to/2R7Zm8s )、五木寛之(https://bit.ly/3oow2qt )、輪島裕介『創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』(https://bit.ly/2JD0Cw6 )、藤圭子(https://spoti.fi/3hrUzcv )、宇多田ヒカル(https://spoti.fi/3uVF1ls )、Ado“うっせぇわ”(https://spoti.fi/3f7WwYI )、平井堅(https://spoti.fi/2SPd1Sb )、アイス・T(https://spoti.fi/3uLjprw )、スクーリー・D(https://spoti.fi/3vXpjWI )、瑛人“HIPHOPは歌えない”(https://spoti.fi/3y9RdAY )、2パック(https://spoti.fi/3hrsSR5 )、ノトーリアス・B.I.G.(https://spoti.fi/2SNx1Vl )、ジェイ・Z(https://spoti.fi/3t2TIlt )、タイマーズ“デイ・ドリーム・ビリーバー”(https://spoti.fi/3uJgjUZ )、忌野清志郎(https://spoti.fi/2SOh29u )、RCサクセションズ(https://spoti.fi/3uLrSez )、ザ・モンキーズ(https://spoti.fi/3y8aK4Q )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 10

56 min 21 sec

こんな仮説を立ててみましょう――「犯罪」とはひと握りの社会不適応者が引き起こす個別の問題ではなく、すべからくそれが起こった時代や社会、コミュニティの歪みを反映したものだ、と。特に当番組のホスト田中のように「自由意志など存在しない」「すべての人間はその主体が属している環境に従わされている」と考えている向きからすると、ごく普通に腑に落ちることのようです。ただ実際のところ、皆さんはいかがでしょうか? やはり犯罪はいけないこと? いや、確かにその通りです。ただ少なくとも、犯罪について考えることは、すなわち同時代の社会や国家、ローカル・コミュニティの特性について考えることに繋がるのではないか?――今回からの4連続エピソードは、そんな仮説を出発点に、2017年に上梓された『ルポ川崎』(https://bit.ly/3y0M8L4 https://bit.ly/3hjmN9m )の著者、ライターの磯部涼をゲストに迎え、「ポップ・カルチャーと犯罪」というテーマでお送り致します。「川崎」という特定の場所を掘り下げることで、むしろ社会全体の問題/メカニズムを炙り出すことを意図した『ルポ川崎』と同じく、彼が上梓したばかりの『令和元年のテロリズム』(https://bit.ly/3eJhuys )もまた、いくつかのむごたらしい事件を題材にしながら、今現在の社会についての考察へと発展していきます。しかも、そこで描かれたBAD HOP(https://spoti.fi/3hmTrGZ )という存在が象徴するように『ルポ川崎』が「ポップ・カルチャーに救われた人々」を扱った著作だとすれば、この『令和元年のテロリズム』で扱われた人々は、むしろポップ・カルチャーに足を掬われることで闇に取り込まれていく人々だと言えるかもしれません。時にはきらびやかで、時にはいかがわしい、摩訶不思議なポップ・カルチャーに取り憑かれた「ポップ中毒者によるポップ中毒者のための番組」としては、決して見過ごすことは出来ない題材なのです。そもそも映画にしろ小説にしろ音楽にしろ、犯罪をモチーフにした作品だらけ。今回のエピソードで触れられているポップ音楽だけに限っても、ギャングスタ・ラップ、フォーク、カントリー、マーダー・バラッド、ザ・クラッシュ(https://spoti.fi/3rUAaid )、レゲエ、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ(https://spoti.fi/37g3doI )と、そのサンプルは事欠かない。むしろほぼ「犯罪」がトピックにならない現在のJ-POPの方が例外的のようにも思えます。もしかすると、そのこと自体が現在の日本語ネイティヴの世界を如実に物語っていると言えるかもしれません。出発点はそんな感じです。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、いくつもの文脈を浮かび上がらせていくのです――ポップ・カルチャーと犯罪は歴史的に見ても密接に関係してきた? 犯罪者をモチーフに歌うということはブルーズ、フォーク、カントリー、ロック、ラップの歴史において連綿と続いてきた? そもそもフォーク・ソングとは世の中で何が起こっているかを伝えるメディアでもあったので、犯罪を取り上げていたのは当然のこと? ザ・クラッシュ“バンクロバー” (https://spoti.fi/3uJXHV2 )はほとんど犯罪賛歌? 犯罪を生み出してしまう社会の複雑さに向き合うための文学的な問いとして、マーダー・バラッドの伝統は存在する? ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ“ザ・マーシー・シート” (https://spoti.fi/3w3nW92 )は、犯罪を多角的な側面から歌った傑出したポップ・ソング? 海賊ラジオにしろ、サンプリング文化にしろ、レイヴ・カルチャーにしろ、ナップスターにしろ、ポップ・カルチャーの歴史は「法の外側」で更新されてきた? 近年の日本では「犯罪=悪」というシンプルな図式が出来上がっている? でも、社会の規則からはみ出していく人間の愚かさについて考えるのが文学や文化の役割? 磯部涼『ルポ川崎』の舞台となった川崎と言えば工業地帯のイメージ? イルカ(https://spoti.fi/3wfg3xS )には公害をテーマにした“川崎のキツネさん” (https://spoti.fi/2RRHoXr )という曲がある? キャロルがビートルズに憧れて川崎でロックンロール・バンドを始めたことは理に適っている? 70年代の川崎から出るべくして出たのがキャロルだとすれば、その現代版はBAD HOP? 『ルポ川崎』で描かれている富裕化した再開発地域と貧困地区が隣接した街の光景は、ジェントリフィケーション後のインナーシティそのもの? 川崎北部が抱えている闇を描いたのが山田太一(https://bit.ly/2EFuplv )脚本『岸辺のアルバム』(https://bit.ly/3hPYzBO )? それを音楽で表現していたのが小沢健二(https://spoti.fi/2NZw2PL )やスチャダラパー(https://spoti.fi/33Et3jZ )? 『ルポ川崎』が南部的な問題を描いていたとしたら、『令和元年のテロリズム』は北部的な問題を描いたもの? 凶悪事件は自分とは関係ないものだと思いがち? でも、文化を接点として考えれば、実は自分と地続きであることが実感できる? 人がカルチャーやアートに救われるのは、それを通じて自分自身のコミュニティを見つけることが出来たとき? 『令和元年のテロリズム』で取り上げた犯罪者たちはそれを見つけることが出来なかった? 日本にはインヴィジブルなコミュニティという感覚が希薄? コミュニティでの繋がりは暖かさでもあり、しがらみでもある? ギャルにインヴィジブルなコミュニティをオファーしていたのは浜崎あゆみ(https://spoti.fi/3x6Kk1Z )や加藤ミリヤ(https://spoti.fi/2Snue5h )? ザ・クラッシュの音楽や『宇宙大作戦/スタートレック』(https://bit.ly/34RjluL )がなければ、ホスト田中は間違いなく犯罪者になっていた?――以下は参考資料です。ザ・クラッシュ“ロンゲム・ボヨ”(https://spoti.fi/3eEW0Tg )、同じく“アイ・フォウト・ザ・ロウ”(https://spoti.fi/2Qco07a )、同じく“ポリス・オン・マイ・バック”(https://spoti.fi/3bp9ccJ )、デッド・ケネディーズ(https://spoti.fi/3w2kn38 )、アル・パチーノ(https://bit.ly/3hjDvW8 )、フランシス・フォード・コッポラ1972年映画『ゴッドファザー』(https://bit.ly/2SBEWBH )、ブルース・リー(https://bit.ly/3hmJOIt )、ローウ・ウェイ1972年映画『ドラゴン怒りの鉄拳』(https://bit.ly/3bmTKxT )、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ『マーダー・バラッズ』(https://spoti.fi/3og99FA )、同じく『テンダー・プレイ』(https://spoti.fi/3bpJyof )、デ・ラ・ソウル(https://spoti.fi/3hAnStJ )、ビートルズ『ライヴ・アット・ザ・BBC』(https://spoti.fi/33CpJ99 )、リチャード・カーティス2009年映画『パイレーツ・ロック』(https://bit.ly/3obiD4R )、『大豆田とわ子と三人の元夫』(https://bit.ly/2Qgynac )、矢沢永吉(https://spoti.fi/3uLDEFw )、坂元裕二脚本『それでも、生きていく』(https://bit.ly/2L8kmsw )、ECD『失点・イン・ザ・パーク』(https://bit.ly/3hkeOJ1 )、加藤ミリヤ“新約ディアロンリーガール feat. ECD”(https://spoti.fi/3yOHujS )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 10

1 hr 11 min

この2021年だからこそ改めて今絶対に観て欲しい映画――それが今回エピソードの主なモチーフになっている、スペインの作家ビクトル・エリセが73年に撮った長編処女作映画『ミツバチのささやき』(https://bit.ly/3eleA2A )です。作品の長さはたった99分。宮崎駿1988年映画『となりのトトロ』(https://bit.ly/3c7Mx5n )のインスピレーションにもなったこの映画の画面に、99分の間向き合うことは間違いなく絶対に忘れられない特別な体験になるはずです。もし仮に2020年代の文化的トレンドが、すべてが高速で変化し、何もかもが説明的で、デジタル8K時代がゆえの高解像度の鮮明さに向かっているとすれば、この『ミツバチのささやき』はすべてがその真逆にある作品。大方がフィクスのまま大して動きもしないキャメラ、長めのカット、ひたすら淡々と進んでいく時間。そんな風に健やかにゆっくりと流れる時間の中で、第二次大戦の契機ともなったスペイン内戦後の「独裁政権が支配するカスティーリャ地方の小さな町」という舞台はもとより、登場人物たちの背景や心情を取り立てて説明することなく、悲劇の痕跡やシンボル、その悲劇のさらなるアフターマス、主人公の少女アナの表情に浮かび上がるかけがえのない煌めき、蒸気機関車と自転車が併走する胸が空くような動き、アナログ・フィルムでしか再現すこことの出来ない光の曖昧さをキャプチャーすることで、今の時代にも通ずる不安や恐怖、閉塞感を浮かびあがらせながら、最終的にはそこからの解放を示唆する99分間。映画青年だった10代の終わりにこの映画を発見したROTH BART BARONのフロントマン三船雅也と共に、今回の4連続エピソードの最終回としたいと思います。オーディエンスの皆さん誰もが「この映画もROTH BART BARON(https://spoti.fi/3toi099 )の音楽そのものだ!」と思っていただけるはず。「今この瞬間に何が面白いのか? その向こう側にどんな時代背景があるのか?」を紐解いていくことが信条の当ポッドキャストですが、現在は過去の集積、あるいは、未来と過去の交錯点が今。現在進行形のROTH BART BARONの音楽と、この73年の映画、そして、皆さんが暮らす2021年の世界とが分かち難く交錯している瞬間をぜひ感じ取っていただければと思います。そんなこんなで、今回の「超・雑談」もまた、いくつもの文脈を浮かび上がらせていくのです――ダニエル・シュミット(https://bit.ly/3b6XEL9 )、ヴィム・ヴェンダース(https://bit.ly/3vJoot0 )、ビクトル・エリセ(https://bit.ly/3b8pjvb )、クリント・イーストウッド(https://bit.ly/3h3ocAD )のことを指す「73年の世代」って? 85年の日本公開時、『ミツバチのささやき』は首都圏人文系の大学生や高校生の間で大流行した? 『ミツバチのささやき』は6歳の少女の成長物語? と同時に、スペイン内戦の傷跡と、その後の独裁政権による抑圧を描いている? 当時起こっていたことと、今、香港や新疆ウイグル自治区、ジョージアやミャンマーで起こっていることは大して変わらない? 『ミツバチのささやき』は政治的なメッセージ性を敢えて前面には押し出さず、緊張感が持続する美しい映像で描き切るところがすごい? アナのお父さんのセリフ――「ハチは組織を形成して、その中から出られないんだ」というのは強烈な皮肉? ビクトル・エリセは頭に浮かんでしまったヴィジョンを克明に再現したいタイプの監督? その点ではウェス・アンダーソン(https://bit.ly/33mC7cY )とも近い? 小津安二郎(https://bit.ly/3uceVcR )っぽい精密さがある? 『ミツバチのささやき』の画面の美しさは4Kレストアすることが不可能? 『ミツバチのささやき』と1983年映画『エル・スール』(https://bit.ly/2StKSjs )というビクトル・エリセ二作品にはどちらも「男性/父親による支配」という構図がある? 『ミツバチのささやき』公開当時、相米慎二(https://bit.ly/3eWKjpY )は日本映画界の大スターだった? 『ミツバチのささやき』は娘の父親に対する執着からの解放、『エル・スール』の方は執着がさらなる執着につながることがテーマ? 『となりのトトロ』では、メイは死んでいる? 『ミツバチのささやき』をもっとポップにしたのが『スタンド・バイ・ミー』(https://bit.ly/3nSF52i )? 『ミツバチのささやき』の主人公アナは、いろんな「当たり前」が受け入れられず、この社会では生き難い存在? 重要なのは歴史に名を残すことではなく、次の世代にバトンを渡すこと? だからこそ、スター・ウォーズ・サーガでは映画『ローグ・ワン』(https://bit.ly/3pcEo4z )がベスト? 野木亜紀子脚本TVシリーズ『逃げるは恥だが役に立つ』(https://bit.ly/34IsYgX )最終回をリアルタイムで見るため、ホスト田中はROTHのライヴを途中で帰った?――以下は参考資料です。ビクトル・エリセ1992年映画『マルメロの陽光』(https://bit.ly/2RvqdLq )、ヴィム・ヴェンダース1973年映画『都会のアリス』(https://bit.ly/3uraqeX )、ジョン・フォード(https://bit.ly/3xTnQCA )、蓮實重彦(https://bit.ly/32JNJHJ )、1983年映画『ションベン・ライダー』(https://bit.ly/2Sx6yew )、1985年映画『台風クラブ』(https://bit.ly/2RtpEBR )。では、今回も台本なしのフリートークがゆえの事故や逸脱、情報や意味の隙間からこぼれ落ちるヴァイブスやエモーション込みで「奇妙で特別な時間」を楽しんで下さい。 Learn more about your ad choices. Visit podcastchoices.com/adchoices

Jun 3

1 hr 16 min